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2022年4月30日土曜日

2022年04月30日(土) 臨時作業

 参加者 10名

 例会は明日が予定日ですが雨模様で急遽今日は天気が良く活動にもってこいの天候ですから臨時作業を開催しました。

 伐採木の運び上げ

 丸太の玉切り

 薪割り

 この作業はまだまだ続きます。

 バードコール&スエーデントーチ作り


 燃え立つ緑の中で作業です。(良いですね!)ウワズミザクラの蕾が膨らんで咲きそうです。ヤマボウシの花はまだ少し時間がかかりそうです。

 見渡す限り新芽で覆われ思わず深呼吸。

機器の点検を終えて、作業車に乗せて出発です。


既に伐採したコナラを順に積み込んで、団栗小舎へ。


運搬差に積み込んで運んでいるうちに、現場では道を広げて土留めをしています。もう少し奥まで運搬車が入れるようにしています。





2022年度 活動済み記録

 


2022年度活動済み記録   
 
  月 3日(日)例会 参加者 10名
  月17日(日)例会 参加者 16名
  月24日(日)例会 参加者  5名
      月30日(土)臨時 参加者 10名

 
  月 1日(日)例会 雨天のため中止
  5月 5日(祝)臨時 参加者  4名
  5月13日(金)臨時 参加者 37名(会員7名、竹中工務店 研修生30名)
  月15日(日)例会 参加者 12名
  月22日(日)総会 参加 14名
  月28日(土)臨時 参加 38名(会員8名、30名)



月 3日(金)臨時 参加者 36名(会員6名、竹中工務店 研修生30名)
月 5日(日)例会 参加者 15名
6月15日(水)臨時 (雨天の予報により中止と決定しました。)
6月19日(日)例会 参加者 13名
月26日(日)例会 参加者  4名

7月 3日(日)例会 雨天のため1週間延期
  月10日(日)例会 参加者 10名 
  月17日(日)例会 参加者   9名 
  月24日(日)例会 参加者 10名

2022年4月25日月曜日

今月の樹木 2022年4月 カナクギノキ

 菅さん提供


カナクギノキ (鉄釘の木 落葉高木 雌雄異株 クスノキ科) 

                              花期4月 果期10

クスノキ科の樹木にはクロモジやダンコウバイ、アブラチャン、ヤマコウバシなどの低木とクスノキ、カゴノキ、ヤブニッケイ、タブノキなどの高木とに大きく分けられます。
 カナクギノキは大きなものでは樹高15mほどにもなる高木です。他のクスノキ科の高木の樹木はどれも常緑ですがカナクギノキは高木の中では唯一の落葉樹で秋には黄葉し、美しい黄葉で知られるクロモジにも劣らない美しさがあります。


 細工物などに使われる釘には木製の木釘が使われることがあります。カナクギノキと言うからには木釘以上の固い木と思われそうですが名前に反してそこそこの固さはあっても意外ともろいようで、材の利用としては薪のほかには細工物として使われることはあっても木釘としては使われないようです。
 それではなぜカナクギノキと言われるようになったのかを紐解いてみました。若い木の樹皮は淡褐色で滑らかですが樹齢を重ねて幹が太くなってくると丸い小さないぼ状の皮目が目立ち始め、さらに年数が経つと部分的に剥がれ落ちてきます。剥がれてまだら模様になったところが鹿の体毛の斑点に似たいわゆる鹿の子模様になることで鹿の子木(かのこぎ)と言われていたものがカナクギに転化していったと言う説が有力なようです。

樹木に詳しい人からはクスノキ科にはカノコギがあるではないかと言う声が聞こえてきそうですが、同じクスノキ科と言うことでどこかでカゴノキとカナクギノキが混同されてこのような説と結びついたのではないかと思います。鹿の子木の説は怪しく、どうひいき目に見てもカゴノキのいかにも鹿の子と呼ぶにふさわしい鹿の子模様とカナクギノキの樹皮の模様とは比べられる比ではありません

 香りのよいことで知られるクロモジと同じクロモジ属とあって、枝や葉からはアロマオイルが作られるそうです。薪にして燃やすと甘い香りが立ち上るとも。
 花は枝先に集まって付くのでそれと分かりますが、花の一つひとつは小さいため蕾の状態なのか開花しているのかよく見ないと分かりません。花を見ていた人がまだ蕾だといったものをよく見てみるとすでに開花しているものでした。クスノキ科の花はどれも小さいのが特徴の一つです。
 秋に真っ赤に熟す果実は花と違ってよく目立ちます。クスノキ科特有の樟脳のような香りのあるこの果実は人の口には合いませんが冬鳥には人気のようです。


カナクギノキ(雌花)


カナクギノキ(雄花)

カナクギノキ(実)






2022年4月24日日曜日

2022年04月24日(日) 例会

 参加者 5名

 今日は朝から小雨がぱらつき、とても作業は出来ないと思いましたが、いろいろやる事が有りとにかく行って、小屋の中で出来る事をするようにしました。


樹々が一斉に新芽を吹き出し、爽やかです。思わず深呼吸しています。 



 能勢電からの要望で小枝の詰め合わせを作りましたが、要望はもっと小枝をごく短くして欲しいとの事でした。

 キャンプ場の要望でスエーデントーチ作成。(右側にはチラシを作って差し込みました。)

