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2022年9月28日水曜日

2022年09月27日(火) 臨時 「里山体験学習」川西北小学校

 参加者 95名(会員 11名。生徒82名、教師5名。川西市教育委員会2名、中学生のトライ・やる・ウイークでの参加5名)

 一番気にかかる天候ですが、予想に反して日が差し込んで来ました。今日は1日雨が降らずに持ってくれるのかと期待しました。というのも貸切バスのキャンセルが難しく日程変更なしで雨が降っても実施となっています。

 実施項目は1.5時間の里山散策&1.5時間の木工クラフトです。雨が降った場合困るのが里山散策です。これをどうしようかと悩みました。

 最終的に散策で回るコースを画像にして、プロジェクターで映し説明する事にしました。&臨場感を出すために説明する材料は採取して現物を手に説明します。でも実際の歩いて廻るのと感覚的に差があると思われます。1日雨が降らずの持って欲しいと思いました。

 82名の児童を半分に分けて41名ずつのグループを4班の班編成(合計8班)で行動です。Aグループは午前散策。午後から木工クラフト。Bグループは逆です。

 1日の行程中雨が降らず無事終了しました。










2022年9月26日月曜日

今月の樹木 

 菅さん提供


アオハダ (青肌 落葉高木 雌雄異株 モチノキ科) 

                             花期56月 果期910

樹木の表皮の表情は樹種によってはまだら模様やかさぶた状のもの、とげのあるものや皮目が
よく目立つものなどと様々で、樹皮の特徴が樹名の元となったものは少なくありません。

いくつか例を上げると、瓜の模様に見えるウリカエデとウリハダカエデ、樹皮がまだら模様に
なって鹿の子模様に見えることから名づけられたカゴノキなどがあります。木登りが得意なサル
でも滑って落ちてしまいそうなほどツルツルした樹皮の特徴から名づけられたサルスベリはなる
ほどと思わせるネーミングです。

樹皮の色から来たものとしてはアカマツやクロマツがよく知られていて、シラキ、アオキ、ク
ロキなどは現物を見れば納得がいきます。

樹皮の色がそのまま樹名になったと思わせるアオハダは青く見えるのかというとそのようには
見えません。樹皮の外観はこれといった特徴はなく、強いて言えば丸っこい皮木が目立つ程度で
樹皮を頼りにこの樹木を特定するのは困難です。

種を明かせば一皮めくったその下の内皮が青い(みどり)ことからアオハダと言われるように
なったようです。樹木に名を付けるときにわざわざ皮を剥ぐようなことはしないと思われますが、
この樹木の表皮は薄いため、切り倒した際などに傷ついた表皮が剥がれて下の緑が目についたこ
とでアオハダとなったと考えられます。

雌雄異株で初夏に咲く花は雄株雌株共に直径は5~7mmほどの淡い緑色で目立たず、花を楽
しむような樹木ではありませんが、秋の気配を感じる季節になると濃い緑の葉の間に赤い果実が
目につくようになります。葉と果実のコントラストが美しいことから、庭木として植栽されるこ
ともあるようですが、赤い果実が楽しめるのは実を結ぶ雌株に限られます。

果実がが食べられるという情報に接したことはありませんが、柔らかい新葉はおひたしなどに
して食べることができ、お茶としての利用法方もあるようです。




2022年09月25日(日) 例会

参加者 7名

  現在緊急を要する作業

1)27日に小学生の「里山体験学習」を控えて木工の小物を取りそろえる&雨天の場合を考えて里山散策が出来なかった場合の対策として、プロジェクターで散策ルートをあらかじめ画像に収めて映し出しながら臨場感を増す説明として、実際の樹木の葉を触ったり匂いを嗅いだり等々昔の人が里山をどのように利用して、里山が培われてきたか想像してもらえるようにする。

