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2022年12月25日日曜日

今月の樹木 2022年12月 ヤブニッケイ

 提供 菅さん


ヤブニッケイ (藪肉桂 常緑高木 クスノキ科) 

                             花期67月 果期1112

 山々の紅葉が一段と鮮やかさを増す時節に林の中などで小指の先ほどの黒っぽい光沢のある実を付けたヤブ   ニッケイに出会うことがあります。間近に実を見てみると黒く見えていたものが、わずかに青味を帯びた藍色ということが分かり、その美しさに感動することになります。クスノキ科の果物にアボカドがありますが、ヤブニッケイの熟す前の実は濃い緑色でアボカドを思わせる色あいです。アボカドの実の熟しきったものは黒っぽくなるので、ヤブニッケイの黒っぽくなった実も食べられるのではないかと生来の卑しさから口に入れてみたことがありますが、残念ながら食べられるようなものではありませんでした。

  クスノキ科の葉には基部辺りから3本の主脈がでる三行脈(さんこうみゃく)の形をしたものがいくつかありますが、ヤブニッケイにも同様に見られ、この(しゅ)を同定する際に役立ちます。葉を揉んで嗅いでみると芳香が感じられ、この香りはニッケイと同じシナモンの香りですが、ニッケイほどには香りが強くないところからあまり役に立たないという意味でヤブと付く名になったようです。それでもニッケイほどの強い香りではない優しいマイルドな香りを活かした用途も色々あるようです。

  煮込み料理の際に香りづけに使われる月桂樹(ローリエ)もクスノキ科ですが、それと同じような使い方がされることもあり、お風呂に入れて入浴剤代わりやお酒に漬け込んで香りを楽しむ使い方がされることもあるとか。

和のハーブとして通信販売を行っているところに意外な使い方が紹介されていました。そこではお米と一緒に炊いてヤブニッケイライスや炒め物のほかに、パンやクッキーに練り込んだり、バニラアイスのトッピングにもオススメとありました。

葉を蒸留して得られる希少精油には美容効果もあるとのことで、ここまで利用価値があればヤブの名は返上させてあげたくなりますね。





2022年12月10日土曜日

2022年12月10日(土) 臨時 オオムラサキの幼虫入手

  冬眠中のオオムラサクを入手しました。来年春まで私の庭でそっと置いて様子を見ていきます。飼育は虫かごにエノキの葉っぱを入れて、日の当たらない陰&雨水が入らないようにしています。

飼育かご


現在の幼虫


今日は春のような陽気で枯葉の中にタツナミソウの返り花を見ました。



2022年12月5日月曜日

2022年12月 活動予定表

活動予定の表示

(例会) 毎月第一水・日曜日と第三日曜日の月三回です。
予定の文字(赤字で表示)
終了の文字(青字で表示)

新型コロナウィルス感染症の予防のために 以下のことをよろしくお願い致します。
(1)参加前に検温をし、平熱であることを確認ください。 
(2)当日はマスクを着用して下さい。
(3)体調のわるい方は出席を控えてください。
(4)昼食時は、換気に配慮し、いわゆる「三密」を避けて下さい。

活動予定    

 12月04日(日)例会 出席者 7名
 12月18日(日)例会&納会
          川西公民館(14:00~16:00)納会は別会場へ移動
 12月25日(日)例会 

2022年12月4日(日) 例会

 参加者 12名

 今日でケーブルの運行は終わり、明日から冬期運休に入ります。

 冬期運休期間(12月5日から来年3月中旬)その期間で臨時運行は正月三ヶ日、2月11日(土・祝)になっています。下記のURLでご確認ください。

 妙見の森ケーブル|路線図・駅情報|鉄道情報|のせでん【能勢電鉄】 (hankyu.co.jp)

 この冬場の活動ですが、会員の皆さんもだんだん高齢化となり、また例年登山する通路も激しい雨水で、土砂の流出で登山の通路も荒れており通行が難しい状態で、登るのであれば通常の登山道(大堂越え)となり所要時間も1時間程度はかかります。

妙見山ハイキングの定番コース紹介|のせでんハイキング|おでかけ・沿線情報|のせでん【能勢電鉄】 (hankyu.co.jp) (参考までに登山道を見て下さい。私たちは今まで新滝道の途中から桜谷を目指して道なき道を上ります。今は山肌が崩れ通行は無理です。)

 このシーズンは自動車で山上まで上がり、地道で通行の無理なところから歩き作業とします。実施する作業は除伐(植樹した苗木の際の樹木の伐採)と伐採後1カ月伐採木を引き上げて、薪や榾木に利用する。

 今日の作業は

1)看板の再利用(遊歩道で放置されたままの看板があり、抜き取りサンダーで表面を磨き防腐剤を塗ってオオムラサキの看板の貼り付け代として利用。

2)集積した材の玉切り&薪割り。

3)薪の束ね

4)団栗小屋周辺の整理(廃材など一か所に集めて整理)

利用していない看板(パネルは何も貼っていなく引き抜くのが大変なのかそのまま放置された看板)を引き抜きました。横木が入っており引き抜くのが大変でした。


団栗小舎まで運び表面をサンダーがけをして防腐剤をむりました。下の部分は土の中にあったので湿った土が付着しており乾かしてから土を落とし防腐剤を塗布します。

運び込んだ材も相当あります。玉切り&薪割りをして乾燥小屋へ。薪の束に出来上がるまで相当手数がかかります。


いつも材を積んだままでしたが、すっきりとしました。


入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...