川西里山クラブ
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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2026年 3月以降 予定表
2026年3月19日 アカネの育成取り組み(他に希少種ヒオウギ、カワラナデシコ?、ムラサキ、ヒゴタイ)
🌿 全国的にアカネが減少している理由
アカネは環境省のレッドリストで個別に絶滅危惧指定はされていませんが、多くの都府県で準絶滅危惧(NT)〜絶滅危惧II類(VU)に指定されており、全国的に減少傾向が明確です。
私たちの以前の活動地『妙見の森』には、このアカネが繁殖していました。2023年12月4日に妙見ケーブルが廃止され以降妙見の森は封鎖されました。
アカネが全国的に減少している原因は
減少の主な要因は次のとおりです。
里山管理の放棄で林縁が暗くなる
草刈りの機械化でつる植物が排除されやすい
外来植物の侵入で生育場所が奪われる
小規模な生育地が点在し、消失しやすい
種子の発芽率が低く、回復力が弱い
つまり、アカネは「環境が少し変わるだけで消えてしまうタイプの植物」です。
妙見の森も人が来なくなり林縁部分の下刈りも行われなくなるとアカネも
アカネは本来、「明るい林縁・草地・藪の境界」 という、里山管理が行われてこそ維持される環境に生きています。
放置されると:
林縁が暗くなる
下草が伸びすぎる
つる植物が絡む相手(低木)が減る
外来植物が優占する
この結果、数年単位で局所的に消失することが多い植物です。
この様な状況下で、アカネの保護は私たちの活動の目的に添った活動であると判断して山上で採取して、今回の活動地の林縁部分で育成を試みることになりました。(5月~6月苗木の採取。11月種の採取)
(アカネの果実と種子) ⇦ アカネの葉(ハート形で4枚の輪生&茎が四角で棘がある特徴を見て下さい。採取のために❣)
この関係で服部先生に相談しましたら是非進めるようにとの助言もあり、また他にも育成してはと猪名川産の「ヒオウギ」と「カワラナデシコ」の種を頂きました。この種は一晩水に浸して3月19日に植えました。
他にも2012年宮崎産のヒゴタイと2007年鹿児島産ムラサキを合わせて種を頂きましたが、こちらの種は冷蔵庫で1カ月保管してから種まきをしたいと思っています。(冷蔵庫で保管中4月20に取り出して種まきの予定)
プランターの上の鉢はヒオウギ。下の鉢はカワラナデシコ。(軒下の雨が直接当たらない場所に置く)
右がムラサキ、左がヒゴタイ。キッチンペーパーで挟み軽く湿りを与える。
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種類 |
浸水 |
低温湿潤処理 |
播き方 |
発芽の難易度 |
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ヒオウギ |
◎ 有効 |
不要 |
普通に播く |
中 |
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カワラナデシコ |
× 不要 |
不要 |
薄く覆土 |
易 |
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ムラサキ |
× 不要 |
◎ 必須(1〜2か月) |
表面播き |
難 |
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ヒゴタイ |
× 不要 |
○ 推奨(1か月) |
薄く覆土 |
中〜やや難 |
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注)ヒオウギは6~12時間浸水させて蒔く。他の3種は蒔く前に浸水しない。 |
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ムラサキ&ヒゴタイは冷蔵庫での低温湿潤処理(1〜2か月ですが1カ月) キッチンペーパーを軽く湿らせて包んでチャック袋に入れて野菜室へ。 ヒゴタイは光が少し入る方が発芽しやすのごく軽く土を被せたい。 | ||||||
2026年 3月15日(日) 例会
参加者 15名
今日の作業
作業予定は鹿防止ネット張り、クヌギの団栗を植える、クヌギの植樹との事で久しぶりにフル活 動になりました。
作業結果は
①鹿ネット張り:50ⅿ張り終える。残り50ⅿ
②クヌギの団栗の種植え:10列に各50個植える。合計500個種植え完了
③クヌギの植樹:40本植え付ける。前回と合わせて合計60本残り20本次回例会で実施
④正面の上り坂が急傾斜のため階段度設置した。
今日の打ち合わせで
①アカネの栽培:絶滅危惧所のアカネを採取(旧妙見リフト乗り場のネット内にアカネがあった
ので、夏に掘り出し、鉢植えで育てて種を採取して、植樹地に撒いて数を増やして、染色のプ
ログラムに発展させる。
②ヒオウギも種:種をまいて育てる。
鹿防止ネット張りの様子(50ⅿ張り終えました。残り半分残っています。)
2026年 3月 1日 例会
参加者 9名
今日は1カ月ぶりの開催で、いろいろな打ち合わせがありました。
1)活動地の名前を付ける。
候補として:黒川たきだにの森
2)牧の台小学校の「里山体験学習」の報告
3)椎茸づくり
これから木を伐採するには、少し遅すぎる(春になりクヌギは水を上げ始めている)との事で今シーズンは見送する今年決定された。
4)
新活動地の名称を付ける(「黒川くちたきの森」)
今月の樹木 2026年 2月
提供 菅さん
ヤマハゼ(山櫨 落葉小高木 雌雄異株 ウルシ科)
花期5~6月 果期10~11月
樹木の種類を見きわめる同定は里山を維持管理する上では大切な作業の一つです。同定には葉の形状で識別するのがもっとも一般的で確実な方法で、常緑樹であれば季節を問わずいつでも可能ですが、落葉樹を葉のない冬場に同定するのはなかなか困難です。落ち葉を探すのも一つの方法ですが、樹木が込み合っている所ではどれがどれやら判断に迷います。ウリハダカエデやアベマキなどは特徴的な樹皮で判断できますが、そのような顕著な樹皮を持つ樹木は限られています。そこで役立つのが冬芽と落葉後に枝に残る葉の跡の葉痕です。
冬の落葉樹は冬芽と葉痕がセットで観察できます。それぞれ樹種によって特徴が異なり、冬芽では寒さや乾燥から内部の未熟な葉や花を守る鱗状の芽鱗で覆われたものが多く、クヌギやコナラが代表例です。葉痕は丸型やハート型、三日月型などの形の違いのほか、その中の斑点状の維管束痕の数や並び方、冬芽との位置関係で樹種を見分けます。オニグルミの葉痕は羊や猿の顔に見え、ネジキの葉痕は冬芽と合わせて童話の小人のように見えます。ヤマハゼの冬芽は芽鱗を持たない裸芽と言われるもので、幼い葉がむき出しになっています。その代わり褐色の長毛が密生していて、寒さや乾燥から芽を守る役割を果たしています。
ウルシ科なのでうかつには触れない樹木ですが、昔から生活の中に取り入られてきました。樹液は漆器に使われるウルシの樹液のような使いかたはされないようですが、かつてはハゼノキが広く普及するまでは果実から採れる木蝋が和ろうそくの原料だったようです。鮮やかな黄色の心材は染色に用いられ、黄櫨染(こうろぜん)と呼ばれる赤みのある褐色に染められた衣装は位の高い人しか着用が許されない禁色(きんじき)とされ、今でも天皇陛下が重要な儀式のときには着用されます。
秋にはヤマウルシと同様に他に先駆けて紅葉し始め、秋の山歩きの楽しみの一つです。ところでこの冬芽の写真、上下逆にして見ると、まつ毛の長いラクダの顔に見えてきませんか?
(冬芽)
(果実と紅葉)
入会申し込み
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