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2021年3月28日日曜日

2021年3月27日(土) 例会 

 参加者 12名

 連続で日程が入れ替わっての実施です。(28日(日)の予定が雨の為1日早めました。)

 クヌギの植樹の無事に済んで残すは、今日のシイタケの菌打ち作業です。後は梅雨入り前までに伐採した丸太を引き上げて、薪用に割って乾燥小屋に収納しなくてはなりません。

 実施内容

 榾木作り70本出来上がりました。薪づくりも玉切りをして薪割り機で大分割ったようです。また、乾燥した薪を束ねて頂きました。

 薪づくり:玉切り、丸太割り、乾燥小屋へ収納と乾燥薪の束ね 

 能勢電さんからバードコールを頼まれており急遽作成して10組作り前回の例会に納品しましたが、早速展示ケースに入っていました。

 

全体の作業風景(手前左:薪割り。中央の奥でシイタケの菌打ち。右側のテント内で大型の薪割り機で大径木を割っています。



中央奥にはシイタケ小屋が有り、その横でシイタケ菌を打っています。


打ってホダ木に成った分は積み重ねて暫く寝かせ菌が早く回るようにします。菌が全体的に回った時点で本伏に入ります。

乾燥小屋では薪の束ねをしています。(乾燥小屋は順番に1~3まであります。)



 帰りに桜谷の様子を見に行きました。桜の開花状況もさることながら、「出会いの妙桜」の根本付近を埋め戻し工事を実施しましたので、その状況も気になります。
 水は低きに流れやはり、地面は抉られて元の木阿弥にならないか気がかりです。早めの次の対策をしないとなりません。(草シートのようなもので被う?見た目が悪い。いろいろ考えながら歩いた結果少し大きな石で土留めの様にしてその後ろへ小石を並べるようにすれば水の流れる勢いが吸収され、土砂の流出が防げると判断しましたまた、見た目も良い感じで良いと思われます。)

「出会いの妙桜」

ケーブル山上駅のショーケースにバードコール(私たちの作った)が並べられました。


2021年3月23日火曜日

2021年3月22日(月) 例会

 参加者 9名

 通常でしたら前日の21日(日)が例会でしたが、その日は雨天の為急遽日程変更をして実施しました。(クヌギの苗木を植えるべく苗木余用意して置いてあるため早く植え付けたいと実施しました。)

 実施内容

 クヌギの苗木90本を予定数81本を植樹しました。(残りの9本は補植用に回します。)

 ケーブルの運行も20日から始まりお土産用に能勢電さんからバードコールを頼まれており急遽作成して10組作りました。

ケーブルに乗る前に桜の開花状況はどうかと見ました。ケーブル下ではちらほら咲いていますが、黄色の丸のさくらくれない(エドヒガンでこの周辺で最もピンク色が濃い桜)は未だに色付きも無いようです。


全員で植樹にかかりました。何時もであればイベントとして開催し、一種のまつりを呈しますが、この時期そのように出来ませんので会員のみで植樹しました。

団栗小舎から植栽地を見るとまるごと見えます。(約25m四方を網で囲っています。)

桜の開花時期を迎え「出会いの妙桜」が既に開花したと聞いており気にかかります。早速見に行きますが、それ以上に気にかかるのが先の大雨で根元が抉られその補修をやっと11日に修復を確認しましたが先日の雨で、どのようになった間も気にかかります。
遠くからデッキを見ると黒く土砂がデッキに上っているようでしたが、ごく薄く色が付いた程度でした。

根本付近も抉られた様子もなく無事なようです。

肝心の開花状況はご覧の通りちらほらと咲いているようでピンプに染まっています。

一枝を大写しにしました。咲きかけています。


桜谷を降りる手前に野鳥の看板が立てられていました。

馬酔木(あせび)もそろそろ終わりの様です。


2021年3月15日月曜日

2021年3月14日(日) 臨時作業

 参加者 9名

 サクラの開花もあちこちで聞かれるようになりました。私たちの活動地のエドヒガン(川西市の天然記念物)昨年台風の影響で根元が大きく抉られ散々な状態でしたが、2月12日(金)に完了確認を実施しました。

 昨年の「出会いの妙桜」の開花は3月23日でした。今年はこれよりまた早くなるのでしょうか。(開花の確認は3月21日にクヌギを植樹する予定ですからその折にしたいと思います。)

 今日の作業は前記に書きました通り3月21日(日)に植樹を予定しておりますので、その為に鹿防止ネットを張る。

 植樹のために伐採した樹木を散策道に運び上げて積んでいます。3月20日(土・祝)からケーブルの運行開始です。その為に人が通れるように道を開けるため伐採木の運搬作業がメインです。


