参加者 6名(会員 3名、県から3名)
昨年(2019年11月6日)実施しました「ウリハダカエデ植栽試験」(昨年の様子は左の文字をクリックして下さい。)のその後の結果を見て今後の方針を検討する会合を持ちました。
第2回「ウリハダカエデ作戦会議」として下記事項の検討と昨年植栽結果視察。
この植栽に至った経緯をまとめると
鹿の不嗜好性植物で、鹿の食害が少ないと判断していた。実際に団栗小舎の下では、種が沢山落ちて若木が沢山育っている。また、近くに大木が2本あり、メープルシロップを作りその利用方法も検討していた。
そこに県からの相談で、ウリハダカエデをそのまま育成出来るとの見解があり、実際にそのままで育成できるか昨年(2019年11月)に移植してテストを開始。(そのままの状態と頭にネットを被せる。寄せ植え(3本程度寄せて植える)などの条件を付けて植えた。)
今回のテーマはやはり何かで保護をしないと育成が無理だろうと判断して、ウリハダカエデのシェルターを考える&植える場所の確保のために集まった。
1)シェルターの種類
①割竹まげわっぱ青色テープ巻きシェルター(竹まげわっぱテープ) 5本
②割竹まげわっぱ青色防風ネットシェルター(竹まげわっぱネット) 5本
(上記2通りは昔の林業(明治31年ごろ)に枝葉を立てて覆う事で防いだ)この方法を利用して竹で覆いブルーのテープを巻き付けるものとネットで覆う物の二通り。)
③棒を1本立てて防風ネット網で囲う(わたぼうし) 5本(ゴミの日にカラスに荒らされないように網で覆うように、網を頭に取り付ける)
④くわんたい(目の細かいグラスファイバー支柱ネットシェルター) 5本
サプリガード(目のあらいプラスチックネット、しっかりした支柱のネットシェルター) 5本
⑤サプリガード(目のあらいプラスチックネット、しっかりした支柱のネットシェルター) 5本
⑥何もしないでそのまま植える(無処理)
2)今後の進め方
①苗木の確保(団栗小屋のすぐ下に平成30年度に植樹した柵に中に沢山生えているものを利用。
②シェルターの確保(くわ⑥たい、カラス避けネット:県の補助金。竹の確保:竹を切り出して加工して持って上がる。)
③植樹地(植栽地B地区の空き場所を利用)
④植栽時期(12月頃)
資料に基づき県から説明を受ける
③の防御策で、棒を1本立てて防風ネット網で囲う(わたぼうし)です。
ネットを外すと中には葉っぱが茂り、効果ありと判断しました。
①の割竹まげわっぱ青色テープ巻きをどんな感じか作りました。(画像はピンクのテープですが実際にするのはブルーになります。)
ウリハダカエデの植樹予定の苗木の調査。沢山育っています。
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