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今月の樹木 2021年3月 ヒメヤシャブシ

菅さん提供


 ヒメヤシャブシ (姫夜叉五倍子 落葉小高木 カバノキ科) 

                                  花期3~4月 果期10~11月                              

 3月の半ばを過ぎると暖かさに目覚めた草木が花を開き始めてきます。ハゲシバリとも言われるヒメヤシャブシもその一つです。花と言っても風媒花なので鮮やかな花びらもなければ香りもありませんが、枝の先々に長さ4~6㎝ほどの黄褐色の雄花が多数集まった雄花序が垂れ下がっているのでよく目につきます。雌花序は雄花序の下方につき、雄花序と比べるとかなり小さいうえに淡緑色で目立ません。

 よく似た仲間で高木にもなるヤシャブシの雌花序が立ち上がるのに対してこちらは下垂します。葉が大きめのオオバヤシャブシはヒメヤシャブシとは対照的に雌花序が枝の上方に付いて斜上し、雄花序は雌花序の下方に下垂するのでヒメヤシャブシとの区別は容易です。
 果期には楕円形の松ぼっくりに似た長さ1.5cm~2㎝ほどの球果が複数個まとまって吊り下がり、翼の付いた2~3mmほどの種子が飛散した後でも長く残り、翌年の花の季節にも見ることができます。

 ヤシャブシの名は球果の表面のごつごつした様子を夜叉に見立て、煮出して採った液をヌルデから採れる五倍子(ふし)の代用としてお歯黒に使ったということから夜叉五倍子となったとか。
 ヒメヤシャブシの樹肌はヤシャブシやオオバヤシャブシが成長してくると樹皮が鱗状にはがれてくるのに対してなめらかで、葉や雄花序も細身で枝もしなやか。そのため木姿からは荒ぶる夜叉のイメージとは違って華奢(きゃしゃ)な感じを受けます。そのようなところから姫と名付けられたものでしょう。

 ヤシャブシの仲間は裸地や崩壊した崖などの痩せ地でも旺盛に生育できる能力を持った樹木です。その秘密は根にできる根粒に共生する放線菌の力で空中の窒素を取り込むことによって成長が促進されることによるものです。
 ハゲシバリは漢字では「禿縛り」で、貧栄養の禿山の緑化に適していることから治山目的で植栽されてきた歴史があります。
 かわいい球果が長い期間見られ、大木にもならないので庭木に向いているように思えますが、他のカバノキ科の樹木同様に花粉症を誘発することが知られていますので、庭木としての利用は避けたほうが良さそうです。

花

球果のアップ


枝先に残る球果





2021年3月 7日(日) 臨時作業

 参加者 15名

 少し焦ってきました。

 今後の予定を考えるととても無理?と思える内容です。兎にも角にも今日は何としても植樹予定地を空にしないと14日に鹿ネットを張ることが出来ません。

今後の予定

 3月14日(日)鹿ネット張り

 3月21日(日)植樹

今日の活動

 伐採木引揚げを前回に引き続き実施しています。残っていたコナラ(4本)の伐採も終わり今日で伐採完了です。作業道に伐採木は引揚げ、植樹予定地は空になり後はネットを張ってクヌギの植樹となりました。

 正面の空き地が今回伐採したところで、一辺25m程度周囲100mです。今日は手前へウインチで運び上げるのと向かい側の作業道へ引っ張りだこで引き揚げる作業を同時進行でしています。 

向かい側の引っ張りだこで順調に引き上げています。

手前の方のウインチで引き揚げたコナラです。
こちらの方では、21日の植樹用に土留め用の横木に竹を割っています。竹は土留め用の横木だけでなく、添え木も作っています。

竹を約40㎝で切って割っています。

運搬車の故障です。エンジンからのプリーは回っています。そのプリーからベルトで力を伝えるのですが、そのベルトが長年の使用で伸びているものと判断して、ベルトを交換していますが、ベルトが2本あり、奥側のベルトの交換が難しく次回に作業をします。













2021年2月21日(日) 臨時作業


 参加者 12名

 前回に引き続き伐採木の引揚げが続いています。予定通りには進んでいません。

植樹予定日の3月21日(日)に鹿ネットを2月7日(日)に張る予定が遅れそうです。

今後の予定

 2月28日(日)伐採&伐採木引揚げ

 3月 7日(日)    〃

 3月14日(日)鹿ネット張り

 3月21日(日)植樹

今日の活動

 伐採木引揚げを前回に引き続き実施しています。まだコナラを4本伐採が必要です。

 運搬車の作動がおかしくベルト(プーリーから力を伝えるベルト)が長年の使用で伸びていて取り替える事にしました。しかし、今一度調整をして使用する事にしました。)


同じくエンジンオイルも交換しました。下記の画像は廃油を吸収して他すためのものです。オイルは0.6Lを2021年2月21日交換しました。

伐採木の引揚げですが、一本松の上部(5m)に滑車をつけて引揚げい本松の下に降ろしています。前回の運んだ伐採木で一杯になっており前回の分を前に移動してから口の作業にかかります。)


助成金で購入したベストに「ひょうご環境保全活動助成金」をプリントしなさいとの指示で左胸の名前の刺繍の上部にプリントしました。







今月の樹木 2021年2月 ネジキ

 菅さん提供


ネジキ  (捩木 落葉小高木 ツツジ科) 

