Translate

2023年9月30日土曜日

2023年9月活動実績 

2023年9月 活動実績  

夕日に赤とんぼ
9月 3日(日)例会 参加者 12名       
9月17日(日)例会 参加者 11名        
9月24日(日)例会 参加者  9名

9月29日(金)臨時 参加者 14名
 (川西北小学校「里山体験学習」生徒74名)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2023年9月29日金曜日

2023年9月29日(金)臨時 「里山体験学習」実施

 参加者 93名(会員14名、生徒74名、教師5名)

 2学期のが始まり、早々に川西北小学校の「里山体験学習」を受け入れしました。3クラス74名を6班に分けて実施します。(1班約12名程度です。)

 この6班を前の3班は午前中里山散策。後の3班は木工クラフト(里山の木々や団栗、松かさなどいろいろな材料で自分の作品作り)

 この計画をするのには、この当日に必要な用具(特に木工クラフト、案内用のマイクなど先に持ち込んで用意が必要です。)

 

 木工クラフトの作品作りが始まりました。







散策の途中コナラ・クヌギ林の中に完全な状態で保存した炭窯跡があります。そこで記念撮影。

予定された作業を事故もなく全部終了しました。集合して学校に向かって出発です。



今月の樹木 2023年9月 イブキジャコウソウ

 菅さん提供



クコ(枸杞 落葉小低木 ナス科)                   

花期78月 果期翌年812 

 暑さも和らぎ、秋の気配が感じられるようになった8月の山歩きで、人里に近い林縁の草むらで細く枝垂れた枝に薄紫色の花をいくつも付けたクコが目に留まりました。 

 クコは日当たりを好む強健な植物で、川の土手や河原、海岸の砂地が主な繁殖地のため、深い山では見ることはありません。 

 クコの木を目にしたことのない人でも、赤い実は中華料理によく使われる食材ということで、口にしたことがある人も多いのでは。 

 直径が1㎝あまりの花はナスの花によく似ていますがそれもそのはず、クコはナス科の落葉低木に分類されています。楕円形の実は、長さは1~1.5cmほどとナスに比べるとかなり小さいですが、生り口のへたの形はナスとそっくりな形をしています。 

 身近で食卓を賑わすトマトやジャガイモ、トウガラシなどはどれもナス科で、南米から中南米が原産地で古くに日本に伝わってきたものですが、クコは中国が原産地と言われています。その中国では宋の時代から不老長寿の妙薬として珍重され、美女の誉れ高い楊貴妃も美しさを保つために毎日食していたとか。 

 赤い実は実際に美容効果やアンチエイジングの効果があるとされ、ゴジベリーと称されて、スーパーフードとして海外でも人気が上がってきているようです。 

 実だけではなく柔らかい葉や若い茎も利用できます。クセがないので和え物やお浸しにしたり、炒め物やスープの材料にも重宝です。 

 また、漢方の生薬として実はもちろんのこと、葉や根も利用されているようです。熟した実はジューシーで美味しそうに見えますが、甘味はなく美味しいものではありません。市販のものは十分に乾燥されたドライフルーツのようで、そのままでも食べられほのかな甘みが感じられます。 

 赤い実は冬にも見られるので鑑賞目的と実益を兼ねて拙宅の空き地に植えたところ、とんでもないことになりました。細い枝は上には伸びず、横に這ってその先が地面に接したところで根を生やし、そこからまた枝が伸びて猛繁殖。ある年にはクコの葉に付くトホシクビボソハムシ(十星首細葉虫)という害虫にもやられましたが、これがまたとんでもなく汚い虫で、幼虫は外敵対策なのか、尻から出した粘液と自分の糞を混ぜ合わせたものを体にまとい、見た目は小さな黒いナメクジの様で、虫が接した家の白い壁も、お隣の白い車も黒く汚れてやむなく引き抜くことにしましたが、茎には鋭い棘もあって文字通り痛い目に会いました。 

 赤くかわいい実と、小低木の名に釣られて狭い敷地にこの木を植えるのは考えものです。

クコの花


クコの実



2023年9月25日月曜日

2023年9月24日 例会 

 参加者 9名


 今日の作業は29日に川西小学校の「里山体験学習」を控えておりその準備と乾燥した薪の束ねを実施しました。

里山体験学習

 散策道の点検(予定ルートに添って危険な個所が無いかチェック、木工クラフトの道具類や小物をチェックして運び出せるよう収納(特に見本を展示するのだ破損した部分を修理、刃物関係は砥石で研ぎました。)

 薪の括りも12月までには全部括り終えたいですが、まだまだ時間がかかりそうです。)

 樹脂標本作成について今日は試みましたが、失敗に終わりました。固定する時間が1日程度十分かかるので、短時間で無理のようです。持ち帰り自宅で実施しないと出来ません。


この画像は柿や栗を採っているわけではありません。散策道に落ちて来そうな木の枝を先に鋸が付いた柄長の竿で切り落としています。


遊歩道が流され道が途切れていますので、修復しました。

落とし文とハイイロチョッキリが葉と団栗を付けて枝ごと落としています。

玄関横に1段33~34束が3重ねありますから約100束ですね。

奥の階段下に80束程度ですが運び出す準備が出来ました。

植樹したエドヒガンが途中で折れて、切り戻しをしました。そのエドヒガンが萌芽しています。元気よく沢山の芽が立ち上がっていますので、少し芽欠きをした方が良いと思います。

