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2023年1月30日月曜日

2023年1月29日(日) 臨時(川西市シンポジュームに参加)

 参加者 11名(当クラブ会員)

 

当日のプログラム


川西市長挨拶

講演(服部 保 先生)

当クラブ展示(ポスター4枚、パソコンで鹿の食害。「里山の若返り」動画)、パンフレット)











2023年1月29日日曜日

今月の樹木 2023年1月 赤松

 菅さん提供


アカマツ (赤松 常緑高木 マツ科) 

                             花期45月 果期10

お正月に縁のある草木にはマンリョウ、センリョウ、ナンテン、ウメ、ウラジロ、オモトなどと

色々ある中でその代表格と言えば松になるのではないでしょうか。めでたいものとして祝い事の引

き出物の飾りなどに使われる松竹梅は飲食店のメニューのランクに使われることがありますが、そ

の中では松が最上級とされているのはご存じのとおりです。

松は厳寒にも青々とした緑を保っていることで古くから長寿の象徴や神聖な木として扱われてき

たことから、お正月に年神さまを家にお迎えするための依り代として門松を立てるならわしが始ま

ったとも言われています。

長寿と夫婦円満の縁起物で結納の品として扱われる熊手を持ったおじいさんと箒をもったおばあ

さんの高砂人形も松とかかわりがあって、おじいさんとおばあさんは松の木の精ということになっ

ています。

泰然とそびえる松の姿は日本人の美意識に通じるものを感じます。日本庭園では一本の松がある

だけで庭全体が引き立ちます。能や狂言の舞台の背景にも描かれ、青々とした松と白い砂の綾なす

美しい海岸の風景を白砂青松という言葉で表現したのも日本人の精神性の表れのように思います。

見た目や縁起物としてだけではなく実用的な面としては、内陸部に生える幹の赤っぽいアカマツ

の根元に生える高価なマツタケがすぐに思い浮かびますが、海岸沿いに生える幹が黒っぽいクロマ

ツ近くの地中で多くが育つトリュフに似たショウロ(松露)もまた高級品として知られています。

話変わってとある総合病院の皮膚科の前を通りかかったときのこと、松脂アレルギーに注意なる

張り紙が目に留まりました。バイオリン奏者は弓毛と弦の摩擦係数を高めて音を大きくするために

ロジンという松脂から作った樹脂を弓毛に塗るそうですが、人によってはアレルギー反応があると

のこと。野球のピッチャーが滑り止めに指に付ける白い粉もロジンと知り、そこで松脂の意外な使

い方を知った次第。

松炭は火力が強く日本刀の鍛錬には欠かせない炭とされ、書道の墨は松を燃やした煤から作った

ものが最高級と言います。

手軽で身近な松の利用法としては松葉サイダーがあります。梅雨明け頃に松葉を採取して瓶に詰

め、砂糖水を注いで日当たりの良い所に数日置くだけ。爽やかな微炭酸の松林のような香りもさる

ことながら、プクプク発生する泡を見ているだけでも楽しい松の活用法です。




2023年1月28日土曜日

2023年1月22日(日) 臨時 

 参加者 8名

 作業がだんだん詰まってきており、何を優先させるかいろいろありますが実施した作業は下記の2件+2件です。

1)植栽地(A地区)ネット横のコナラ伐採(6本)

2)薪の束ね(57束)

 そのほかにウリハダカエデの実を採取するのを忘れていたので、遅くなって採取は無理かと思っていましたが少し採取しました。

 キーホルダー(能勢電ハイキングの参加者に配布用)の試作品を作るため木の部分を切り出しました。

 団栗͡小舎から桜谷に降りてA地区の植栽地へ向かう途中で豪雨の水の勢いを少しでも緩めた下流へ流すように石を集めて堰を作っていますが、壊されています。どうもイノシシの仕業と思われます。(吹き溜まりに落ち葉が集まり、地中ではそれを求めてミミズが集まるそのミミズを狙ってイノシシが掘り返し堰が崩れたのか?)

こちらの方は土が盛り上がっています。こちらはモグラの仕業かな?(土の中では循環が繰り返されだんだんと栄養を多く含む土になっていると思われます。これにより降雨の際土がスポンジのように多くの水を吸収してくれることと期待しています。)

 伐採予定地です。 コナラ林が鹿防止ネットの際まで立木があります。これはネットを張る折にネットの柱に利用しよう思って敢えて伐採せずに残しましたが、支柱を立てたので、ネット際のコナラは伐採した方が、植樹したクヌギの成長を考えると良いと判断して伐採することにしました。(伐採予定本数20本)



木掛になったのでロープをかけて引き倒します。

 キーホルダーの札用に朴木の丸太から切り出しました。これで300個のキーホルダーを作るには大変な作業です。



入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...