                                       花期5~6月 果期9~10月                              

春にはまだほど遠い二月に入ってすぐの落葉樹の林に分け入ってみました。足元からはサクサクと落ち葉を踏みしだく小気味よい音が聞こえてきます。木々の枝先に花を見ることはできませんが、寒さの中で春を待ち望んでいる樹木の表情は意外と多彩です。
 冬芽もその一つです。冬芽は寒さや乾燥などから自身を守るため葉が変形した芽(が)鱗(りん)で覆われたものを多く目にしますが、中にはクサギやムラサキシキブのように芽鱗を持たずに小さい葉が縮こまった形で冬を越す辛抱強い樹木もあります。
 地中から出てきた筍のように幾重もの芽鱗で覆われた冬芽を持ったケヤキやコナラ、芽鱗に細かい毛が密生してふさふさの毛皮をまとったようなタムシバの冬芽などと芽鱗の形状も樹木ごとに特徴があります。
 日本三大美芽といわれる中の一つのネジキの冬芽にも出会うことができました。一年枝に残る落葉痕のすぐ上に、赤い二つの芽鱗が合わさったとんがり帽子のような形の冬芽があります。この時期の冬芽の付いた一年枝は美しい赤褐色を呈していて、生け花にもつかわれるというのも納得です。
 落葉痕とその中にある維管束痕の形状も樹木ごとに異なります。冬芽や落葉痕の観察には童心に帰って想像をたくましくすると色々なものに見えてきます。猿や羊などの動物の顔に見えるもの、土偶や妖怪に見えるもの、果ては宇宙人に見えるものまでも。ネジキの冬芽を眺めていると赤い帽子の小人さんに見えてきました。
 ネジキの名は幹がねじれることから名づけられたものです。ある程度成長したネジキは表皮に縦長の溝が現れ、その溝がねじれて見えるので多くの木立の中にあっても他の樹木と容易に見分けることができます。
 初夏には横に伸びた花序軸に、スズランに似た壷型の純白の花を一列に吊り下げます。花後の果実はケシ粒のような微小な種子を効率よく散布するため上向きになりますが、花序軸全体が幹と同じようにねじれて上向きになるのではなく、花軸の一つひとつが上向きになるようです。
 一列に並んだ果実の様子が何かに似ていると思案していたところ、中学の教科書で見た空也上人が「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えると、口から六体の阿弥陀仏が現れたという伝承を現した京都六波羅蜜寺に残る立像に思い至りました。 
 冬枯れの樹木でも目の付け所を変えてみると、この時期ならではの表情を見せてくれたり、空想の世界へと誘(いざな)ってくれたり、思いがけない記憶がよみがえったりと、面白い発見や楽しみと出会うことができます。

冬芽


花


樹皮


果実



2021年2月14日(日) 臨時作業

 参加者 7名

 快晴に恵まれ気温はぐんぐん登りました。少し運動をすると汗が出てきます。

 前回の作業の続きで伐採木の引揚げです。ウインチのワイヤーを出来るだけ地に這わせて(ウインチに機械が浮き上がる為)前の松の根元にワイヤーを掛け5m程度上にワイヤーを括りつけ下の伐採木を引き上げます。


引き揚げた伐採木の木口(断面)を見ると黒ずんでいます。これはカシノナガキクイムシにやられた証拠です。この木に中には幼虫がいると思われます。この木を薪にする事により幼虫は這い出てきて94%は死滅します。ナラ枯れが広がる防止にもなっています。

運搬車の駆動がおかしいので、プーリーとベルトの具合を点検しました。やはり長年使いこんでいるので、ベルトが伸びた状態です。交換が必要と判断してベルトを発注しました。

ブナの苗木を植えて数年経ちますが、いつの間にか横に馬酔木が大きくなってその影にブナが入っていましたので馬酔木を切りました。後の2本は大丈夫です。

榾木の捨てる場所を決めて捨てています。そこにカブトムシが卵を産んで幼虫が育たないかと思っていましたが、何も柵をいないでそのままですとイノシシがひっくり返し、バラバラになったので、単管とネットで囲いましたが、コーナーの部分で少し狭くなっており一部取り外して道を広げました。


2021年2月11日(木・祝) 臨時作業

 参加者 13名

今日の作業

 伐採木引揚げ(前回ウインチで引き揚げたが、今回その運転できる方が欠席で、「引っ張りだこ」で引き揚げたが、まだまだ力があり使えそうです。

 薪割り&薪の括り

 ウリハダカエデ植樹分の鹿の食害防止(全部で40本の内実施分が30本で、残りの10本を実施)

点検が必要な器具類

 チェンソーの刃取り換えが必要

 運搬車(ギアがかみ合わないのかエンジンは掛かるが動かない)

引っ張りだこで伐採木を引き上げていますが見えないですね。

伐採跡地を下刈りと植樹予定地(25m×25mで印しを付けました。2.5m間隔の植樹で81本の予定です。)

出合いの妙桜横の埋め戻しが完了し、階段も綺麗に整備しました。

出合いの妙桜のデッキ部分の下。大きく抉られた溝が修復され根っこも埋まりました。

上部のまだ整備が終わっていない部分。


前回運び込んだ伐採木を割って乾燥小屋に運び込んでいます。







2021年2月7日(日) 臨時作業

 参加者 11名

活動内容

植樹予定地の伐採と伐採木引揚げ

 残っているコナラの大木の伐採。


引揚げの道筋に邪魔になる木を伐採。

粗方伐採が済んだので、木を引き上げる準備にかかりました。今までは「引っ張りだこ」で
引き揚げていましたが、今回はウインチで引き揚げます。

今回の伐採木の引揚げはウインチでしました。この松の高い位置に滑車を取り付け、上から下にロープをはいいています。持ち上げた木を鳶で引っ掛け道路に落とします。慣れるまで少し時間がかかりました。は

このように伐採木を吊り上げ、道に落としています。今日は10程度引き上げました。

薪にするように40㎝に玉切りして運搬車で薪割り機の倉庫前まで運び込んで今日の業務を終了しました。





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