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今月の樹木 (2026年10月) 

 菅さん提供


ナラガシワ(楢柏 落葉高木 ブナ科)                                        

                                 花期4月果期10月            

 カシワの木は日本全国に広く分布していて、その大部分は北海道や東北地方などに集中しているそうです。実際に関西の山で見かけることはまずありません。その主な理由はカシワは成長が比較的遅い特徴があり、関西のような温暖な地域では、コナラ、クヌギ、アラカシといった他のどんぐりの木や常緑樹の成長スピードに負けてしまい自生しにくいとされています。

 端午の節句の行事食と言えば柏餅が一般的ですが、カシワの葉が手に入りやすかった関東に対して関西ではちまきの食文化が発達したようです。

 柏餅の起源については、カシワは新芽が出るまで古い葉を落とさないことに掛けて子孫繁栄の縁起物として、江戸時代中期の江戸が発祥の地とされています。関西地方や中国・四国地方ではカシワの葉によく似たナラガシワの葉を柏餅に使うこともあるようです。大名の参勤交代を通じて柏餅が食文化として地方にもたらされたものかもしれませんね。

 かつての日本では広い葉を持つ植物を総称してかしわと呼び、食物を盛ったり包んだりするために使っていたそうで、今でもアカメガシワやコノテガシワの名称が残っています。

 植物生態学者の服部保教授の川西市畦野一帯の自然や里山、歴史的背景をテーマに執筆された畝野物語によると、飛鳥から江戸時代まではナラガシワがカシワの代表であり、単にカシワというとナラガシワを指したものが、近代の植物分類学者が今でいうカシワにその名前を与えてしまったと言うことです。

 古代において、ナラガシワの葉を数枚丸く並べ、竹ひごで綴ってお皿状にしたものを葉盤(ひらで)と言い、食物を盛るのにれましたが単なる食器ではなく、神事や祭祀の際に用いる神聖なものとして扱われたそうです。平安時代には毎年何十万枚ものナラガシワの葉が摂津、丹波、播磨、山城などの近隣諸国から祭りごとを執り行う京へと送られていたと同物語にあります。

 ちまきは一般的に笹の葉を使いますが、北摂里山地域の一部では全国的にも稀なナラガシワの葉で包む作り方が伝承されています。柏餅を思わせるほのかな香りのちまきとのこと。

 ナラガシワの名は葉がカシワとコナラやミズナラなどとの中間みたいな形から名付けられたもののようです。カシワに名を譲り、ナラともカシワともどっちつかずの名を与えられたナラガシワは損な役回りの樹木なのかもしれません。

 ドングリはクヌギのものと大きさはほぼ同じですがやや細長くなるものが多いようです。






 

 

 

 

2026年11月以降 予定表

 2026年



11月 1日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合

11月11日(水)臨時 黒川里山センター11:30集合 里山体験学習(加茂小)

11月15日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合

11月22日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合
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2026年

12月 6日(日)
例会 黒川駅倉庫 9:00集合

12月20日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合

12月27日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合

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2027年


 1月 3日(日)
例会 黒川駅倉庫 9:00集合

 1月17日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合

 1月24日(日)例会 黒川駅倉庫 9:00集合

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リンク~

川西里山クラブホームページ(HP一新のため準備中)
 https://www.hitosato.com/kawanishi_satoyama_club/(このリンクは中止になりました)

川西市HPに掲載

兵庫県森林ボランティア団体連絡協議会

動画



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今までの活動履歴について(Blogの掲載が途中で変更しています。)

 2005年10月から2020年3月まで (https://str1685.exblog.jp/)

 2020年  4月以降       (https://www.blogger.com/)


2026年10月 活動実績

 

2026年




10月 1日(木)臨時 黒川里山センター (午後からサポータ会の応援)

10月 2日(金)臨時 黒川里山センター (午後からサポータ会の応援)

10月 4日(日)例会 参加者 10名

10月14日(水)臨時 参加者 36名(会員6名、教師1名、生徒29名)牧の台小

10月18日(日)例会 参加者  7名

10月22日(木)臨時 参加者129名(会員10名生徒119名)

10月25日(日)例会 雨天のため中止



2026年10月22日(木)臨時 里山体験学習

 参加者129名(会員10名、生徒119名)


 明峰総学校の「里山体験学習」を実施。午前中は里山体験サポータ会の里山体験学習で、午後からは私たちの実施で①木工クラフト②炭窯見学を2班に分かれて実施しました。

 

 生徒さんたちがバス3台でやってきました。里山センターの前の広場で集合です。


サポータ会の会長から開講の挨拶を兼ねて設枚が始まりました。

今日のタイムスケジュールと諸注意事項(特に秋は蜂の攻撃が強くなるので黒い服装や頭は帽子でおおうように)がありました。

 撮影ができていませんでした。




2026年10月18日(日)例会

 参加者 7名

 先に実施した「環境体験学習」(牧小)の反省会を各担当から述べてもらった。

 


 特に問題点もなく無事終了した。しかし竹とんぼで羽の角を取らないうちに飛ばし、軽いかすり傷を負った生徒がおり担当教師に報告したが、特に問題にならなかった。

 その後次の里山体験学習用の材料づくり(木の輪切り、小枝を適当な長さに切りそろえるなどと
山に材料集め)
 植樹地の状態確認(アカネ、カワラナデシコ、ヒオウギ、ムラサキ、ヒゴタイなど全滅のようです)

