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2024年10月29日火曜日

2024年10月 活動結果

  2024年

 

10月 2日(水) 
臨時 参加者92名(会員8名、生徒77名、教師他7名)
             加茂小「里山体験学習」生徒80名  木工クラフト

10月 6日(日) 例会 参加者 7名

10月11日(金) 臨時 参加者 97名(会員10名、生徒81名、教師他6名)
             川西小「里山間体験学習」生徒81名  木工クラフト

10月12日(土) 臨時 参加者266名(会員 6名、一般 260名)
                                       川西市主催の「環境フェスタ

10月20日(日) 例会 参加者 8名

10月21日(月) 臨時 参加者 9名(会員5名、人博2名、阪神農林2名)
          植生調査(A・B地区の鹿柵内と鹿柵の外、各5ヶ所合計20か所)    
          ウリハダカエデ調査(マンディフェンス5種類破損度&各ディフェン
          スごとの成長調査)
                   
10月27日(日) 例会 参加者 6名

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今月の樹木 2024年10月

 菅さん提供


スダジイ(すだ椎  常緑高木 ブナ科)                            

                                              花期56月 果期10

 どんぐりのイメージとしては丸くてコロコロした形を思い浮かべますが、ブナ科の実を総称したものがどんぐりで、国内ではその種類は20種ほどにもなると言われていて、その中には丸くないクリやブナの実も含まれます。丸くてもトチノキの実は厳密にはどんぐりではないことになります。

 大人でも小さい子供のときにどんぐりを拾い集めるた記憶のある人も多いと思いますが、子供が丸いコロコロしたものに興味を示すのは成長した証の現れだそうです。

 スダジイはブナやクヌギなどの落葉樹とは異なり常緑です。ヒマラヤの南麓から東南アジア、中国を経て西日本に至る常緑広葉樹が優先する帯状の植物分布は照葉樹林帯と呼ばれ、国内ではスダジイは照葉樹林帯の主要構成樹種の一つになっていて、福島及び新潟以西まで見られるようです。

 スダジイのどんぐりはクヌギ、アカガシ、マテバシイと同じく花が咲いた翌年の秋に実が成熟するいわゆる2年成で、殻斗の形はお椀型ではなく表側はごつごつしていてどんぐり全体を覆っています。どんぐりが成熟してくると次第にバナナの皮が剥けるように三裂してどんぐりが顔を出します。

 余談ですが殻斗を多くの人は帽子と呼んでいます。どんぐりの殻斗と接する部分は一般にはへそ、または尻と呼ばれます。そこで殻斗の呼称を帽子ではなくパンツと呼んでほしいという人がいるようです。理屈から言えばそうですよね。

 スダジイのどんぐりは渋みやアクが少なくクリと同じように生でも食べられ、乾煎り(からいり)すれば殻も剥き易く香ばしくなり、味はクリをあっさり目にした感じですが小さいのがたまにキズです。

 縄文時代には主要食糧としてクリが栽培されていたことが遺跡の調査で明らかにされていますが、スダジイをはじめ同じように生食できるツブラジイ、マテバシイなども栽培されていたのではないかと想像が膨らみます。どんぐりを見ると拾いたくなるのは縄文人の血が連綿と受け継がれている証なのかもしれませんね。

 初夏の陽気が感じられるころ、里山の緑の中に黄緑色のもこもことした景観が現れます。スダジイの多く枝分かれした先に細長い穂状に寄り集まった小さな雄花の集団がそのような形を造ります。雌花は雄花の穂状花序の上部の枝に付きますが小さくて目立ちません。

スダジイの実


 スダジイの花(雄花と雌花)


スダジイ遠景







2024年10月27日日曜日

2024年10月27日 例会

 参加者 6名

 実施内容

 11月以降の活動予定について打ち合わせを実施

 11月2日黒川里山センター主催の「黒川里山マルシェ2024秋」は予定通り雨天決行で実施。翌日の11月3日(日)の例会を中止と決定しました。

 そのために臨時作業①11月2日の里山センターでの黒川里山マルシェと②牧の台小学校の「里山体験学習」の用具類と木の輪切り、どんぐり、小枝、松毬などのウッドバーニングや木工用の資材を用意しました。

ドングリ(クヌギの団栗と殻斗)を副会長が沢山(白色の発泡スチロールの箱一杯の団栗と殻斗を持って来て頂きました)殻斗と団栗を分けてゴミも取り除き団栗は、虫と発芽対策で茹でました。








 




2024年10月22日火曜日

2024年10月21日 臨時 A・B地区の植樹地植生調査とウリハダカエデの鹿対策ネット比較調査

 参加者 9名(会員5名、人博2名、阪神農林2名)

  私たちは妙見の森で活動した結果下記の表左から右に黄色の丸で囲んだところに重点を置き里山整備に取り組んできました。(2006年~2023年)


 その中でA・B地区の植樹地で各鹿柵ネット内各5ヶ所と鹿柵ネットの外各5ヶ所(合計20か所)

 植生調査実施日(平成28年8月23日、平成29年8月24日、平成30年8月23日、令和3年8月24日に引き続き今回(最終回)令和6年10月21日の5回の調査となりました。)


前回(2021年8月24日)の調査の様子は(川西里山クラブ: 8月 2021)でご覧下さい。

予定された調査は予定通り全部完了しました。今後このデータを分析して、いろいろな意見が出されて、今後の活動方針の参考になると思います。

当日の画像
 B地区の横にウリハダカエデを無防備のままとガード(曲げわっぱ、くわんたい、サプリガード、綿帽子の4種類)合計5種類で植樹したウリハダカエデの状態とガードの破損状態を調査しました。

