川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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2024年4月29日月曜日
2024年4月28日(日) 例会
参加者9名
快晴に恵まれ初夏の感じで作業をすると汗ばんできます。今日は「台場クヌギの森」(北摂里山文化保存会所有)を6月に小学生の「里山環境学習」で散策を予定しており散策道を前回に引き続き整備しました。
黒川駅から国道477号線を少し歩くと食堂「ヨナナ」があります。そこの駐車場の横の道を山へあらります。(①のところ)上がっていくと特に大きな台場クヌギが右にありそこから右側の根って張った部分から「台場クヌギの森」となります。入ってすぐの植樹地は2003年3月に植樹したところ。苗木に目印にピンクのビニールテープを括っています。
そこから進んでいきますと2024年3月に植樹(私たちも手伝って)したところに出ます。(ここの植樹地は苗木の横に添木を立てて目印にしています。)
ここから西に抜けて国道に出る事が出来ます。(②のところ)下記の図を参考に見て下さい。
2024年4月28日日曜日
2024年4月 今月の樹木 アベマキ
菅さん提供
アベマキ(阿部槇 落葉高木 ブナ科)
花期4~5月 果期9~10月
里山の樹木といえばクヌギやコナラが代表格ですが、数は少ないもののアベマキも時折見かけます。 ある程度大きく成長したアベマキの樹皮の表面は、縦に幾筋ものシワが不規則に走るとともに、山になった部分がもこもこと盛り上がってでこぼこになるため一目でアベマキと判断がつきます。この盛り上がりはコルク層の発達によるもので、クヌギなどに比べるとはるかに厚く1cmほどにもなり、指で強く推すと弾力が感じられます。葉はクヌギに似通った形状ですが、葉裏が白っぽいことで区別が付き、この違いは落ち葉でも同様です。
樹木の名前は樹皮の見た目から名づけられたものがいくつかありますが、アベマキもその一つで、表面のでこぼこがあばたに見えるところからアバタマキからアベマキに転化したと言われています。
マキと言われる樹木はコウヤマキ、イヌマキなどがあり、いずれも針葉樹でアベマキとは関係はなさそうです。マキの字は槙以外に真木を充てることもあり、良材となる木を意味するとか。アベマキの材は硬いうえに重く、反りやねじれが出ることで良材とは言えないそうです。炭や椎茸原木の用途はあるものの、炭にすると激しく爆ぜ、椎茸は樹皮が厚いことから発生量が少ないそうです。薪にすれば火力が強く火持ちも良いことからアベマキのマキは薪を意味すると考えるのが自然なように思えます。
分厚い樹皮は乾燥に対する適応と考えられていて、瀬戸内地方に分布が多いという情報もあります。コルクを採るコルクガシも地中海沿岸に分布域が多いということもそれを裏付けているようです。コルクガシほどの厚みがないことから樹皮を粉砕して糊で成形する必要はあったようですが、戦時中と戦後しばらくはアベマキのコルクも利用されていました。一升瓶の王冠の内側のパッキンに使われていたのを思い出します。
余談ですが、スペインで飼育される最高級のイベリコ豚はコルクガシなどのドングリを食べさせるとか。日本でもアベマキのドングリをを豚に食べさせればイベリコ豚並みの高級豚になるのかも?
2024年4月21日日曜日
2024年4月21日(日) 例会
参加者 4名
今日は生憎のお天気で小雨が降り、参加される方はおいでにならないかと思いましたが4名の参加がありました。折角集まったので手早く午前中で済ませようと「台場クヌギの森」(里山体験学習で散策の予定をしていますので、少し階段を設置しました。
散策道整備で階段を取り付ける事にしました。(階段設置前の状態)
2024年4月7日日曜日
2024年4月7日 例会 (黒川里山マルシェ参加)
参加者 52名(ウッドバーニング7名、主催者応援2名、ウッドバーニング体験参加者43名)
「黒川里山センター」が4月にオープンされそれを記念(お披露目?)して「黒川里山マルシェ」が開催されました。
私たちはその中でウッドバーニングを実施しました。
入会申し込み
2025年10月以降の予定表
2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名 里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会 参加者 7名 10月 19日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時 里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...

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参加者89名(会員9名、当クラブの参加者約80名) 昨年に引き続き今年も黒川にイベントに参加しました。 昨年は「石窯でピザ作りと自然工作」で一般参加者は50名でしたが、今年は80名と30名の参加者が増加しました。 今年は「ウッドバーニングとどんぐりのストラップ」で実施しま...
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参加者 7名 8月は熱中症予防のため休会しましたが、9月からは通常通り開催されます。しかしこの暑さは9月になっても収まる様子はありません。 打ち合わせ 今後の予定として次の事項が挙げられた。 1)クヌギの植樹予定 口滝谷の予定地を4年間に亘植樹する。今日は初年度の予定地...
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菅さん提供 トチノキ (栃の木 ムクロジ科 ) 花期 5 ~ 6 月 果期 9 ~ 10 月 ...