鹿ネットの一部が破損しており修理をした。
 支柱が倒れ掛かりネットが捲れあがった状態です。

支柱を立て直しネットも裾までしっかりと張って直した。








2026年10月14日 臨時 (里山環境学習)

 参加者 36名(会員6名、生徒29名、教師1名)

 竹を使った工作を実施しました。

 実施に先立ち会長から日本の竹について下記の話がありました。


竹の工作はA~Eグループまで5班に分かれて実施となりました。

A竹の箸4人 Bバランストンボ4人 C 竹とんぼ5人 D 竹の花瓶8人 Eストラップ8人  




子どもたちは楽しみながら竹工作に取り組み、夢中になって作品づくりが出来たと思います。



 








2026年10月 4日 例会

 参加者 10名

 曇りがちの天気で、いつ降り出してもおかしくない空模様です。よって基地(旧能勢電ケーブル駅黒川倉庫)で小学生の「里山体験学習」の材料を用意しました1、2日の里山サポータ会の応援で特に木の輪切りの在庫がほとんどなくなっています。14日の牧の台小学校の竹を使った作品の切り出しも実施しました。


2026年 9月 活動実績

  2026年



9月 6日(日)例会 参加者 6名

9月20日(日)例会 参加者 9名

9月27日(日)例会 参加者 6名

今月の樹木 (2026年 9月)

 菅さん提供


クズ(葛 つる性木本 マメ科)                                        

                          花期8~9月果期11~12月            

 クズの細いツルが樹木に絡まっている様子はいかにも草、一方年を経たものは地際から黒くごつごつした10cm以上もあろうかと思われる太い茎を伸ばし、その姿を見るともはや樹木。実際に図鑑や文献によってつる性多年生草本とされることもあれば、つる性木本とされることもあります。

 ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、オミナエシと並んで秋の七草の一つとして謳われるのがクズ。秋の七草は奈良時代の歌人である山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集で詠んだ2首の和歌が由来となっているという。

 春の七草は口にするもので、秋の七草は目で楽しむものと昔からよく言われていますが、山上憶良がこれらの花を取り上げて詠んだときの心境はどんなものだったでしょう。官僚として政治や行政に携わっていた当時、諸々の煩わしさから離れて秋の野に咲く花を季節の移ろいを感じながら慈しむように愛でたのではないでしょうか。

 そんな花の一つのクズが今では爆発的に繁茂して社会問題になっているとは、天上の山上憶良が知ったらさぞびっくりすることでしょう。

 かつて農耕で牛馬を飼育していた時代には刈り取って持ち帰り牛馬の飼料とされ、山ではツルを薪の結束に用いるなど、昭和の半ば頃までは田舎では普通に見られる光景でした。古くには茎の繊維から布を織って日常に使わていたようです。このように人間の管理下で活用されていましたが、現代になって利用価値が減り、放置されたことで厄介者へと変貌してしまいました。日本から北米に渡ったクズが、そのあまりの繁殖力の強さにグリーンスネイクと恐れられ、駆除の対象になっているそうです。

 繁茂するクズの問題とは、その旺盛な繁殖力で樹木などの他の植物に覆いかぶさり、日光を完全に遮断します。そのため他の植物は光合成ができずに枯死してしまい生物多様性が損なわれます。近年人里に出没する熊にとっては格好の隠れ家ともなっています。

 愛でる対象から忌み嫌われる存在となってしまった感のあるクズですが、高級和菓子に使われる葛粉はサツマイモなどから作られる葛粉とは別格扱いで本葛と呼ばれる高級品です。

 本葛は手間暇の産物で、地中深くにある直径が10cmほどもあるゴボウを太くしたような根を掘り起こし、砕いてから水に何度もさらして澱粉を取り出す作業は骨の折れる仕事です。

 本葛の有名産地は奈良県吉野地方で、そこの国栖(くず)の地名が葛粉や植物自体のクズになったと言われています。

 厄介者ではあるものの赤紫の花は観賞価値は十分で良い香りもします。葛饅頭の一つでも手にして秋の野に出てクズを愛でるのもまた一興かも。







2026年 9月27日(日) 例会

 参加者 6名

 雨は降っていませんが、いつ降り出すか気のもむ天気です。よって今日は倉庫前の作業場で、里山体験学習の用意を実施しました。

 特に木の輪切りは不足しており、200枚以上は切り出しました。

網の上にのせているのは乾燥させるためです。(陰干しで乾燥させます。)
 小物の整理(リリアンなど小分けに) 竹細工用の竹の切り出しとその竹を用途別に容易にできるように小さく切り出しています。


 

 

2026年9月20日(日) 例会

 参加者 9名


 今後の活動予定

 里山体験学習、環境体験学習

 10月 1日(木)多田 小78名 午前里山散策後サポーター会の依頼を受けて午後の木工を実施

                     実施については当クラブのサポータ会に出席者で実施。

  〃  2日(金)川西北小96名              〃

  〃 14日(水)牧の台小39名 牧の台小学校10:30集合 10:50~12:30 

                     (当日の担当ごとに試作品を作成) 

  〃 22日(木)明峰 小119名 里山センター 11:30集合 

 里山整備

  昨年に引き続kき「黒川くちたきの森」の整備地区A地区の残りとB地区を整備し植樹に向け今年度中に仕上げたい。C地区は翌年度にに計画しています。

 活動地の黒川くちたきの森で小学生の「里山体験学習」の材料を運んできました。

環境体験学習の試作品づくりで竹の花瓶を作っています。
10月1と2日の里山体験学習の材料の点検と不足分の木の輪を切り出しています。


入会申し込み