 用意は一応できましたが、長テーブル5台(プロジェクターのノートパソコン&スクリーンを載せる台に2台。木工の見本や小物を乗せるために3台。)程度必要。

 済んだ後道具をかたずけて、次回の為に置いておくためのブルーシートを購入。

2)薪の束ね&端材の整理

3)桜谷の土石流防止のための調査。アゼナミで堰を作るかor現在使用済みで放置されている(2段になった単管のようなもので、約5ⅿ程度のもの)を使うか。

  現在「出会いの妙桜」を守るため網柵で作った防御ネットが一部破損したが、修復が出来ています。このネットにあまり負担がかからないようにこれより上で、堰を作り余分な水は排除したい。

 端材をさらに短くして、袋詰めします。(最初は薪を燃やすための最初の焚き付け用にと用意をしましたが、薪よりもこちらが良く出るようです。)


薪を束ねますが、束ねた隙間に細い割り機が必要で斧で割っていましたが、危険なのでキンクラ(キンドリングクラッカー)で細割を作る。

蛇が石垣の下を駆け抜けました。はっきり画像に移っていませんので、毒蛇かどうか判断できませんが、マムシではなさそうです。

桜谷の斜面で3か所平らな面があります。その1段目と3段目に堰を設けたい。(約40ⅿ程度)

堰を設けても豪雨の時は、地面に浸みこむなど考えられず下に逃がすしかありません。その逃がすルートを真ん中の黄色の二重線の右にするか左にするかor全体的に水の勢いを分散させて流す。その3通りです。(検討が必要です。)






 

 

 

2022年9月18日日曜日

2022年09月17日(土)例会(18日の例会を振替 台風接近の為)

 参加者 11名

 だんだん日程が迫ってきており、気になっておりますが、なかなかうまく進みません。(小学生の「里山体験学習」の用意。桜谷の土砂流出補修。薪の束ね。オオムラサキの飼育ゲージ。)

 今日は上記の事を全部したいと思いますが、なかなか無理でその中の一部になるでしょう。

 里山体験学習は2学期最初の分の木工クラフト用小物用意や小道具の整理。(救急箱の整理が必要。その他順次取り揃える必要があります。)

 桜谷の土砂流出補修:第一段階の整備は終わりました。今後も引き続き手を入れていく必要があります。

 薪の束ね&端材の整理:納入先の要望に応えて順次整理して納入が必要です。これは里山を整理して、出て来る伐採木の有効利用を図っています。利用者も里山の事を考えて薪の出来るまでに思いを馳せらせて頂ければ有難いと頑張っています。

 オオムラサキの飼育ゲージ:オオムラサキをゲージの中で育てる事だけが目的ではありません。2011年からクヌギの植樹をしており、ふれあい広場には大きなエノキもあります。勿論このエノキから実を採取して実生からエノキも育てられます。このようにしてオオムラサキも多く育てて放蝶出来ればと思っています。

端材の細断(薪の焚き付け用に端材も有効利用です。)

束ねた薪をすぐに出荷できるように格納しています。

前回の大雨で破損した個所を大方修復できました。第一ネットと第2ネットのつなぎ目は通路があり、濁流をスムースに下流に流すためにパイプを埋め込んでいます。その部分が最もひどくやられました。そこも完全に復旧しています。

パイプが道の下をくぐっている部分です。

上記画像で下草が所々に生えているのは鹿の不嗜好植物のマツカゼソウ、ニシノホンモンジスゲ、イワヒメワラビです。鹿の糞もあちこちに落ちています。土壌は超丹波帯で石がごろごろしておりなかなか下草が育つ環境でなく&最近の天候はゲリラ的降水(線状降雨)で土壌を止めるのに苦労が絶えません。


マツカゼソウ(松風草)
イワヒメワラビ(岩姫蕨)
ニシノホンモンジスゲ(西の本門寺菅)
鹿の糞



 

  


2022年9月6日火曜日

2022年09月04日(日) 例会

 参加者 11名

 最初のこの日の予定は、雨天のために屋内で出来ることをしましょうと雨に濡れて山に上がる覚悟を決めていましたが、当日になると日差しが差し込む良い天気になりました。(この時期あまり日差しは暑いので入りませんが・・・。)

