Translate

2023年11月30日木曜日

2023年11月活動実績

 2023年11月予定表  (赤字=予定   青地=実施済み


ミノムシの越冬

11月 5日(日)例会 参加者 7名
11月13日(月)臨時 参加者 5名
11月19日(日)例会 参加者10名(山上8名、ダリア園応援2名)
11月21日(火)臨時 参加者10名(会員9名、生徒88名、教師他7名)
11月22日(火)臨時 参加者 3名 竹中工務店研修会館(クロモジのお茶会招待)
11月26日(日)例会 参加者 8名 
11月27日(月)臨時 参加者 5名 能勢電と会議(会員3名、能勢電2名)

11月28日(火)臨時 参加予定者2名 ダリア園応援(中止)
11月29日(水)臨時 参加予定者2名 ダリア園応援
11月30日(木)臨時 参加予定者2名 ダリア園応援 

2023年11月27日月曜日

今月の樹木 2023年11月 フッキソウ

 菅さん提供


フッキソウ(富貴草 常緑小低木 ツゲ科)                                 

                                          花期34月 果期910 

 フッキソウは山地の樹林下に群落を作る植物で、背丈20~30cmほどで菱形のような濃い緑の肉厚の葉を折り重なるように付け、一年中青々とした姿をしています。その姿と繁殖力も旺盛なことから繁栄を象徴する植物として、フッキソウ(富貴草)と名付けられたと言われていて、別の名でもキチジョウソウ(吉祥草)やキチジソウ(吉字草)というお目出たい名が与えられています。花言葉も「吉事」「良き門出」「祝意と晴れやかです。なお、キチジョウソウには花が咲くと吉事があるという言い伝えのあるキジカクシ科の草本植物もあります。 

 フッキソウにしてもその別名にしても草の字が付くのは見た目によるものですが、実のところ常緑の多年草として扱われることもあります。幹と言うより茎と呼んだほうが良いような細い本体は基部が木質化し、先のほうが草のように柔らかい特徴から亜低木、半低木という言い方をされることもあって、多年草扱いされるのもむべなるかなという感じがします。 

 木質化する基部は年々太くなるかと言うとそのようなことはなく、年数を経ても直径は4mmほどのままで変わらず、折り取ろうとしてもかなり弾力があって折れにくい感触です。 

 白い花が先端に幾つもまとまって穂状に付きますが花弁はなく、太い雄しべが突き出たような形でお世辞にも奇麗とは言えません。それでもフッキソウがグランドカバーによく使われるのは、地面を覆いつくすような緑が半日陰のような所でも目に映えることによるものでしょう。 

 庭園の大きな群生の一面の緑は存在感がありますが、小規模な植栽地では地味で貧相に見えます。そのせいか、近所の公園の一角に植えられていたものは雑草に間違われたのか、草引きのボランティアの人に一本残らず引き抜かれてしまいました。 

 森の真珠とも言われる角の生えたような直径6mmほどの白い実は秋に実ります。花の数に比べると実の数は多くありません。その訳は花穂の多くは雄花が占め、雌花は花穂の下部に数個しか付かないことと着果率自体も低いようです。 

 実にはわずかに甘みがあって食べられますが、食べすぎるとお腹を壊すというのが通説になっています。実の数が少ないこともあり、口に入れるのは味わいを試す程度にしておきましょう。








2023年11月26日(日) 例会 

 参加者 8名

 

 能勢電ケーブルラストランで8:00到着しましたが、同様に列が出来ていましたが、少し少なくなった模様です。今日は快晴でなく曇りかな低く雲がたなびきお天気はどうかと思いましたが、時間と共に段々晴れてきました。

 今日も本来なら不要木の伐採など整理が始まっているところですが、薪の乾燥小屋の薪括りです。ここを出ていくとなると何かしておくことがないのか?何かしておくことがないか!思いついたのが「出会いの妙桜」に胸高周囲です。

 「出会いの妙桜」調査

 


 もう少しで巨木と言える3ⅿを超える数値に迫っていますので、今日計測して頂きました。

  2023年11月26日測定結果  295㎝でした。(計測した時は慎重にしていますが、その結果を見ると・・・。成長数値を経過年度で割ると一定の数値にはなりません。何が影響しているか?一般的なエドヒガンの成長の速度はどうなっているのか?調べて見る事が必要か)

8:30頃の黒川駅(すでに行列は出来ており、山には雲が垂れ込んでいる。)

紅葉の状態を撮りましたが林床を見て下さい!地肌がむき出しです。鹿のせいですが落ち葉まで食べているのか?と思えます。



薪の束ねの残り(第一乾燥小屋に正面の山積み三列と右に一列があります。)どのように処理するか検討して連絡いたしますので、ご協力ください。

おまけ?(帰りの駐車場駅く途中生垣の山茶花が満開でした。花弁が散っていたので。)









2023年11月22日水曜日

2023年11月21日(火) 臨時 「里山体験学習」多田東小学校

 参加者 101名(会員9名、生徒85名、教師5名、教育委員会2名)

 今日は平日ですが、ケーブル乗車に9:00から行列が出来ていました。これで生徒さんが予定時間どうり進行できるか一番に気に掛かりました。

 案ずるよりも生むが易し?とはこの事か予定通り開始されました。

 事業の内容はいつも通り、散策(里山を歩き体全体(五感を研ぎ澄ませて)自然を感じてもらうよう里山を散策して歩きます。自然の不思議な事を五感を使って感じてもらいました。)木工クラフト(自然の材料、ドングリ木の輪切り、枝などを使って、各自の想像したものを自由に組み立ててもらいます。)

 あっという間に午前午後のプログラムを無事終了してお別れです。

 これから私たちは最後の作業が残っています。いろいろな道具などの後片付けをして、団栗小屋へ収納します。

散策組の出発ですね。(1クラスを2班に分けて全部で3クラスですから6班の編成です。午前中散策組3班と、木工クラフト組3班合計6班です。午後kらは散策をした班は木工クラフトへ木工クラフトをした班は散策に、午前と午後が入れ替わります。) 

クヌギ、コナラなどの薪炭林を抜けて炭窯跡に着きました。こんな山の中になぜ炭窯があるのかな?(焼き上げるのに約1週間程度かかるのに、見守りながら焼いたのかな)


桜谷はエドヒガンの群落で有名ですが、イロハモミジも上部に群生しています。この下を歩いて団栗小舎を回ります。

こちらは団栗や小枝、木の輪切りなどを使って、思い思いに作品作りです。





作品が出来上がりつつあります。頑張って下さい!















