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2021年12月1日水曜日

2021年12月01日(水) 例会

 参加者 23名(会員8名、森林大学15名)

 今日は冷え込みました。

 今日の予定は宍粟市にある「兵庫県立森林大学校」の見学を受け入れました。妙見山上から私たちの活動地を回り林業遺産の台場クヌギを経て炭焼の今西さんを回る予定です。


 活動地へ予定通り10:00のケーブルで山上に上り団栗小舎へ向かいましたが、今日はハプニング!C地区の鹿防止ネットに小鹿が頭を突っ込み引っかかっています。

 今日は色々作業がある中一番に番狂わせの鹿の処理が入りました。小鹿を押さえ込んで、ネットを切断して、放つ(逃がす)ようにしました。(動画を取り損ねました。)


網を首に巻き付け暴れています。小鹿ですね。何とかしないとこのままですと死んでしまいます。


頭に袋を被せて、ネットを切り解き放ちました。勿論ネットを応急処置で補修しましたが、ネットの高さが低くなっておりやり直しが必要です。

 やっとの思いで時間を見ると11時を回っていましたので、前回作業道に引き上げているコナラの丸太を玉切りして、小屋の目絵まで運び割って薪にします。その作業をお願いしてふれあい広場へ向かいました。 

 ふれあい広場から桜谷(天然記念物のエドヒガン)から平成31年3月に植樹したパッチワークディフェンス、ウリハダカエデ(団栗小舎を通過して)ウリハダカエデを色々なシェルター(無防備、まげわっぱテープ、まげわっぱネット、くわんたい、サプリガード、綿帽子ガード)無処理と5種類のガードで植樹地と今年度皆伐して植樹予定地を案内して、遅い昼食となりました。

 ふれあい広場にやっと到着しました。ここで今日私たちの活動について簡単に説明して回るコースも案内して出発です。
 桜谷の入り口でエドヒガンの天然記念物になるまでの経緯や地形的に谷底になっており、土砂災害が起きていることなど説明。

今日の朝小鹿がネットに掛かっていた場所です。鹿の様子など説明の後平成31年の植樹地を説明

ウリハダカエデの自然映えの大木とこぼれた種がネットの中で大きく育っているところを見てもらった。

 この前には大きなコナラがあり、ナラ枯れで伐採した後になります。このように伐採した後に大きなギャップが出来て、そこに今までなかったナンキンハゼが育ってきている。
 このナンキンハゼは外来種で鹿が食べないためにあちこちに目立ってきています。駆除対象の植物です。

薪の生産を見てシイタケ小屋へ

シイタケ栽培を見学

ウリハダカエデ(後ろにブルーのネット(マンディフェンスで各5本づつ5種類のシェルターでテスト中)を見てもらいモリアオガエルの池に

参考のために森林大学のHP&Facebookのリンク先を下記に書きましたのでクリックして見て下さい。

兵庫県/森林大学校の紹介 (hyogo.lg.jp)

兵庫県立森林大学校 | Facebook

昼食後雑談を交えて質疑応答に入りました。


 受講後切り倒した松を製材する為に団栗小舎まで運びました。到底運ぶのは不可能かと思われました。しかしやれば出来るものですね。エジプトのピラミッドを建設するみたいの下に丸太を引いて転がして運び込みました。

 大学生を送り出した後松の大木を伐採して玉切りした丸太を板状にしたい為まづ1本を団栗小舎の前まで運びチェンソー製材機で製材しようと運びました。

松の直径は42㎝長さ5m程度でとても持ち上げる事は出来ません。


何かやっているうちに古代エジプトのピラミッド建設の石を運ぶ様子が頭をよぎりました。
 やっとこさ運び込みました。ここでチェンソー製材機で製材する事が、長らくしていなくてやれるかどうか心配なので、安全に出来る所まで運びました。馴れたら残り2本は置いた位置で製材したいと思っています。

 今日は大変な1日でした。鹿がネットに掛かったのを外す、森林大学の見学案内、松の運び込み。他にもコナラの運び上げた材を玉切り、薪割り&薪の束ね等忙しい1日でした。



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