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2022年6月27日月曜日

今月の樹木 2022年6月 ノイバラ

 菅さん提供


ノイバラ (野茨 落葉低木 バラ科) 

                             花期56月 果期910

 野バラと言えばノイバラを指すことが多いように思います。テリハノイバラやヤマイバラも野バラには違いありませんがノイバラほどには見かけません。差し渡し2㎝ほどの白い花が寄り集まって咲き、茨と言うだけあって全体に鋭い棘があります。この棘は近くに他の樹木があればこれを引っかけて持たれるようにして伸びていくのに使われます。

 野バラで思い浮かべるのは、わらべは見たり野中の薔薇で始まる唱歌ですが歌詞の中に、清らに咲ける その色愛でつ 飽かずながむ 紅におうとあるようによく見かける日本の野バラと違い作詞者ゲーテの詩の中に咲く野バラは紅色だったようです。

 歌に出てくる西洋の野バラに比べてノイバラは白一色で味わいがないかと言えばそのようなことはありません。白い花には白い花なりの美しさがあります。さらに言えば紅紫色で7~8㎝の大きな花をつける野バラが日本にあります。ハマナスがそれで耐寒性があり、海岸沿いに自生して北海道でもっとも多く見られ、日本海側では島根県以北、太平洋側では茨城県以北に分布するようです。

 世界には園芸種のバラは3万種以上はあるとされています。原種となるとその数は 150~200種と言われていて、この原種から数々の園芸種が創出されてきた歴史があるわけですが、その中に日本のノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスが一役買っていることはバラ好きの人はご承知のことと思います。
プリンセスミチコという鮮やかなオレンジ色の新品種のバラが創出され、今の上皇后さまが皇太子妃だったときに献呈されたとニュースで聞いたのは高校生のころだったように記憶しています。このバラには強健なノイバラが台木としても使われているそうです。

 子供のころは秋になると赤くなった実を遊び半分で食べたものでした。種の占める割合が多くて食べごたえはありませんが、大人になってからも赤い実が目に入ると摘まんで口に入れ、この味わいは果実酒にいけるのではないかと思い仕込んでみると、赤い実の色からは予想に反して淡い琥珀色となりました。
バラの実は総じてローズヒップと言われ、お茶や薬用に使われます。緩下作用もあり便秘対策にも効果的なようです。ノイバラの実も同様な使い方ができるようですので、便秘で悩む方は一度試されてみるのも良いかもしれません。




2022年6月26日日曜日

2022年06月26日(日) 例会

 参加者 5名

 今までの参加者数最低記録更新?と思われます。こんな事があったでしょうか?一度例会の参加者数を調べる必要がありますね。(原因は?)しかし山上は木陰に入れば、涼しい風が心地よい感じで仕事ができました。(天国の余り風かな?)

 ニュース(ドラム缶の半切りに水が溜まっています。その上にモリアオガエルの卵塊が見つかりました。(モリアオガエルの産卵場所が他にないのか?) 

 次回は皆さんご参加頂けるものと期待しています。

 今日の作業

 午前中:伐採したコナラの幹は運び上げたとのことで、「里山体験学習」の木工用枝を引き上げ用意することにしました。(現時点での予定では2学期に2校予定しています。)

 午後から:薪割り&割った薪の運搬、薪の束ね


 毛^ブル山上駅に着きました。いつものようにこの季節大きな水鉢にアジサイの花を浮かべて出向かてくれます。


クマノミズキの花が満開です。

 これはびっくり!モリアオガエルの卵鬼がドラム缶の半切りしたところに水がたまり、その水にオタマジャクシを育てようと卵を産んでいます。こんなに産卵場所がないのかな?
 可哀そうですから応急手当をしました。(この産卵の様子を見るとモリアオガエルではなくシュレーゲルアオガエル?)

 モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルの産卵の違い
 泡のような卵の塊(卵塊)は同じようですが産卵する位置は木の上と土手など土に産卵と違いがあります。

 内側の卵は水に落ちますが、外側はミリと思い網を張って、上に置きました。次回は少し小さいですが池に移し替えたいと思います。(すごいですね!)

