令和6年(2024年)
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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今月の樹木 2024年8月
菅さん 提供
ヤマウコギ(山五加木
落葉低木 ウコギ科)
花期5月 果期7~8月
8月の山歩きで緑の葉の間にどんぐりで作ったコマを束ねたような面白い形の黒柴色の実をつけた樹木と出会いました。ウコギ科のヤマウコギです。
ウコギ科の植物には草本木本を問わず山菜として利用されるものが多くあります。草本で代表的なものと言えばスーパーなどの野菜売り場でも見られるウドでしょうか。朝鮮ニンジンもウコギ科ですが、こちらは食材というより薬用として古くから利用されています。木本ではタラノキの新芽であるタラの芽は春を代表する食材として必ずと言っていいほど春先にはあちこちの店頭で見られます。山菜の王様と呼ばれるタラノキに対して山菜の女王と言われるコシアブラもウコギ科で、そのほかにはタカノツメやハリギリの新芽も山菜として利用されます。
ウコギはウコギ科ウコギ属に分類される落葉低木の総称で新芽や若葉も山菜として食されますがウドやタラの芽ほどには一般的ではありません。ところが山形県の米沢辺りではお店の店頭に並ぶのはもちろんのこと、家屋の周囲に植えて垣根に仕立てられるほど庶民に親しまれているようです。
ウコギの葉には抗酸化作用で知られるポリフェノールをはじめ、 各種ビタミン、ミネラルも豊富に含まれているそうで、調理法は和えものやおひたし、天ぷら、ウコギ飯のほかにウコギ茶も愛飲されているとか。
米沢地方でこれほどまでに親しまれているのにはこの地方の時代背景があります。寒冷地で飢饉もたびたびあった山形県南部の米沢藩では時の藩主上杉鷹山公が救荒植物としてウコギの垣根を奨励したとされています。棘のあるウコギの垣根は防犯も兼ねてまさに一石二鳥というわけです。
名君の誉れ高い上杉鷹山公の肝いりのウコギが今も人々に愛されていることを思えば、ウコギは「山菜の殿様」と呼んでもいいように思います。なお、垣根に用いられるウコギは古くに中国から伝来されたとされるヒメウコギでヤマウコギの近縁種です。
ウコギの実を食べる話は聞きませんが果実酒には利用されるようです。黒柴色の実はいかにもポリフェノールたっぷりの色合いです。この夏は果実酒を仕込んで老化防止のある抗酸化作用のほどを試してみることにしましょうか。
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