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2022年5月28日土曜日

2022年5月28日(土) 臨時 「北摂里山大学」受講生案内

 参加者 52名(会員8名、県から6名、受講生38名)

 当日のスケジュールは下記の通りですが、その前にジキタリスを引き抜き一仕事を終えてから迎える準備にかかります。

(下記スケジュールは当クラブ担当の部分を抜粋しました。)


ジキタリス引き抜き(外来植物で非常に繁殖力が強く放置するとこの斜面など一気に覆いつくし、在来植物が育ちません。また全体に毒を有しますので、鹿も食べないので益々繁殖して本来の在来植物を圧して里山の生態系が崩れる事になりかねません。よって引き抜きを実施しました。しかし花は中々きれいですね)



予定時間より少し早めに到着です。

 これから先が桜谷(エドヒガンの群生地)です。前回来て頂いた受講生の方たちは、この谷の脅威(最近の雨は大雨になり濁流を作ります。その傷跡)を見て頂きましたが、すっかり修復して回収出来ているところを見て頂きました。

 デッキの上に立っていますが、前々回はデッキの下は大きく削り取られ溝が空き桜の大きな根も露出していました。

 「出会いの妙桜」は直接濁流に当たらないよう丈夫な網のネットで受ける様にしてしています。普段の雨水はそのまま通し、潤いの水になるように判断しました。
 

 団栗小舎に到着。挨拶は北摂里山大学卒業生で、当クラブに入って頂いた方です。

 新コロナの関係もありテントを張って、外で食事です。ロケットストーブを使って、パーコレイターでコーヒーを入れました。

 木の破片を削り、ウッドバーニングで鳥の絵を書いて、アイボルトを差し込んで軋ませて鳥の鳴き声を出すようにした「ウッドバーニング」です。


 薪割り機で丸太を割っています。(薪割り体験)










2022年5月27日金曜日

今月の樹木 2022年5月 ホオノキ

菅さん提供


ホオノキ (朴の木 落葉高木 モクレン科) 

                                 花期5月 果期9

 気品と風格のある花は何かと問われれば、真っ先に思い浮かぶのがホオノキの花。日本の樹木の中では最大級の花で差し渡しは優に15㎝以上はあり、片方の手のひらを広げて載せたとしても収まりきらないほどの大きさがあります。枝数が少なく30mにも達してすっくと立つ樹形が、時に森の王者と評されることもあるホオノキにはふさわしい花と言えます。

 それほどの大きさの花であれば大量の蜜が得られそうですが、(じつ)のところは香りで花粉を食べる虫を呼び寄せる虫媒花で蜜は出しません。その香りは甘い香りと言われますが、高木で高い位置に花をつけるので香りに巡り合える機会はなかなかありません。

 花中央の花軸に見られる上半分の赤い部分は雌しべ群、下半分の白い部分が雄しべ群で、開花初日は雌しべは受粉の機能を持ち、その翌日には受粉能力を無くし変わって雄しべが花粉を出して雌性期と雄性期を明確に分け、同一花内での受粉を避ける工夫をしていることが特徴的なこととして知られています。
 大きな花にもかかわらずわずか数日で散ってしまう短命な花で、受粉の機会が少ないように思われますが、花の香りには多くの虫たちを呼び寄せる絶大な魅力があるのでしょうか。そうだとすれば一つの木の果実は数えるほどしか付かないのが不思議に思えます。
 果実は多数が寄り集まった集合果と言われるパイナップルを細長くしたような長楕円形で長さ1015㎝ほど。幼果のころの緑色は熟してくると真っ赤になり、その後褐色になって朱色の仮種皮(かしゅひ)まとった種子があちこちから顔をのぞかせ鳥たちのごちそうになります。
 花が大きければ葉もまた大きく、長さは20~40㎝幅10~25㎝ほどもあり、その大きさから岐阜県の飛騨高山地方に伝わる郷土料理の朴葉味噌に代表さるような食べ物を盛ったり包むのに重宝され、そこから「包(ホウ)の木」の名になったと言われています。枝先に複数の葉が傘のように付くことから英語名ではJapanese umbrella tree