植樹予定地の中の伐採木は全部予定地の外へ運び出しましたが、ここは少しかかっているようで外へ運んで内側へネットを張ります。


運び出しネットを張ることが出来ました。

ネット張りが順調に進んでいます。

下の方もネットが張り終えています。

これはネットの裾の部分の処理です。赤がペグで地上の部分で折り返して、二重に止めています。(鹿は角や口でネットをめくりあげて入り込むのでこのような処理が必要です。)

門扉も単管に鉄の網を取り付け上部に出来ています。

これは伐採木を散策道に引き上げた状態です。これを取り除いて人が歩けるように処理します。コナラはとても重く2~3人で持ち上がりません。薪用に40㎝に玉切りして転がして運びます。

玉切りして運搬車に乗せて運んでいます。

漸く通路が開けました。この作業の続きは次回ですね。

植栽地(C地区)のクヌギが倒れていました。先日からの強風と言っていますが、それもありますが、キクイムシのせいもありそうです。(欠損部分は次回植樹の際余った苗木を捕植しましょう。)






 












2021年3月13日土曜日

今月の樹木 2021年3月 ヒメヤシャブシ

菅さん提供


 ヒメヤシャブシ (姫夜叉五倍子 落葉小高木 カバノキ科) 

                                  花期34月 果期1011月                              

 3月の半ばを過ぎると暖かさに目覚めた草木が花を開き始めてきます。ハゲシバリとも言われるヒメヤシャブシもその一つです。花と言っても風媒花なので鮮やかな花びらもなければ香りもありませんが、枝の先々に長さ4~6㎝ほどの黄褐色の雄花が多数集まった雄花序が垂れ下がっているのでよく目につきます。雌花序は雄花序の下方につき、雄花序と比べるとかなり小さいうえに淡緑色で目立ません。

 よく似た仲間で高木にもなるヤシャブシの雌花序が立ち上がるのに対してこちらは下垂します。葉が大きめのオオバヤシャブシはヒメヤシャブシとは対照的に雌花序が枝の上方に付いて斜上し、雄花序は雌花序の下方に下垂するのでヒメヤシャブシとの区別は容易です。
 果期には楕円形の松ぼっくりに似た長さ1.5cm~2㎝ほどの球果が複数個まとまって吊り下がり、翼の付いた2~3mmほどの種子が飛散した後でも長く残り、翌年の花の季節にも見ることができます。

 ヤシャブシの名は球果の表面のごつごつした様子を夜叉に見立て、煮出して採った液をヌルデから採れる五倍子(ふし)の代用としてお歯黒に使ったということから夜叉五倍子となったとか。
 ヒメヤシャブシの樹肌はヤシャブシやオオバヤシャブシが成長してくると樹皮が鱗状にはがれてくるのに対してなめらかで、葉や雄花序も細身で枝もしなやか。そのため木姿からは荒ぶる夜叉のイメージとは違って華奢(きゃしゃ)な感じを受けます。そのようなところから姫と名付けられたものでしょう。

 ヤシャブシの仲間は裸地や崩壊した崖などの痩せ地でも旺盛に生育できる能力を持った樹木です。その秘密は根にできる根粒に共生する放線菌の力で空中の窒素を取り込むことによって成長が促進されることによるものです。
 ハゲシバリは漢字では「禿縛り」で、貧栄養の禿山の緑化に適していることから治山目的で植栽されてきた歴史があります。
 かわいい球果が長い期間見られ、大木にもならないので庭木に向いているように思えますが、他のカバノキ科の樹木同様に花粉症を誘発することが知られていますので、庭木としての利用は避けたほうが良さそうです。


球果のアップ


枝先に残る球果





2021年3月7日日曜日

2021年3月 7日(日) 臨時作業

 参加者 15名

 少し焦ってきました。

 今後の予定を考えるととても無理?と思える内容です。兎にも角にも今日は何としても植樹予定地を空にしないと14日に鹿ネットを張ることが出来ません。

今後の予定

 3月14日(日)鹿ネット張り

 3月21日(日)植樹

今日の活動

 伐採木引揚げを前回に引き続き実施しています。残っていたコナラ(4本)の伐採も終わり今日で伐採完了です。作業道に伐採木は引揚げ、植樹予定地は空になり後はネットを張ってクヌギの植樹となりました。

 正面の空き地が今回伐採したところで、一辺25m程度周囲100mです。今日は手前へウインチで運び上げるのと向かい側の作業道へ引っ張りだこで引き揚げる作業を同時進行でしています。 

向かい側の引っ張りだこで順調に引き上げています。

手前の方のウインチで引き揚げたコナラです。
こちらの方では、21日の植樹用に土留め用の横木に竹を割っています。竹は土留め用の横木だけでなく、添え木も作っています。

竹を約40㎝で切って割っています。

運搬車の故障です。エンジンからのプリーは回っています。そのプリーからベルトで力を伝えるのですが、そのベルトが長年の使用で伸びているものと判断して、ベルトを交換していますが、ベルトが2本あり、奥側のベルトの交換が難しく次回に作業をします。













入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...