2023年11月20日月曜日

2023年11月19日(日) 例会

 参加者 10名(山上8名、ダリア園応援2名)

 今日はいい天気で気持ちの良い朝を迎えました。今日の作業は山上で薪の括りと、地元ダリア園の応援です。

 どちらも足の問題がありました。(ケーブルは12月3日のラストランを控えて最後の乗る機会だと連日満員で、運行時間通りには運転していません。国道迄行列ができる状態です。

 ダリア園の方は、「第42回川西一庫ダム周遊里山ファンラン」と重なり、交通規制で動けない状態が続いたそうです。

朝8:30に黒川駅に到着しましたが、このように9:00発一番臨時ケーブルを待つ乗客の列です。里山クラブの活動中です!の目印の旗を出して並びました。


暫くで奥の国道迄行列が出来てしまいました。(すごい!)

第2乾燥小屋で乾燥した薪の束ねをしています。ご覧のようにあと少しで終わりか?と思いましたが
なかなかそうはいきません。

第1乾燥小屋の薪の在庫です入口右手1列、奥2列に続き左奥3列(次の写真)

これだけの量を束ねるには相当時間がかかりそうです。残された例会は11月26日と12月3日の2回です。

カメムシはよく見ますが、これは?











 






 










2023年11月13日月曜日

2023年11月13日(月)臨時 

 参加者 5名

 昨日から今日の朝大分冷え込みました。山は雪かな?と思いネットを開くと猪名川の大野山は雪が積もっている模様です。これは妙見山も雪が降ったかと思いました。思った通り薄化粧で初雪です。

 今日の作業は薪を束に括る作業です。ケーブル廃止までに活動日は例会が3回と臨時(里山体験学習)で1回です。何とかケーブル運行中に薪を括ってしまわないと運び出せませんので、臨時作業になりました。

 今日は125束完成したそうです。


雪が薄らと積もっています。



2023年11月6日月曜日

2023年11月5日(日) 例会

参加者数 7名

 11月には思えない暖かい日でした。周りの山はようやく秋の装いを始めたような感じです。

 今日の作業は薪の束ねとD地区の下刈りを実施しました。他に気になっている桜谷の下草を生やすため鹿ネットを張り、鹿の食害から逃れるシェルターを作りました。その後下草が生えているかどうか気になりますので観察して頂きました。

1)薪の束100束

 薪乾燥小屋でタガに薪を叩き込んで、薪の束を作ります。

2)D地区の下刈り4割程度

 植栽地(D地区の下刈り)

3)桜谷の鹿ネット内の下草が育っているか

 7月下旬(21日)に臨時作業で桜谷でサンTVの録画撮りと合わせて実施した「鹿ネット張り」を覚えていますか。(今一度その録画を見たい方は)(https://www.youtube.com/watch?v=2BKgtMfA6Mw)でご覧下さい。 驚いたのは、その日の帰りに昼間から堂々と鹿がピョンピョンと跳ねるのでなく、ノッシノッシと言った感じで歩いていましたね。

 それから丸三か月と少し経過したのですが、ネットを張った中はどのようになっているか?草が生えているのかどうか、一度見たいですね。菅さんからの報告で下記のようです。

 一番上の鹿防止ネットを確認した結果

 ヤマグワ(山桑)の幼木が7本一番大きなもので30㎝=養蚕(ようさん)のために重要な飼料として栽培され、「蚕(かいこ)が食う葉」から「クワ」と呼ばれる。最も普通に見られるクワの一種で、単にクワと言う場合は本種を指す場合が多いです。夏に出来る実は甘みがあっておいしいで

 ニガイチゴ=攪乱(かくらん)されたところによく出る。地下茎の根は横に這い、あちこちから茎を立てるので、ちょっとした藪を作るので、持って来いの草か? 

 カタバミの群生=道路端にハート形の三葉でよく見かける草です。地下には球根を持ちその下に大根のような根を下ろす。地を這う匍匐茎(ほふくけい)を伸ばし広がるので、繁殖が早くそして根が深いので、駆除に困難する雑草の一種。

 他にヨモギがあり、この地区ではあまり目にしないものが出現しています。もちろん今までのマツカゼソウ&イワヒメワラビも出ています。

 新しく芽吹いたカタバミの草にシジミチョウ(ミドリシジミ?ウラジロミドリシジミ?)が飛んでいます。

ネットの中の植生全体を撮りました。丸坊主だった林床に沢山植相が戻りました。

ヤマグワ(山桑)の幼木(高さ30㎝程度)

カタバミの群生(11月ですが黄色の花も咲いています。)黄色の四角内は拡大しましたが、葉のハート形と実が逆さにしたオクラの様なのが判りますか。)

ヨモギ

ミドリシジミ?の発生か


もうすぐ山も眠りに入るか、最後の装い紅葉です。(団栗小舎横のイチョウの落ち葉)







 







                  


入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...