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2025年10月 活動実績

 2025年

10月 3日(金)臨時 参加者 9名
            里山体験学習(川西北小90名)

10月 5日(日)例会 参加者 7名

10月19日(日)例会 参加者 7名

10月23日(木)臨時 参加者128名(会員9名、教師5名、生徒114名)
            里山体験学習(黒川里山センター木工クラフト

10月26日(日)例会 中止(雨天が予想されるのため)
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今月の樹木 2025年10月

 

菅さん提供


ヤマガシュウ(山何首烏 つる性木本 雌雄異株 サルトリイバラ科)                 

                                                                                      56月 果期1011                           

 石灰岩や地下深部のマントル由来の蛇紋岩地帯に多いと言われるヤマガシュウはどこでも目にできるというわけではないため、目にする機会はそう多くありません。つるの先に黒っぽい果実をつけたヤマガシュウを始めて見た人なら、ヤマブドウかはたまたアオツヅラフジかと迷うことになるかもしれません。でも、茎のトゲを見ればそのいずれでもないことは一目瞭然です。葉はサルトリイバラに似ていますが、トゲがサルトリイバラのように鉤状ではなく真っすぐに伸びていることで区別できます。さらに、サルトリイバラの果実は熟してくると赤くなりヤマガシュウのような黒っぽい色にはなりません。

 シャキシャキした食感で山のアスパラガスとも言われるシオデ、あるいはタチシオデをご存じの山菜に興味を持っている人ならヤマガシュウをこれらと見間違えることはありそうですが、こちらもトゲの有り無しで区別できます。

 ここで取り上げたヤマガシュウについて、そもそも山にあるカシュウとは何ぞやと思い至って調べたところ、中国原産のタデ科のツルドクダミの塊根を何首烏(かしゅう)と言い、これを服用した男性が長生きをして、百歳を過ぎても髪が烏のように黒かったという中国の故事に因んでいて、滋養強壮や不老長寿の妙薬とされていたとのこと。現代ではて育毛効果も確認されているようです。

 花はサルトリイバラに似た薄緑色で、その後の果実は直径が約6mmほど。木の実や草の実を見るとついつい味わってみたくなる悪い癖があり、この果実を目にしたときにも口に入れてみました。味は青臭い感じで食べるには値しませんでしたが、中の固い種子が鮮やかな赤色をしていて意外に感じたことがありました。なお、ヤマガシュウの果実には育毛効果や不老長寿の効果があると言う話は耳にしたことがありませんので食べないに越したことはありません。
















2025年10月23日(日)臨時 (里山体験学習)

 参加者128名(会員9名、教師5名、生徒114名)


 黒川地区で午前中は黒川の里山散策(サポータ会が担当)午後からは私たちの担当で、里山センターで木工フラフとを実施しました。

 予定通り午前中の里山散策を終わり昼食後里山センターの前に集合して、午後の木工クラフトを始めます。

部屋に入る前に各自自分の作品を作るために見本を見てイメージして入り中では材料(木々の枝、木の実、団栗、木の輪切り、など里山の材料がそろえられています。)


いろんな材料を選び自分の作品作を始めました。
        



 みんな思い思いの作品を3個程度仕上げて満足げに、私たちに見せに来ました。大変良かったと思います。










2025年10月19日(日)例会

参加者 7名

 昨夜からの雨で朝方まで小雨が降っており天気が思わしくありません。足元が悪いので、森林整備を行わず「里山定見学習」のj準備にとどめました。

 作業は①輪切り作り ②体験学習の必要品の準備 ③どんぐりの熱処理


前回の活動で切り出した木の幹を輪切りにして木工工作の台にします。

「里山体験学習」(木工クラフト)ようの小物の準備で倉庫からいろんな小物(動眼、リリアン、この枝など大小、グルーガン、絵付け用のカラーペン、木の実(松、クヌギ、アカガシ、などの木の実)等々整理して、次回の小学校(明峰小114名分の用意です)

クヌギの団栗をそのまま放置すると発芽しますので、熱処理をして殺します。(植樹用の団栗は別途保管しています。)

 

2025年10月 5日(日) 例会

 参加者 7名

 今日の活動は前々日の臨時活動(里山体験学習)に引き続きで、疲れがまだ残っておりまた天候も小雨が混じり、屋内活動が半分となりました。

活動内容は①木工クラフト用の輪切り ②どんぐりの熱処理 ③どんぐり植え付け用の苗床作りを午前中に行いました。


木の枝の輪切り(木工工作用に)


団栗の熱処理(この団栗は木工工作用に加熱賞をしています。同じく木工工作用です。苗木を作る団栗は別に確保しています。)

どんぐり植え付け用の苗床作り







2025年10月03日(金) 臨時 「里山体験学習」(川西北小)

 参加者104名(会員9名、教師6名、生徒89名)

 今日は小学生の里山体験学習を実施しました。里山を散策するプログラムで、ケーブル山上では今まで実施してきましたが今回は黒川のケーブル下で実施するのは初めてです。

 サポータ会では今までも会員の中で参加して実施しておりますが、今回は当クラブの決めたルートで実施します。

散策コースの図面

 スタート~①台場クヌギ、アラカシ~②棚田~③旧ケーブル下~今西家の炭窯~里山センター

①台場クヌギ、アラカシ(団栗)

②棚田(棚田の仕組み。山からの水を利用して作る稲作)

③旧ケーブル駅(この右上に私たちが活動するクヌギ林があります。現代荒れて、雑木を伐採してクヌギの植樹を予定しているが、時間が足りないのでカット) 

④今西家の炭窯(川西で唯一菊炭を今も生産されている窯を見学)


各班別に記念撮影(6班で5班までは炭窯前で撮りましたが、1班が奥の台場クヌギで)





炭窯の奥にある台場クヌギ。先祖代々受けk継がれてきたそうで、樹齢100年は経つとのこと。







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