参加者数 41名(会員 7名、関係者 5名、受講生29名)
当日は妙見口駅から服部先生の先導で(花折れ街道)~(里山林、社寺林を観察しながら)~(吉川八幡神社)~(台場クヌギ)~(炭窯跡)~(黒川大谷の台場クヌギ林)~(妙見山上ふれあい広場)を回って11:40到着
ここから私たちの担当で、桜谷を案内し団栗小舎へ行きます。団栗小舎では私たちの活動を紹介して次の目的地(山上のブナ林)を見学して帰る予定です。
予定時間より少し早めに到着です。山上駅から皆さん登ってきました。
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
参加者数 41名(会員 7名、関係者 5名、受講生29名)
当日は妙見口駅から服部先生の先導で(花折れ街道)~(里山林、社寺林を観察しながら)~(吉川八幡神社)~(台場クヌギ)~(炭窯跡)~(黒川大谷の台場クヌギ林)~(妙見山上ふれあい広場)を回って11:40到着
ここから私たちの担当で、桜谷を案内し団栗小舎へ行きます。団栗小舎では私たちの活動を紹介して次の目的地(山上のブナ林)を見学して帰る予定です。
予定時間より少し早めに到着です。山上駅から皆さん登ってきました。
提供:菅さん
ウリハダカエデ(瓜肌楓 落葉高木 雌雄異株 ムクロジ科)
花期5月 果期9~10月
樹木の肌の色は似たものが多い中で、特徴的な色合いをもつものがあります。その色から樹名になったもの
として、シラカンバ(白樺)やアカマツ(赤松)クロマツ(黒松)は代表的な例と言って良いでしょう。
樹肌の色が名前にはなっていなくても赤っぽいシャシャンボやリョウブ、黒っぽい樫の仲間は林の中でよく見かけられる樹木です。林内の薄暗い所では日陰を好む、緑の肌で低木のアオキ(青木)も目にすることができます。
若い枝が緑色の樹木はさほど珍しくありませんが、高木で樹幹まで緑色の樹木となると数えるほどしかなく、
その一つがウリハダカエデです。名の由来は、緑色に黒っぽい縦縞模様のある樹肌を、同じような色と模様の
ある瓜に例えたものです。
瓜に因んだ樹名の楓にはもう一つ、その名もずばりウリカエデ。樹肌の色と模様もウリハダカエデにそっく
りで、まさに瓜二つ。一日の山歩きで出会うこともあるこの二つは葉を見比べれば違いは一目瞭然ですが、と
もあれ見た目と名前がよく似ていてややこしいことこの上ありません。ただ、この特徴はどちらの楓も樹齢を
重ねると消えていき、他の樹木と区別が難しくなってきます。
日当たりの良い環境にあるウリハダカエデは、秋には鮮やかに紅葉して見事なことから庭木や公園樹として
植栽されることもあるようですが、葉は手のひら大かそれ以上で厚みもあるので、イロハモミジの繊細な紅葉
に比べると大味な感じは否めません。
観賞用だけではなく樹皮が丈夫なため、編んで籠にする実用的な用途もあるようです。樹液を厳寒期から早
春にかけて採取し煮詰めれば、甘いメイプルシロップになることでも知られています。
つい最近までウリハダカエデは鹿の不嗜好性植物と言われてきましたが、鹿の異常繁殖で採食植物の不足に
より食害されるようになってきました。鹿の食害は近年の自然災害増大の大きな要因で、所属団体の活動地で
も多くの植物が食い尽くされて裸地が広範囲に広がり、雨による土壌浸食で天然記念物のエドヒガンが危機に
さらされています。
このような状況のもと、団体ではウリハダカエデの多数の細根が土壌流出を抑える効果があることに着目し、
その効果を見極めるため幼木を植栽して実証試験を行っています。
首尾よくいけば紅葉も楽しめ、美味しいメイプルシロップも味わえると、数十年先のことながら今から皮算
用をしているところです。
参加者数 10名
作業予定項目
1)23日に臨時活動で植樹予定地の皆伐を予定しています。その前作業として伐採予定地の地縄張りをしておかないと当日の間に合いません。
2)前回植樹したウリハダカエデのシェルターを施していない木が9本残っています。
3)薪の需要が多く薪を束ねる作業と臨時作業で運び込んだ丸太の玉切り
次回皆伐予定地に地縄張りを施しました。前に突き出た尾根は50m程度(手前10m奥から30m程度利用)尾根の右斜面を20m降りた区画で周囲100mを用意しました。
