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2021年10月23日土曜日

2021年10月22日(金) 臨時 (里山体験学習 川西北小学校)

 参加者 86名(会員8名、児童74名、先生2名、他2名)


 里山体験学習は昨年度はコロナで中止今年は実施できるかと思っていましたが、中々コロナ渦が治まらず。1年ぶりの再会で今日が最初の日になりました。


 午前中散策で午後から木工クラフトに挑戦です。

ケーブルは10:00が初発ですが、一足先に(9:30)に目印の旗を立てて上がりました。小学生は9:40と9:50の臨時で登ってきます。



















 





2021年10月 今月の樹木 

 菅さん提供


イロハモミジ  (以呂波紅葉 落葉高木 ムクロジ科) 

                             花期45月 果期910月                              

ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くくるとは

    
 紅葉こうようを代表し、秋を代表する木と言えばイロハモミジ。各地の紅葉こうよう情報が報じられるようになると秋の訪れを実感じます。
 四季の移ろいを敏感に感じ取って和歌などに織り込んできた日本人には、春の桜と同様に紅葉こうよう季節になると、わくわくそわそわする感情が働くように遺伝子に刻み込まれているようにも思います。


 イロハモミジの名の由来は、5つまたは7つに分かれる葉のとんがりをイロハニホヘトと数えたことによるものというのが定説ですが、他にもこのように数えられる物がある中で、この木にだけイロハと名付けられたことは、この木が昔から人々に身近で印象的な存在だったという証でしょう。
 紅葉こうようを人々が愛でるようになったのは万葉の昔からと言われていますが、森羅万象しんらばんしょうこの世の出来事はすべて神のなせる業と考えられていた古代にあっては、緑の葉が真っ赤に変容する様はただ美しいと感じるだけではなく、畏敬の念をいだきながら鑑賞していたものと思われます。
 「神代の昔でさえも聞いたことがない。竜田川が一面に浮かべた紅葉もみじで水を真っ赤に染め上げているとは」と、平安時代を代表する歌人の在原業平ありわらのなりひらが竜田川を詠んだ冒頭の和歌も、神代も聞かずと言いつつも、息を呑むような光景を目の当たりにして、神様の所業にして粋な計らいをなさるものと詠嘆したのではないでしょうか。


 和歌に詠まれている竜田川は紅葉こうようの名所ですが、各地の名所と言われるところにも川の流れが多くあることは、水面みなもに映える紅葉こうようや、舞い落ちた紅葉もみじが水と綾なす光景が古来、人々の心を捉えてきたことを物語っています。詩文や書画などの風雅に親しむことはほとんどない小生であっても、渓流の中の苔むした岩の上に舞い落ちた紅葉もみじを目にすると、一幅の掛け軸を鑑賞しているような想いが得られます。
 とかく紅葉こうようの季節にしか話題に上らない感のあるイロハモミジですが、花の美しさや果実が色づく時の美しさに触れてみるのも山歩きの楽しみの一つです。







2021年10月18日月曜日

2021年10月17日 例会

 参加者 11名

 10月22日開催予定の川西北小学校の『里山体験学習』の準備

 木工クラフトの材料や工具の用意。

 

 

2021年10月10日日曜日

2021年10月6日 例会

 参加者 9名

 今日の参加者は平日でもあり少し少ない参加です。

 キャンプ場とBBQテラスの要望で大分たまっています木っ端を袋詰めをして(20袋)用意が必要です。

 センサーカメラのデーター更新

 炭窯跡の屋根の部分に大きな枝が掛かっており除去作業

 

今日仕上げた、袋詰めした木っ端と薪玄関先に並べました。

 団栗小屋の前ですが、ナラ枯れになったコナラの大木を他をした後に、エドヒガン1本、クヌギ2本の苗木を道沿いに植えましたが、いつの間に大きくなったのか?しかしよく見ると下の方の鹿の口が届く辺りの葉が青々と茂っておりこれは「サクラの谷」の土留め用の樹木として最適かな?と思い人博の先生にお聞きしましたら、外来種で(ナンキンハゼは侵略性の高い植物として、環境省も兵庫県も危険視している植物の一つです。)と回答が有りましたので早速処分をしたいと思います。(残念ですが)



2021年10月 3日(日)例会 

 参加者 14名

 新コロナの緊急事態宣言が今月から解除され、まん延防止等重点措置への移行規制が緩められたが、まだまだ油断は出来ないと思います。

 今日の活動は29日にクヌギの丸太を運び込んだのでその薪割りと、谷の下に転がした伐採木の引揚げ、小学生の「里山体験学習」の中で散策の時間が1時間しか取れない状況で、ルートを再確認

 小学生の『里山体験学習』のスケジュールを下記の通り纏めました。時間の余裕が有りませんので、スムースに流れるように取り組んで下さい。

  小学生は電車で妙見口駅に来て歩いてケーブル下(黒川駅)につきます。(9:40到着予定)。帰りはケーブル山上駅を13:40に乗車予定です。

 これで午前中の里山散策1時間。午後から木工クラフト作製1時間30分が限界です。

 下記の図は散策コースを書きました。(他にも回りたいところが有りますが、そちらへ行くと最低1時間30分かかると思いこのコースにしました。)

 矢印の入り口を入ると(キガンピ、ホウノキ、コナラ、ソヨゴなどが有ります。これらの植物の葉を取って直に見てもらいます)それを過ぎると左に下りる階段から右手にコナラや台場クヌギの明るい広葉樹林(ここでしっかりと明るい森のイメージを見て見に焼き付けるようにしっかり見て頂きます。特に林床はどのように光が当たっているか。太陽は回りますので、今日陰でも順に光が当たり林床は光が満ちている事も知ってもらいましょう。階段を降りて左へ行くと炭窯跡に着きます。(炭窯跡で菊炭の話)炭窯の前には山椒が有ります。

 次に放置林(敢えて照葉樹林など伐採しないで残した地区)へ照葉樹林の下は先ほどの林との違いを聞いてみます。どのような感じを持つか感想を。そこでまとめとして里山の手入れの必要性を話してBBQテラスへ入ります。



 下記の画像2件は私達の団栗小舎周辺です。(桜の立ち枯れ。日光不足?松の立ち枯れ。松くい虫(日本の二大害虫(ナラ枯れと松くい虫)です)

松枯れ

サルナシ(会員のSさんが持って来て食べますか?ビックリ①大きさ(思っていたより小さい。キュウイと同程度と思っていた。②味(キュウイより酸っぱさが無く甘かった)

 運び込んだ丸太はほとんど薪に出来ました。
下記の防鹿ネット4件は鹿の入っていないネット内は緑で青々していますが、鹿が入ったネット内は笹の色が枯れたように見えます。(入ったところはいずれも門扉を付けたすぐ横で何か欠点があるのでしょうか?)



ここは出会いの妙桜の上の植樹地のもう一つ上の段の作業でうです。枯松が倒れて道を塞いでいます。このような感じで枯れた樹木がちょっとして風などで倒れる危険性が有りますので、普段作業をする場合も周囲に注意を払ってよく観察するようにしてください。
この看板に張り紙で、今年の5月20,21日の豪雨で再度散策路が有れた事と通行止めを表示しています。

BBQテラスの炉の種類です。屋根なしの炉は3個のベンチをつなげたものを3個並べて円形にセットしています。ここに児童たちを15人(1つのベンチに5人)。屋根蟻の炉は1つの炉に8人(四角ですから1辺に2名)。



入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...