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2026年3月19日 アカネの育成取り組み(他に希少種カワラナデシコ、ムラサキ、ヒゴタイ)

  

🌿 全国的にアカネが減少している理由

 アカネは環境省のレッドリストで個別に絶滅危惧指定はされていませんが、多くの都府県で準絶滅危惧(NT)〜絶滅危惧II類(VU)に指定されており、全国的に減少傾向が明確です。

 私たちの以前の活動地『妙見の森』には、このアカネが繁殖していました。2023年12月4日に妙見ケーブルが廃止され以降妙見の森は封鎖されました。

 アカネが全国的に減少している原因は

減少の主な要因は次のとおりです。

  • 里山管理の放棄で林縁が暗くなる

  • 草刈りの機械化でつる植物が排除されやすい

  • 外来植物の侵入で生育場所が奪われる

  • 小規模な生育地が点在し、消失しやすい

  • 種子の発芽率が低く、回復力が弱い

つまり、アカネは「環境が少し変わるだけで消えてしまうタイプの植物」です。

 妙見の森も人が来なくなり林縁部分の下刈りも行われなくなるとアカネも

アカネは本来、「明るい林縁・草地・藪の境界」 という、里山管理が行われてこそ維持される環境に生きています。

放置されると:

  • 林縁が暗くなる

  • 下草が伸びすぎる

  • つる植物が絡む相手(低木)が減る

  • 外来植物が優占する

この結果、数年単位で局所的に消失することが多い植物です。

 この様な状況下で、アカネの保護は私たちの活動の目的に添った活動であると判断して山上で採取して、今回の活動地の林縁部分で育成を試みることになりました。

 この関係で服部先生に相談しましたら是非進めるようにとの助言もあり、また他にも育成してはと猪名川産の「ヒオウギ」と「カワラナデシコ」の種を頂きました。この種は一晩水に浸して3月19日に植えました。

 他にも2012年宮崎産のヒゴタイと2007年鹿児島産ムラサキを合わせて種を頂きましたが、こちらの種は冷蔵庫で1カ月保管してから種まきをしたいと思っています。(冷蔵庫で保管中4月20に取り出して種まきの予定)

プランターの上の鉢はヒオウギ。下の鉢はカワラナデシコ。(軒下の雨が直接当たらない場所に置く)

右がムラサキ、左がヒゴタイ。キッチンペーパーで挟み軽く湿りを与える。


ビニールの袋に入れて冷蔵庫の野菜室で1カ月保管


種類

浸水

低温湿潤処理

播き方

発芽の難易度

 

ヒオウギ

◎ 有効

不要

普通に播く

 

カワラナデシコ

× 不要

不要

薄く覆土

 

ムラサキ

× 不要

◎ 必須(12か月)

表面播き

 

ヒゴタイ

× 不要

○ 推奨(1か月)

薄く覆土

中〜やや難

 

注)ヒオウギは6~12時間浸水させて蒔く。他の3種は蒔く前に浸水しない。

 ムラサキ&ヒゴタイは冷蔵庫での低温湿潤処理(12か月ですが1カ月)

キッチンペーパーを軽く湿らせて包んでチャック袋に入れて野菜室へ。

ヒゴタイは光が少し入る方が発芽しやすのごく軽く土を被せたい。






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