  テープ・ネットにブルーが使われています。鹿はこの色が目立って見えるそうで、ブルーに統一しました。(ウリハダカエデは鹿の不嗜好植物なので、あえてガードをしない無処理と簡単に竹を切って作る曲げわっぱでテープで巻くだけとネット。くわんたい・サプリガードは市販の物。綿帽子はウリハダカエデの生長点を守るために独自の考えたネットを上から被せるだけの物、以上5点で成長を見守っています。(これはガードするための費用を安くするためのテストです。)
 平成28年(2016年)から8年の経過で、手作りのネットは相当傷んでおり、鹿に倒されたりして破損も目立ちます。


斜面に沿って試行ガードが並んでいます。






おまけの画像(E地区の現況)
 2022年3月に植樹したクヌギ気になり、ちょこっと見て来ました。
元気に生育していますが、下刈りは今年はしていませんので、沢山の植物が育っています。特に目に付くのが、アカマツ・アセビ・アカメガシ・ワヌルデなどに囲まれいますが、頭を出しているので負けずに生育すると判断しました。


帰りにウリハダケエデの母の木(ここの種で育った苗木で今回のテストが出来ましたので、今年も種を付けているか見ました。)

そこから大阪湾を見下ろす光景が広がりますので、OneShot(ワンショット)
A・B地区の調査は私が行っておりませんので画像がありません。手に入りましたら追加します。


























 







 





2024年10月20日日曜日

2024年10月20日(日) 例会 

 参加者 8名

 

 今日の作業

  打ち合わせ

   明日のウリハダカエデ調査(黒川倉庫9:30集合 分乗で山上のウリハダカエデ植樹地へ)

  11月2日の黒川里山マルシェのウッドバーニングとマテバシイのストラップを実施

11月5日に牧小学校で行われる小学生向けの「里山体験学習」は、学校で実施されます。

今後の活動目標をどのように設定するか、皆で打ち合わせを行い検討することになりました。

本日の作業内容は、小学生用の木工クラフト材料の作成と周辺環境の清掃です。また、里山センターに預けてある道具類の回収も行います。

打ち合わせ

ドングリ(クヌギ)が根を出していますので、育てて見る事にしました。(16個程度)

倉庫の周囲に溝があり、底に土、竹の葉が溜まっており掃除をすると底には少し水が溜まっています。それらを取り除くとサワガニがいました。

このキノコは?何でしょうか???シイタケが出来ているかどうか見に行ったお土産です。どうもシイタケではありませんね。

すっかり秋ですね。ススキがきれいに咲いています。(帰りの道で撮りました。)

その隣に軸がイタドリによく似ています。しかし、イタドリのように簡単にポンと割れません。まるで木のように硬かったです。

妙見口駅の観光案内所の看板です。途中でハイキングの方に道を来たれたので、案内しましたが今一度妙見山に登る道を確認するために、コースの呼び名とルートを確認しました。















 


 

2024年10月13日日曜日

2024年10月12日(土) 臨時 川西市「環境フェスタ」参加

 参加者 266名(会員 6名 一般参加者 260名(約))

 

 今年も川西市「環境フェスタ」が実施されました。ボランティア団体聞く企業で23団体が参加です。

環境・自然を知るきっかけづくりに

 自然活動団体や企業など計23団体が環境や自然を身近に感じる体験イベントや展示をします。私たちのクラブは木の輪切りに電熱ペンで「ウッドバーニング」を実施しました。テーブルに向かい合わせで3名ずつ2テーブルで12名実施できるようにセットしました。大方半数程度で6名が実施していたようで、開催時間3時間で1人20分として54名程度が参加して頂いたと思います。会場全体では260名(昨年は200名)のマイク放送がありました。

会場(展示の様子)


 入り口にポスター2枚



会場のマップと各ブース(23団体)の案内

私たちの活動の様子



全体の活動の様子01

全体の活動の様子02

最終にアンケート会場があります。








2024年10月11日金曜日

2024年10月11日(金)臨時 小学生の「里山体験学習」

 参加者 97名(会員10名、生徒81名、教師他6名)


 小学生の里山体験学習を実施しました。午前中は黒川サポータクラブが担当して里山センター周辺を散策して、午後から私たちの担当で、里山センターの開館内で木工クラフトを実施します。

 材料は里山で集めてきた自然の物(団栗、松毬、小枝、木の輪切りなど)を使って自由に作品作りをします。子供たちの作品にはいつも驚くような面白い作品が出来ます。私たちもそれを見るのが楽しみで応援しています。


児童たちが選んだ材料を加工するのにここで切断や穴あけを手伝っています。

見本の展示

児童たちは自由に材料を選択できます。



ここでは素早くくっつけるためグルーガンで自ら道具を使ってくっつけています。

児童たちは手に手に作品を持って別れを告げました。
















2024年10月6日日曜日

2024年10月 6日(日) 例会 

 参加者 7名


 川西市の環境フェスタや小学生の「里山体験学習」を控えウッドバーニング&木工クラフトの材料(木の輪切り、小枝等)が不足しており、道具を使って切り出しをして揃えました。

採取してきたドングリは茹でて発芽しないように処理しています。木の輪切りも切ってサンダーを掛けて磨き乾かしています。

木の輪切りのサンダーを掛けています。

左は少し太い枝を輪切り(卓上スライド丸鋸)、右は丸鋸を丸鋸スタンドに取り付け「丸鋸盤」に改造して枝や竹を切っています。

卓上スライド丸鋸で切った木の輪切り

丸鋸盤で切った木々



2024年10月3日木曜日

2024年10月2日 臨時 里山体験学習 加茂小学校実施

参加者 93名(会員 9名、生徒77名。教師他7名)

 里山の自然の材料(木の輪切り、木の枝、どんぐり等)を使って思い思いの作品作りに挑戦して頂きました。










入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...