2024年
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
Translate
今月の樹木 2024年12月
菅さん提供
センダン(栴檀 落葉高木 センダン科)
花期5~6月 果期10~11月
秋も深まり木々も葉を落とす冬枯れの季節の里山のところどころでは、黄色っぽい鈴生りの実をつけたセンダンが目を引くようになります。この時期の木の実は鳥たちにとっては貴重なごちそうと思われますが、季節が巡って木々の若葉が萌え出るころになっても実をつけているのを見ることがあります。
実の大きさは長径が17 mmほどの楕円形で果肉は薄く中に硬い核があるため、これを食べる鳥は丸のみできるヒヨドリやムクドリ、ツグミといったやや大きめの鳥のようですが、果柄が長いために枝に留まって実を啄む鳥には食べにくそうです。鳥に種を運んでもらうには食べやすくした方がよさそうに思えますが、そこには一度にたくさんの実を食べてもらうよりも少しずつ食べてもらい、種をあちこちに拡散してもらおうというセンダンの戦略があるように思えます。実には毒があってこれも少ししか食べられないような効果があるのかもしれませんが、民間では生の実をすりつぶしてひび,あかぎれ,しもやけの外用薬として用いられたということです。
センダンの開花は初夏。花は薄い紫色の細い5弁花の直径2㎝ほどの大きさで、一つひとつの花は小さくても枝の先々いっぱいに咲くため、花期には木全体が薄紫色に見えます。
センダンの古名は「楝(おうち)」と言い、日本の伝統色の楝色は淡い紫色のことだそうです。花は、長い葉軸に小さい小葉が広い間隔で何枚も連なって付く葉姿と相まって爽やかな印象があり、清少納言が枕草子で「楝の花 いとをかし(趣がある)」と詠んだというのも分かるような気がします。
「栴檀は双葉より芳し」は、大成する人は幼い頃から優れていることを意味する諺ですが、ある園芸関係者から、センダンには香りが無く、正確には白檀(びゃくだん)のことだと教えてもらったことがありました。
高級材で知られるマホガニーもセンダン科で、センダンも良材としての評価は高いものの、広葉樹は一般に枝分かれして成長するため長い材が採れず用途が限られていましたが、成長が早いセンダンの特徴を活かしつつ真っすぐ育つ手法が近年開発され、いくつかの自治体が植栽を推進し始めているとのこと。香りはなくともセンダンは林業家にとっては実利にかなった樹木と言えそうです。
2024年12月15日(日) 例会
参加者 9名
今日は木工クラフトのサンプル作りで、「黒川里山センター」で実施しました。作品のサンプルも持ち込んで、それらを参考に取り組んで頂きました。
持ち込んだサンプルは(下記の画像)
トトロの森、スイス風の家屋、鳴子(木の板に竹の管や木片を付けて音が出るようにした道具の一種。カスターネットのように音を出す。)薄い板を周りを囲むように立て中にラムネの玉を転がし、板に当てて音を出す。(ガラガラ ベビーチャイムような音)。がりがりトンボ(プロペラがついている軸の棒をガリガリこすることで振動が起きプロペラが回る不思議な玩具。)
2024年12月01日(日) 例会
参加者 4名
今日は例会の連絡が上手く取れいなくて極わずかの参加者になりました。
一応集まりましたのでそのまま帰るのと思い、4名で例会として開催しました。
サンプル作りと次回のイベントの植樹地を確認する事で、林業遺産の台場クヌギ林まで上りました。
1)今後の取り組みとして木工クラフトのサンプル作りのアイデアですが下記のものが提示されました。
右は
親指で押さえた方の腕が上がりストップ、反対を抑えつゴー。と手尾上げます。
真ん中は
竹でおしぼり立てです。
左は
江戸時代のおもちゃでネズミが回るそうです。(次回の例会で実物を見て下さい。)
今日から12月冷え込んでいますので、何か暖をと思いロケットストーブに火を入れました。ロケットストーブを囲んでの会議?です。火の後始末が問題ですが、ドラム缶(焼き芋をしていた)の上の部分で蓋もありますのでこれに入れる事で火を焚きました。
入会申し込み
-
2025年 12月 7日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 12月 21日(日)例会 納会:集合日生中央駅11:30 ユウダ ...
-
参加者 4名 各地(各自治体)で秋のイベント(文化祭など)があるので欠席者が多くなったのかな。ごく少数の参加者で実施。5日の実施予定の加茂小の「里山体験学習」で利用する木工クラフトの材料準備を手分けして作りました。 いつも妙見口駅からクラブの基地(旧黒川駅)まで歩きますが、...
-
菅さん提供 ヤマガシュウ(山何首烏 つる性木本 雌雄異株 サルトリイバラ科) ...