この実を頂きました。何の実でしょう?
この実は「栃の実」で、とちの「と」は十、「ち」千と言う意味で一房に沢山の実がなります。
お米が作られる前「縄文時代」ではこの実が主食かも
 クリック)

栃の木の花と実












2023年9月18日月曜日

2023年 9月17日(日) 例会 

 参加者 11名

 今日は朝一からケーブル下の黒川駅は異常な賑わいで、駅舎から乗客があふれています。

 土・日・祝 祭日の初発は9:20ですが、臨時増発が9:00に出されました。私たちのいつもの時間です。同乗して山上へ向かいました。


今日はふれあい広場で「妙見の森フェスティバル」で開かれており、この関係で人出が多いのかと思いますが、1時間前から混雑をしています。あとからの話ですが、ケーブルを乗車するのになんと1時間程度待たされるような状況だったそうです。


 B地区の植栽地ですが、鹿ネットの中は奇麗に下刈りが済まされています。(その中で下刈りをしていない1㎡の箇所が点在しますが、これは植生調査で四角に囲んで自然の状態であえて残している部分です。)
 手前の裸地(少し草が生えていますが鹿の植佐内草です。)緑の部分はマツカゼソウ、ごげちゃ色で枯れているのは、ダンドボロギクです。ダンドボロギクは暑さと日照りが続き枯れたものと思います。

 [シギゾウムシの仲間][ハイイロチョッキリ]
 コナラの葉と若い団栗が枝ごと切り落とされて道に落ちています。チョッキり虫の仕業?
シギゾウムシにはいろんな仲間があり、特にクヌギのに産み付けるのが「クヌギシギゾウムシ」コナラのでんぐりに産み付けるのが「コナラシギゾウムシ」です。(卵の産み付けはまだ青く小さなどんぐりに産み付けるので、その後実がおおきくなり、穴がふさがります。)また、「ハイイロチョッキり」は、卵を産み付けた後団栗の枝ごと切り落とすのでチョッキりと言う名前が着きました。

乾燥した薪が第1・2・3乾燥場にあります。在庫は約1,000束はあると思います。私たちの薪の年間販売数は1,000束程度で今年の冬場に伐採して用意が出来なければ、来年の夏以降在庫切れになります。


能勢電さんの「妙見の森 フェスティバル」の様子を収めました。
(このテントと椅子のセット今後どのように使うのか?興味があります。)






 

2023年9月7日木曜日

2023年09月03日(日) 例会

 参加者 12名

 今日は特別の臨時作業が入りました。(地元の方たちの整備の一環で放置された畑も草など雑草で草まみれの畑の草刈りです。私たちの駐車場を借りている方の畑で、お年のせいでなかなか草刈りが出来ないそうです。お手伝いをさせていただきました。

 活動地では鹿ネット張りの総仕上げと看板を取り付け、団栗小屋間前の庭が伐採木を持ち込んで、なかなか整理が出来ていませんでしたが、薪の束ねとコロ薪で始末が出来ました。


今回下刈りを頼まれた場所。3名で取り掛かり、午前中で終了しました。



ネット張りが終わり看板の取り付けを実施。

看板には、令和5年度 北摂里山魅力づくり応援事業「桜谷の林床育成(植生回復ネットの設置)」と記載されています。

薪を作った後丈の短い材が残り、コロ薪として袋に詰めています。

薪の乾燥場(乾燥次第タガで括り(1束(約7Kg))っています。



B地区の植樹地です。ここはA地区同様に植生調査実施地で、鹿柵内と柵外に1㎡の枠内は手を付けづに調査を実施してきました。当初から年月が経過しており1㎡に仕切られた調査地も戻してはどうかと判断されます。仕切られた中にはヌルデ、カラスザンショなど徒長が見られ、クヌギも大きくなり、間伐だ必要と思われます。


D地区の植樹地では、クヌギは良く成長していますが、成長の早いヌルデやカラスザンショも共に大きくなっているようです。下刈りが必要です。

E地区の植樹地です。競合相手も一緒に元気に育ってきています。D地区同様下刈りが必要です。坪刈りで済ませましょうか。


E地区の植樹地は見晴らしがよいので、何時も通り「北極星入口駅」を通して甲山から神戸港をが見られます。

リョウブの花も終わりでしょうか(リョウブは飢饉の際若葉を救荒作物として飢餓の時利用した。)

やっとすっきりしました。(いつも伐採した丸太が転がっていましたが、奇麗さっぱりなくなりました。)

下記に標本は「樹脂標本」です。(透明なエポキシ硬化物の中に昆虫や植物などを入れた標本です。)こうすると子供たちが触って上下左右ひねり回して見る事が出来ると思い今後の課題としてテスト的に作ってみたいと思います。





入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...