川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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2023年5月31日水曜日
2023年5月 活動実績
2023年5月28日 総会
参加者17名
(出席者数では丁度総数の半数ですが委任状を提出して頂いており過半数を超えております)
令和5年度総会
日時 令和5年5月28日(日)14:00~15:50
場所 川西公民館(川西市火打1丁目12番16号キセラ川西プラザ 福祉棟3階)
議事
(1)令和4年度活動報告
(2)令和4年度決算報告
(3)令和5年度活動計画(案)
(4)令和5年度予算(案)
(5)役員改選(会員名簿添付あり)
(6)その他
審議は予定通り執行され可決された。
役員選出も実施され役員が選出された。
会長 副会長 事務局長 監査
新たに 顧問という役員が補充された。
2023年5月29日月曜日
2023年5月21日(日) 例会
参加者 10名
積み残しの活動が溜まってきており、気が揉めますが出来る事をしっかりとと決めて榾木の仮伏せがそろそろ本伏せになろうとしていますが、現在本伏せにしてあるところにはそろそろ入れ替えないとダメな榾木もあり、榾木立ても相当傷んできております。
榾木場の整理と榾木立ても入れ替えて当たれしい榾木を入れ替える準備をしました。
2023年5月27日土曜日
今月の樹木 2023年5月
菅さん提供
エゴノキ(落葉小高木 エゴノキ科)
花期5~6月 果期8~9月
5月の心地よい風を感じながらの山歩きで、ふと見上げるとエゴノキの純白の花が鈴なりになって
いる光景に出会うことがあります。エゴノキの花は下から見上げて鑑賞するのがよいと聞いたことが
ありますが、まさにその通りで頭上一面に咲く白い花は今にも降ってきそうな感じを受けます。
スズランに似た白い花を咲かせるスノードロップという草花がありますが、これがスノードロップ
ツリーとなるとエゴノキの英名で、外国の人が初めてエゴノキの花を見たときにスノードロップと重
ね合わせてそのように呼んだのでしょう。
もう一つの英名にジャパニーズスノーベルがあります。吊り下がるように咲く白い花にはぴったり
のなんともロマンチックな名前ですね。
花の後にはかわいい果実が吊り下がります。果実にはえぐ味があり(えごい)、これからエゴノキ
の名前になったといわれています。
えぐ味の成分は有毒で、昔は若い果実をすりつぶして川に流し、麻痺して浮いてきた魚を捕る毒流
し漁を行っていたそうです。
花の時期に葉を観察すると葉先がクルクルと巻かれた状態になっているのが見られます。この仕業
の犯人は甲虫のエゴツルクビオトシブミで、巻かれた葉の中にはオトシブミの卵が入っていて、孵化
した幼虫は巻かれた葉を食べて成長するそうです。オトシブミの中には巻いた葉を切り落とすタイプ
もいますが、エゴツルクビオトシブミは切り落とさないタイプのようです。
果実が大きくなるころにバナナの房を小さくしたようなものが枝先についていることに気づくこと
があります。猫の足にも似ていることからエゴの猫足と言われ、こちらはエゴノネコアシアブラムシ
の仕業で、冬芽に産み付けられたアブラムシの幼虫が芽に刺激を与えることで形成される虫こぶです。
つまり、バナナの房を割るとアブラムシがうじゃうじゃと詰まっているというわけで、可愛いネーミ
ングとは裏腹にちょっとおぞましい光景を目にすることになります。夏にはアブラムシは翅が生えて
飛び立っていますので猫足が目立つ頃にはもぬけの殻になっています。
エゴノキは清楚で清涼感のある花をつけますが、その裏には色々興味深い物事が隠されている樹木
と言えそうです。
エゴノキの花
エゴの猫足(虫こぶ)
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2023年5月17日水曜日
「ひょうご発信!」That’s FiPavi「日本一の里山」を巡るウォーキング・ツアー
サンTVの”2023.5.14「ひょうご発信!」That’s FiPavi「日本一の里山」を巡るウォーキング・ツアー”がYouTubeに掲載されていました。私たちの活動地「川西市黒川」で興味があります。チョコっと覗いてみてください。
ひょうごフィールドパビリオン略して( FiPavi=フィーパビ)
2023.5.14「ひょうご発信!」That’s FiPavi「日本一の里山」を巡るウォーキング・ツアー - YouTube
サンTVの取り組み「ひょうごフィールドパビリオン」です。良いですね!
2023年5月09日(火) 臨時(企業研修会受け入れ)
参加者 32名(会員4名、一般28名)
一般企業の研修会を受け入れました。
私たちの活動地を散策して案内して、団栗小屋でパワーポイントで私たちの活動を説明。
里山散策に出発です。(ふれあい広場~薪炭林の明るい森~炭窯跡~放置林(敢えて手を入れずそのまま放置されるとこのような状態になる場所を少し残しています。)~エドヒガンの群落は谷底になり、そこに「出会いの妙桜」と命名したシンボルツリーがあります。そこから登り紅葉谷を超えて団栗小舎へ
2023年5月1日月曜日
2023年5月1日(月) 例会
参加者 10名
暫く小屋の中を整理していないので、新年度も始まり区切りをつける事で大掃除&整理整頓を実施しました。
特に破棄すべきもので多かったのは、パンフレット、ポスター、会報などの書類関係壊れた備品類でした。
すっきりしたつもりですが、普段使わないもの(小学生の里山体験学習などの用具などでっと格納したかったですが、一部積み残しで終わっています。)
すっきりしましたので今日参加できなかった人は次回例会でびっくりしますよ。期待して下さい!
最近の里山に変化が見られますか。日本の森林での2大伝染病というと何を想像されますか。一番に今まで悩み苦労した「ナラ枯れ」がありますね。最近は沈静化しております。私たちはこのナラ枯れとどう戦うかいろいろ試行錯誤して、最終的にはナラ枯れになったコナラを伐採してその中にいるカシノナガキクイムシを拡散しないように薪にして処分する方法を選択して、沈静化したと思います。これは、岐阜県森林研究所の大橋 章博先生のナラ枯れになった対象の木を伐採して割ることにより、幼虫を死滅させる方法です。(他にもいろいろ方法はありますが、ナラ枯れになった木は伐採しないとなりません。どうせ伐採するのであれば、幼虫が潜む間に伐採して処理した方が一番良いと薪にしてきました。功を奏したのかナラ枯れは無くなりました。
他に何があると思いますか。正面に大きな松が枯れていました。最近このように枯れ松が目立ちます。遊歩道の近くにあると何時倒れるか判りません。強風で枝が飛んで他の木にぶら下がるかもしてません。このように松が枯れる。マツ材線虫病 (マツ枯れ)は約100年前に北米から侵入した病気だそうです。兵庫県では「ひょうご元気松」(この松は激災害地の中で奇跡的に生き残った松を選び松くい虫に強い遺伝子を持つ松です。これから松枯れにどう対処するか検討が必要ですね。
兵庫県/松林を松くい虫から守ろう (hyogo.lg.jp)
入会申し込み
2025年10月以降の予定表
2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名 里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会 参加者 7名 10月 19日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時 里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...

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菅さん提供 トチノキ (栃の木 ムクロジ科 ) 花期 5 ~ 6 月 果期 9 ~ 10 月 ...