こちらはシカの糞に群れているフンコロガシ?すごく群れています。

伐採したコナラの枝をまとめてブロック状に置いています。それの回収ですが、こんな作業でも斜面ですから中々きつい作業です。

丸太は運び出したの事でしたが、ここに残りがあります。次回運び出すことにしました。

回収した枝は運搬車に乗せて2往復しました。」(午前中の作業)

 午後から薪割りと、束ね&束ねた薪の運搬です。別途作業道の雨水切りの横断溝の点検。









 


2022年6月19日日曜日

2022年06月19日 例会

 参加者 13名

梅雨入れで心配された天気も晴れで、活動が出来ました。

今日から各活動のリーダーを決めさせて頂きスタートです。

薪づくり斑(リーダー馬淵さん)

里山整備№1班(伐採・間伐、材の運び出し玉切り)リーダー松下さん

里山整備№2班(下刈り、植樹)リーダー釜野さん

木工クラフト班(小学生の木工の用意、一般向けのバードコールやウッドバーニング)リーダー中橋さん

「里山体験学習」(リーダー相澤、菅さん)

 現在予定は下記の通り入っています。 

  1) 清和台小学校 生徒46名、先生4名、合計50名

     日程日程:10月18日(火)雨天の場合10月24日(月)

  2) 牧の台小学校 生徒75名、先生5名、合計80名

        日程:11月22日(火)雨天の場合11月29日(火)

対外交渉斑(リーダー辻本、澤田さん)

他に草木染で(藍や茜染が有ります)女性の方に苗づくりからお願いしたいのですが、今日は決まりませんでした。


今日の活動(デジカメの画像の隅が完全に開かず撮影しています。デジカメを落としたり木の粉にさらしたりで全然メンテをしていません。)

伐採木の引揚げ、引き揚げた丸太の玉切り、薪割り、割った薪の乾燥小屋に並べる、薪のタガに入れて束にする。


C地区の植栽地付近(団栗小舎のすぐ下)でリョウブが倒れています。スゴイ風が吹いたかな?そんなにキツイ風は無かったと思います。よく見るを下の画像の通り、樹皮を鹿にやられて後ろ側の少しの樹皮で持っていたのでしょうね。これがまともに散策中に倒れて当たると大変な事になる所でした。

折れたところの拡大図。
こちらも高い位置で折れています。遊歩道には架かっていませんが、危ないです。

運び込まれた丸太を玉切りにして、薪割り機で割って言います。


割った薪を乾燥させるために、第3乾燥小屋に並べています。




2022年6月6日月曜日

2022年06月05日 例会

 参加者 15名

 冬場に間伐したコナラが伐採地に残っており、その引き上げが急がれます。順次引け上げ玉切りして、薪にしていますがどうも追いつきません。梅雨入れまでに処分が出来ない模様で、臨時作業が必要になりそうです。

 割った薪を乾燥小屋へ運び込み乾かします。

運び上げた丸太を玉切りして薪割り機へ


団栗小舎へ迷い込んだテングチョウ?




2022年6月4日土曜日

2022年6月3日(金) 臨時活動 (竹中工務店研修会受け入れ)

 参加者 36名(会員6名、竹中工務店30名)

 前回(5月13日)に引き続き実施。

 予定通り里山を散策約1時間。団栗小舎で小休止の後PDFにより私たちの活動。能勢電鉄さんのCSRについて説明をしました。

 散策コースは薪炭林の整備して明るい森から炭窯跡。暗い森の(放置林:里山が放置されるとこのように自然に暗い森となり、林床に日からが届かず生物多様性が損なわれてきます。)を抜けて、私たちのシンボルツリー「出会いの妙桜」からエドヒガンの植樹地を抜けて、イロハモミジ、アオハダカエデを説明して団栗小舎へ。少し時間オーバーで到着。

下記2件はこの経緯集会に魁夷啓無いのですが・・・。

モリアオガエルの卵鬼が池に落ちています。無事卵からオタマジャクシに孵っているのでしょうか?暫くはこの卵鬼を餌としますがその後の餌が心配です。(今年で3回目の産卵が続いています。)

 ふれあい広場に蝶の群れ(テングチョウ?模様を見ようとしましたが羽を盛んに振って移動が素早い。ではカメラでと採りましたがこのような状態で判りません。しかし、見た感じで「テングチョウかも?」)

薪炭林を抜けて炭窯跡へ
 団栗小舎の中庭へ到着。ロケットストーブ&パーコレイターで作ったコーヒーで小休止。
帰りのケーブルは最終の17:00になりました。山上駅では「工作室」が出来ています。


入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...