川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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2025年7月30日水曜日
今月の樹木 2025年7月
菅さん提供
マツグミ(松茱萸 常緑小低木 オオバヤドリギ科)
花期7~8月 果期5~6月
ヤドリギと言えば、葉を落とした冬枯れのサクラやケヤキの枝にぽつんと、あるいはぽつんぽつんと緑の丸い塊を見ることがあります。冬の風物詩ともいえるヤドリギは季語にもなっていて俳句や和歌に詠まれてきました。そのように慣れ親しまれてきたヤドリギの仲間でありながら、人目に触れず奇麗な花を咲かせるものにマツグミがあります。
ヤドリギは広い意味ではヤドリギ類 の全てを指して言う場合と、狭義には前述のように落葉広葉樹のみを宿主とする一種を指すこともあります。
マツグミが人目に付きにくいのは落葉樹ではなく、アカマツやクロマツ、モミ、ツガなどの常緑針葉樹に寄生して緑の葉の間に紛れ込んでしまうことにあります。樹形がヤドリギのように丸くならないことと合わせて、いずれの樹木も高木になるため人目に付かないのはなおさらです。ちなみに落葉樹に付くヤドリギが丸くなるのは風の影響を最小限にするためだそうです。
マツグミの葉の特徴は革質の細長い形でヤドリギの葉に似ていますが、花の形状は全く異なります。ヤドリギの花が1cmにも満たない黄緑色で目立たないのに対してマツグミの花は1.5cmほどの筒状で赤く、その独特の形状は、長いくちばしをもったハチドリがよく訪れる南国の花を思わせます。
マツグミの名はマツに寄生し、果実がグミ科のグミに似ているところからついたと言われています。果実は長さ約5mmほど、楕円状の球形で花の後の翌年5~6月に赤く熟します。他のヤドリギの果実と同様に中の種子の周りは粘液質で、鳥に食べられた果実の種子は、粘液により粘っこくなって糸を引くように鳥のお尻から出る糞とともにマツなどの枝に付着することで分布を広げることが知られています。
昔は果実のネバネバを子供がガムの代わりに噛んで楽しんだと言う話はあちこちにあるようですが、間違って飲み込んでしまったら、後々お尻が大変なことになったのではと変な想像をしてしまいます。
2025年7月26日土曜日
2025年7月26日 臨時 川西市環境フェスタ参加(アステ市民プラザ6階アステホール)
参加者 6名(当クラブのウッドバーニングには100人程度の参加を見ました。)
川西市環境フェスタは、毎年実施されおり、自然活動団体や企業など今年は25団体の参加がありました。
その中に私ども「川西里山クラブ」もウッドバーニングで参加しました。当日のウッドバーニング参加者は約100名で、昨年より多くの方にご参加頂きました。
他の展示では、利炭を使った飾り物づくり、ウッドバーニング体験、ブナの落ち葉を使った栞作り、丸太切体験、バードコール作りなど、自然に触れあいながら楽しめる作品が揃っていました。
また、ごみの分別体験、ソーラートレイン、ペットボトルのリサイクル体験、家庭ごみのコンポストバッグ体験など、環境について考えるブースも多数出展されていました。
下記のチラシで判りますが、自然活動団体14団体、企業等11団体で盛況に開催されました。
私たちも壁面に4枚のポスターを掲載して、その前でウッドバーニングを実施しました。
2025年7月7日月曜日
2025年7月6日(日) 例会
参加者 6名
川西市も連日猛暑が続いており、今日も35℃には達すると思います。しかし今日は森林整備の作業地の協定書(土地の持ち主と)を結ぶ事になっております。
また7月26日の川西環境フェスタ(今年は7月26日(土曜日)に川西市環境フェスタを開催します|川西市)開催に参加しますので、その部品の追加作成と小学生の「里山体験学習」の分の用意もまとめて実施しました。
里山林利用協定書(双方で協定書を取り交わした。)
場所:川西市黒川字口滝谷6-2(2㌶)
協定先:地元の地権者
期間:令和7年7月6日~令和11年3月末日(特段の理由がない限り継続され更新となる。
実施作業
小学生の「里山体験学習」の利用部材(小枝、木の輪切り、木の実など)小枝など不足部品は山 に入り採取して追加した。
入会申し込み
2025年10月以降の予定表
2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名 里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会 参加者 7名 10月 19日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時 里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...

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