川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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令和6年7月 活動実績
今月の樹木 2024年 7月 イヌエンジュ(犬槐 落葉高木 マメ科)
菅さん提供
イヌエンジュ(犬槐 落葉高木 マメ科)
花期5~6月 果期9~11月
真夏の暑い盛りでも山に入るとみずみずしい緑に囲まれて一服の涼感を味わうことができます。木々も花を咲かせるのは一休みとばかりに目に入ってくるのは滴るような緑一色です。
緑滴ると言えば夏の山を形容する言葉で、俳句でも夏の季語として扱われています。そのような緑の中からつんつんと花の軸を伸ばして白い花を目一杯つけた樹木を目にすることがあります。樹木の名はマメ科のイヌエンジュ。花はいわゆる蝶形花と言われるもので蝶が翅を広げたようなマメ科特有の形をしています。この形には仕掛けがあって花の奥に雌しべと雄しべがあり、花の蜜を求めてハナバチなどの昆虫が花に止まって花の奥に頭を突っ込むと雌しべと雄しべが飛び出てきて昆虫のお腹に触れることにより花粉が付着したり、お腹に付いていた他の花の花粉で受粉ができるという仕組みです。
植物名にイヌと付けば人の役に立たないとか見劣りするという意味が込められていますが、イヌエンジュも例外ではありません。エンジュは公園などに植栽されているものを見かけることがありますが古くに中国からもたらされたとされています。花は藤に似てイヌエンジュよりもはるかに観賞価値があり、また、蕾や果実は薬用とされていることでイヌエンジュよりも利用価値があるとされたのでしょう。
エンジュが入ってくるまでは在来種であるイヌエンジュがエンジュと呼ばれていたとも言われていますので、イヌエンジュにとってはエンジュは目の敵ということになりますが、イヌエンジュが役に立たない樹木ということはありません。北海道ではエンジュと言えば今でもイヌエンジュのことでエンジュの名で木材が広く流通しており、この花のハチミツは超高級品だとか。
崩壊地などで他の植物に先駆けていち早く発芽成長する先駆種の性質を持っていて、マメ科特有の根粒菌との共生によって大気中の窒素を固定して土壌を肥沃化し、多くの生物が生息できる豊かな環境を作り出すことにも貢献しています。
春の銀白色の新葉も特筆に値する美しさです。
画像のアップは花の遠景、花のアップ、新葉、果実の順で掲載しています。
2024年7月24日 例会
参加者 10名
2024年7月7日(日) 例会
参加者 11名
今日は下記表題について検討会議を実施して、実際の調査作業に入りました。
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能勢電所有の台場クヌギ群落の作業道設置の調査および |
今後の活動内容検討
参加者にレジュメを配布して各項目について順に検討会を実施した。
すぐに沢に突き当たり、沢を渡り向こう側に道がつながっています。
沢はこのような感じで清流が流れています。右側が登山道になります。
このようななだらかな坂道を登っていきますが、だんだんと渓谷が深くなっていきます。
「大堂第四堰堤」と表示されています。
マンでフェンスで囲って一本一本植樹しています。30本植樹して残ったのは3本です。腰の原因は網の裾から鹿の口が入りかじられて、枯れてしまったそうです。
入会申し込み
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2025年 12月 7日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 12月 21日(日)例会 納会:集合日生中央駅11:30 ユウダ ...
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