材は木質が均一で加工しやすく建具や額縁、鉛筆、下駄の歯、刃物の鞘等に利用され、炭は漆器の下塗や中塗の(とぎ)(すみ)として利用されるそうです。
 樹皮は厚朴(こうぼく)と言う漢方薬として利用され、消化促進、健胃整腸等の効果があるそうですが、山中である時ホオノキの実を探しているという人に出会いました。薬に使うということでしたが何に効くのかを聞きそびれてしまいました。果実酒にすると言う話もありますが、有毒のアルカロイドの成分があるそうでうかつに手を出すのは避けた方が賢明でしょう。






2022年5月23日月曜日

2022年5月22日 総会

 参加者 14名

 新コロナの関係で出席を見合わせたい方のために資料を全員に配布して、各議決ごとの賛否の回答を頂きました。

(出席者の賛否は正確にカウントしていませんが、特に反対される方がいない為全員賛成としました。)

 3号議案の中で今後の活動方針の中で、冬季についてケーブルが運休に入りその間のどのような事を実施するかその内容が話された。

 


2022年5月18日水曜日

2022年05月15日 例会

 参加者 12名

 今日の作業

  伐採木の引揚げ、薪割り、玉切り、スエーデントーチ作り、バードコールづくり


伐採地からコナラを積んで運搬車ではこびますが、石がゴロゴロしておりでっぱりもあって運搬車がスムースに通れません。荷物の積み方ロープ掛けなど絶対要注意です。


ホウノキの乾いたので、バードコール用の木の切り出しをしています。これも少しでも木が動くと跳ねるので要注意です。

バードコール出来上がり。
小鳥(サンコウチョウ=三光鳥)を熱ペンで焼いていますが、しっぽが長く特徴があり妙見山のハイキングコース(大堂越えコース・初谷渓谷コース)でも見られこの鳥をデザインしました。
特長:尾がとても長く目の回りが空色で目立つ。大きさはスズメ程度。渡り鳥で日本へは夏鳥として渡来する。
啼き声:名前を漢字で書くと三光鳥ですから(月日星ホイホイホイ)と鳴きます。三つの光=「月・日・星」です。



薪割りも進んでいますがまだまだ奥に積んでいます。

 モチツツジが満開です。コバノミツバツツジが良いと思っていましたが、モチツツジも中々のものです。低木ですからコナラの下で咲いているのが良いですね。
 この辺りの吉川地区や高台寺山ではコバノミツバツツジ。妙見山ではモチツツジと住み分けをしているのかな?妙見山ではコバノミツバツツジを見ません。
 鹿の食害を受けないのかよく茂ってきています。(理由は花の下あたりの腺毛に粘り気のある液が出て、ねばねばしてそれが名前になって「モチツツジ」(トリモチノのもちです)
そのねばねばが鹿が好まなくて食べないそうですが、どうでしょうか?私が鹿であれば、その程度の障害はものともせず食べますが?
 しかし、ツツジ科にはアセビもあり、このアセビは毒を持っています。さすがの私でも毒は食せませんね。
 モチツツジのねばねばで捕まえられた虫をモチツツジのねばねばも気にせず腺毛の上を歩いて食べる虫(モチツツジカスミカメムシというカメムシ)もいます。自然界はスゴイ!








2022年5月14日土曜日

2022年05月13日(金) 臨時 

 参加者 37名(会員 7名、一般 30名)

 竹中工務店さんの研修会の受け入れ(下記のスケジュールで実施予定ですが、天候の加減で散策を実施するか、その決断がギリギリまで付きませんでした。(雨天の場合散策を中止して団栗小舎で実施となりますが、現在小雨程度で判断は散策から始まりました。)

薪炭林の整備して明るい森から炭窯跡。暗い森の(放置林:里山が放置されるとこのように自然に暗い森となり、林床に日からが届かず生物多様性が損なわれてきます。)

出合いの妙桜から団栗小舎へ。

予定通りふれあい広場に到着

明るいコナラクヌギ林

敢えて手を入れるの止め植生の変化を見ている極わずかな地区

明るい林にまた出てモチツツジが赤紫の色がさえる
おかしいです?低木でありながら鹿の食害から逃れている。同じツツジ科に馬酔木もある。ひょっとしてモチツツジも毒性があるので、鹿が食べないのでは。

プロジェクターを使って活動の様子を説明

 


2022年5月7日土曜日

2022年5月5日(木・祝) 臨時 

参加者 4名

 キャンプ場へ納入する薪が底を尽き急遽束ねを実施しました。

 束ね:100束以上   木っ端:5袋





入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...