参加者 14名(会員 11名、外部から 3名)
森林ボランティア活動団体でどこまで出来るのだろう。
大方の方が定年退職者で(企業で事務・営業などの仕事をされた方で、山仕事や土木工事の経験者は全くない集団で、あると言えば立木などをノコやチェンソーで倒す作業を講習会で受講しております。
学習面では植生遷移に絡んで、植物の種類や特性を学んで、なぜ森林整備が必要かを学んでいます。
今までしてきた保全作業は、①植生の変化に気付き常緑樹の伐採②大木になった薪炭林を若返らせるため伐採し、若木を植樹③前記作業のために作業道の設置などです。それらの作業を上手く利活用させるために④作業道を繋ぎ合わせ散策道の設定により一般市民へ里山の魅力を伝える。小学生に「里山体験学習」を開講⑤伐採木を利用してホダ木の作成や薪として利用。
しかし、里山の自然はそれだけでは済みません。①ナラ枯れの発生②鹿の増加による食害(特に最近は下草が無くなり、地肌が剥き出しになりそれに加えて地層(超丹波帯)に加えて、雨の降り方も最近は降ると豪雨になる率が多いと感じます。その結果谷に集まった雨水は地肌を削り、土石流となって流れる勢いです。
その結果天然記念物のエドヒガン「出会いの妙桜」の根元は無残な状態で、そのまま放置すると近いうちに流される可能性もあります。
これをボランティア団体で対応できるか問題です。勿論助成金を申請して対応すべきですが、助成金も満足に手当てできない、工事は山の中で業者も敬遠する。(現場に到着し仕事をするには機材を持ち込まないと出来ませんその為には、大型のトラックを搬入させたい。)
このような状況下で、とにかく谷底の土砂の流れを食い止めて「出会いの妙桜」を守る作業をどのようにするかで悪戦苦闘中です。
助成金の目途はついていますが、業者選定が出来ません(先方からお断りばかりで、滞っています。)であれば、自力で?と思っても人力では十分な工事は出来ないと・・・。半分あきらめの境地?
以上のような状況下で今日はウリハダカエデを6パターンで各5本ずつ合計30本植樹します。(長い目で見るとこれの植樹方法を決定して、植樹すると細かな根が地表を覆い地面をかっちりと守ってくれます。)
この植樹のテストを指導頂いているのは、兵庫県森林林業技術センターの研究員の方で今日は北県民局の阪神農林振興事務所 里山森林課からも来て頂きました。
山引き苗の引き抜きから実施ですが、団栗小舎の側に大きなウリハダカエデが2本あります。その実が落ちて2019年に鹿ネットを張ってクヌギを植樹した中にも沢山育っていますので、それを苗木として利用します。
団栗小舎の前のイチョウが黄葉して、落ち葉を落として綺麗です。
参加者 11名 例会 10名 北摂里山の日(Zoom)1名
例年ですと今日は「北摂里山まつり」の開催で皆さん一緒に集まって知明湖キャンプ場で開催しますが、新コロナウイルスの関係で大勢が集まる事を控えています。その関係で「ゆめほたる」を基地として、Zoomで発信する事に決まりました。
その関係で今日はふたてに分かれて、いつも通り団栗小舎の基地で作業と「ゆめほたる」のZoomの発信基地に出向いて与えられた時間当クラブの発信をします。
発信の内容は「里山の変化に気付こう!」と名付けて植生の変化に気付いて里山保全に努める事と、それ以外の変化①ナラ枯れ②鹿の食害により大きな災害が起きる可能性を発信し、私たちのようなボランティア活動を皆で進めるために北摂博物館連絡協議会の「里山大学」の受講を進め、身近な団体に加入して活動して頂くように発信しました。
団栗小舎での活動はスエーデントーチ作成と薪割りと薪の括りでした。
手前で薪割り、左奥はスエーデントーチ作成、右奥は大型の薪割り機で割る為に丸太を運んでいます。
今日の成果は薪の束120束、スエーデントーチは5個ですか?
リンク お問い合わせ 川西里山クラブHPへ 能勢電ケーブル時刻表 兵庫県森林ボランティア連絡協議会 (例会) 毎月第一水・日曜日と第三日曜日の月三回です。 予定表の文字 (予定は赤字で。 終了は青字で表示 コロナ感染防止のため12月~3月20日頃まで例会活...