 同じくバードコールです。


 地道を通って妙見の森へ行く途中(このような看板があるところ)に樹木の根元がこのようにかじり取られて、もうすぐに倒れそうです。既に枯れている木で、この雨で少し柔らくなってかじられたのかと思います。

 パソコンをセットしました。今後研修や見学者にパワーポイントで説明資料を作り説刑したいと思います。ノートパソコンはソフトが古く対応できない為。今回のノートパソコンはWindows10です。





2022年4月17日日曜日

2022年4月17日(日) 例会

参加者 16名

 サクラも全部散っているかと思いましたが、まだまだ花持ちが良いのか咲いていました。(ヤマザクラ、オオシマザクラ)

 今日の作業は植樹地へ上がる作業道の雨水の流すために道を横切って下に流すように、横断する溝を4本着けていますが、溝を掘っただけですから放置すれば崩れてなくなってしまいますので、竹と石で防止するためにカバーするように施行して頂きました。(あと1本残っており次回に回しました。)

左の山側から石ころが落ちて、折角の遊歩道が歩きにくくなっています。ここの石ころを上の軟弱な部分に敷きました。


竹筒を敷いて、石ころで止めています。(真上から見たところ)

ここまで来て3月20日に植樹したクヌギが活着しているか気になります。ご覧の通り大方新芽を出し活着している模様です。(一安心しました。)

下を見るとモミジが一斉に新芽を出し、燃えるような緑で彩っていました。

助成を受けた看板もしっかり立っていました。

看板の位置からの眺めは良いですよ。

コナラの大木(径40㎝)とても持ち上がりません。  

運搬車に二人がかりでも無理。

やっとこさ5本程度を乗せて団栗小舎へ。

丸太は全部薪用に薪割り機(2台もう一台は左のテントの中です。)


こちらは端材を袋に詰めています。









2022年4月8日金曜日

2022年04月08日 臨時 活動地(桜谷の開花状況視察)

  前回の例会(4月3日)では、蕾膨らむ程度で満開になるのは、まだ先5~6日かかると思っていました。また次回の例会が17日になるのでそれでは満開の時期が通り過ぎつと思い今日は出かけてBlogに掲載しないと折角の楽しみが皆さん薄れると急ぎ掲載しました。

 桜谷は前々年度からいろいろ工事をしてきました。(豪雨に見舞われ深い溝が出来にが露わになり、その埋め戻し。引き続き豪雨の際に水を緩めて下に流すように板柵工事を今年しました。)

 まずは一般の方が歩いて降りられるようにしましたが、快適に降りられるまで行っておりません。これからも手を入れないとならないでしょう。

 

下記の3枚の写真はケーブルの駅から山上を撮りました。手前の桜はソメイヨシノですが右側の山の斜面の桜はエドヒガンです。ソメイヨシノは全国全部DNAは一緒です。(一つの木を挿し木で増やして作っています。)エドヒガンは結実した種から芽を吹いて大きくなったもので野生種です。花の色合いも少しずつ違います。このエドヒガンを「さくらくれない」と名付けられこの近辺で一番色が濃いピンクです。

山上駅から上がるとふれあい広場につきます。ふれあい広場周辺の桜も満開です。


これからは「出会いの妙桜」へ下りる道すがら撮りました。



この谷は両脇が急な斜面で、すり鉢の底のようで雨水が豪雨が降ると水かさが増して、土砂となって、土を削り取っていきます。最近の豪雨で「出会いの妙桜」の根元が削り取られ埋め戻しをして、網の柵をして保護しました。向こうは「イヌザクラ」でこれも貴重種ですから根を守るために板柵で囲いました。







エドヒガンの花のアップです。花の根元がぷっくりと膨らんでいるのが特徴です。


今年からトロッコの運転が無くなり線路の敷いてあったところに椅子とテーブルが置かれています。谷を一望できますね。




2022年4月6日水曜日

2022年04月03日(日) 例会

 参加者 10名

 年度末でバタバタしておりましたが、新年度になって一息付けるかと思いましたが、そうはいきません。キャンプ場からの薪の督促&年度末の工事の点検など山の中でなかなか動けません。


乾燥した薪を束ねて出荷準備100束程度出来ました。


植樹地に上る作業道です。右手にテープの張った木はアカガシ(常緑広葉樹)で、ブナの住み分けで説明に良いかと敢えて残しました。

北摂一帯では約400mまでがシイ林(ツブラジイ)、400m以上600mまでがカシ林(アカガシ、ウラジロガシ)、600m以上がブナ林です。

アカガシを残すことは昔の植生を示すことで良いと判断しました。


「令和3年度 魅力ある北摂里山林景観づくり事業」が完成しました。板柵工事(イヌザクラ)網柵工事(エドヒガン「出会いの妙桜」)です。看板も設置。
 前々年度は土砂流出で、根が剥き出しになり埋め戻しを実施。その後小石を摘んで堰になるようにして、少しでも水の勢いを緩めて下に流すようにしました。(この堰作りは私たち自前のものでプロが作ったものと違いますが、思ったより効果が出ているものと思います。)今回の工事でより、より一層の効果を高め災害に強い堰作りになったと思います。

看板の大写し

薪割りも梅雨入りまでに割ってしまい乾燥小屋に収納したいです。


入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...