 オオムラサキ飼育ゲート

  今日は出入り口のドアつくりと幅2ⅿのネットを縫い合わせて幅4mを長さ5.5ⅿ2枚。長さ13.5ⅿ1枚を作る予定です。

 扉用の少し細いパイプを縦2本横2本を作ってつなぎます。


手前コーナーに扉を付けました。

扉の部分を拡大すると単管とドアの隙間が出来ています。工夫が必要か&ドアを受けるストッパーが必要。

桜谷の補修ですが、ここはふれあい広場から坂を下りて、最初の右へ曲がるカーブですが、通行される方はほとんどこのスロープを通ります。よって段差を設けてもすぐにダメになり、降雨の際雨水の通り道になって、勢いよく流れる水の通路?になりますので、丈夫な松に防腐剤を塗って板柵を作りました。このように段差で水の勢いを緩めてみたいと設けた。
 「出会いの妙桜」付近は階段の沿って溝が深く切れ込み、その水をまともに防御ネットで受けて、ネットの下を水がくぐり穴をあけています。
 その溝には土嚢袋を入れて、少し制御し手前に小石&土嚢袋を積んで水を制御したいと思います。


B地区のフェンスの中に白膠木(ヌルデ)が花を咲かせています。
 里山にはお馴染みのウルシの仲間ですが、かぶれる成分はほとんど含んでいません。夏には美しい白い花が咲き、秋には美しく紅葉します。
 先駆樹種の一種で、伐採跡地にいち早く進出して幼木を芽生えさせます。

 昔から利用価値が高い樹木で、別名が各地方ごとに沢山あります。(フシノキ、シオノキ、カツノキ等々100を超える別名があるそうです。植物民俗学的にも注目される植物です。)
 残念ですが伐採しないと肝心のクヌギの成長を妨げますので伐採します。







2022年9月1日木曜日

活動予定表

 リンク


活動予定の表示(赤表示は予定。青表示は終了結果です)
(例会)毎月第1・3・4の日曜日です。(月3回)
    ケーブルの乗車は9:00発(臨時便)です。

(臨時作業)随時必要に応じて実施します。

新型コロナウィルス感染症の予防のために 以下のことをよろしくお願い致します。
(1)参加前に検温をし、平熱であることを確認ください。 
(2)当日はマスクを着用して下さい。
(3)体調のわるい方は出席を控えてください。
(4)昼食時は、換気に配慮し、いわゆる「三密」を避けて下さい。

活動済み記録は下記をクリック


9月予定表

9月 4日(日)例会 参加者11名
9月17日(土)例会 参加者11名
9月25日(日)例会 参加者 7名
9月27日(火)臨時 里山体験学習実施 参加者105名(会員11名、他94名)

10月予定表
10月 2日(日)例会 参加者11名
10月 4日(火)臨時 参加者 5名(会員1名、県から4名)ウリハダカエデ下見
10月10日(月・祝) 参加者 4名
10月14日(金)臨時 参加者11名(会員8名、県から3名)ウリハダカエデ調査
10月16日(日)例会 参加者11名
10月18日(火)臨時 参加者58名(会員9名、児童45名、教師3名、市から1名)
10月23日(日)例会 参加者 7名

11月予定表
11月 6日(日)例会 ケーブル臨時(9:00発)に乗車
11月 8日(火)臨時 ケーブル臨時(9:30発)に乗車(久代小 里山体験学習)
11月15日(火)臨時 ケーブル臨時(9:30発)に乗車(多田東小里山体験学習)
11月18日(金)臨時 ケーブル臨時(9:30発)に乗車(東谷小 環境体験学習)
11月20日(日)例会 ケーブル臨時(9:00発)に乗車
11月22日(火)臨時 ケーブル臨時(9:30発)に乗車(牧の台小里山体験学習)
11月27日(日)例会 ケーブル臨時(9:00発)に乗車

12月予定表  
12月 4日(日)例会 ケーブル臨時(9:00発)に乗車
12月18日(日)例会 ケーブル運休中(駐車場の脇の竹藪整理)
12月25日(日)例会 ケーブル運休中(納会)




入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...