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2024年12月 活動実績

 2024年

(予定日は赤字 実施済みは水色 で表示)

12月 1日(日)
例会 参加者 4名

12月15日(日)例会 参加者 9名(黒川里山センターで実施)
            
12月22日(日)例会(納会)14名参加(かごの屋於いて)
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今月の樹木 2024年12月

 菅さん提供


センダン(栴檀 落葉高木 センダン科)

                                          花期56月 果期1011月                                  

 秋も深まり木々も葉を落とす冬枯れの季節の里山のところどころでは、黄色っぽい鈴生りの実をつけたセンダンが目を引くようになります。この時期の木の実は鳥たちにとっては貴重なごちそうと思われますが、季節が巡って木々の若葉が萌え出るころになっても実をつけているのを見ることがあります。

 実の大きさは長径が17 mmほどの楕円形で果肉は薄く中に硬い核があるため、これを食べる鳥は丸のみできるヒヨドリやムクドリ、ツグミといったやや大きめの鳥のようですが、果柄が長いために枝に留まって実を啄む鳥には食べにくそうです。鳥に種を運んでもらうには食べやすくした方がよさそうに思えますが、そこには一度にたくさんの実を食べてもらうよりも少しずつ食べてもらい、種をあちこちに拡散してもらおうというセンダンの戦略があるように思えます。実には毒があってこれも少ししか食べられないような効果があるのかもしれませんが、民間では生の実をすりつぶしてひび,あかぎれ,しもやけの外用薬として用いられたということです。 

 センダンの開花は初夏。花は薄い紫色の細い5弁花の直径2㎝ほどの大きさで、一つひとつの花は小さくても枝の先々いっぱいに咲くため、花期には木全体が薄紫色に見えます。

 センダンの古名は「楝(おうち)」と言い、日本の伝統色の楝色は淡い紫色のことだそうです。花は、長い葉軸に小さい小葉が広い間隔で何枚も連なって付く葉姿と相まって爽やかな印象があり、清少納言が枕草子で「楝の花 いとをかし(趣がある)」と詠んだというのも分かるような気がします。

 「栴檀は双葉より芳し」は、大成する人は幼い頃から優れていることを意味する諺ですが、ある園芸関係者から、センダンには香りが無く、正確には白檀(びゃくだん)のことだと教えてもらったことがありました。 

 高級材で知られるマホガニーもセンダン科で、センダンも良材としての評価は高いものの、広葉樹は一般に枝分かれして成長するため長い材が採れず用途が限られていましたが、成長が早いセンダンの特徴を活かしつつ真っすぐ育つ手法が近年開発され、いくつかの自治体が植栽を推進し始めているとのこと。香りはなくともセンダンは林業家にとっては実利にかなった樹木と言えそうです。










2024年12月15日(日) 例会

 参加者 9名


 今日は木工クラフトのサンプル作りで、「黒川里山センター」で実施しました。作品のサンプルも持ち込んで、それらを参考に取り組んで頂きました。

 持ち込んだサンプルは(下記の画像)

トトロの森、スイス風の家屋、鳴子(木の板に竹の管や木片を付けて音が出るようにした道具の一種。カスターネットのように音を出す。)薄い板を周りを囲むように立て中にラムネの玉を転がし、板に当てて音を出す。(ガラガラ ベビーチャイムような音)。がりがりトンボ(プロペラがついている軸の棒をガリガリこすることで振動が起きプロペラが回る不思議な玩具。)




作品に取り組んでいます。



打ち合わせ事項

 1)2月の例会は全日程休みとしましたが、1日は植樹祭の準備で活動を致します。
 2)3月16日(日)の植樹について一般募集を市の広報(2月号)に掲載。その他にポスターを作っ
  て「里山センター」、能勢電駅などに張っては意見があり、当たることにした。
 3)植樹のネットの柱を打ち込むのに地面が固いので、鉄筋のようなハンマーで打ち込みやすい高
   さで打ちこみ、出来た穴にネット用の棒を差し込んで、完成させる。
 4)ナラガシワの移植(2月頃)を里山センターと打ち合わせて日程を決める。




2024年12月01日(日) 例会

 参加者 4名

 今日は例会の連絡が上手く取れいなくて極わずかの参加者になりました。

 一応集まりましたのでそのまま帰るのと思い、4名で例会として開催しました。

 サンプル作りと次回のイベントの植樹地を確認する事で、林業遺産の台場クヌギ林まで上りました。


1)今後の取り組みとして木工クラフトのサンプル作りのアイデアですが下記のものが提示されました。

右は

 親指で押さえた方の腕が上がりストップ、反対を抑えつゴー。と手尾上げます。

真ん中は

 竹でおしぼり立てです。

左は

 江戸時代のおもちゃでネズミが回るそうです。(次回の例会で実物を見て下さい。)



紅葉した葉や常緑樹のみどり、など色鮮やかな葉を押し花にして、ラミネート加工して、栞づくりをしては?

 他に木で作った笛がありましたが、撮るのを忘れました。(鶯笛です。)

 今日から12月冷え込んでいますので、何か暖をと思いロケットストーブに火を入れました。ロケットストーブを囲んでの会議?です。火の後始末が問題ですが、ドラム缶(焼き芋をしていた)の上の部分で蓋もありますのでこれに入れる事で火を焚きました。


 ケーブル下からこれから上る山を見ました。天気は快晴です!里山は普通童謡にもあるように「秋の夕日に照る山モミジ」と歌われているように紅葉が素晴らしういはずですが、下の方はヒノキ林で「そのような雰囲気ではありませんが、上の方は紅葉して奇麗です。
 これから植樹予定地の下見に出かけました。


少し行くと皇帝ダリアが満開でした。ダリア園の影響かな?

次はお茶の花が咲いていました。良いですね(今自分に咲くので、花の無い時ですから・・・。)


暫く行くと小川を渡りますが、渡った向こう岸は、道幅が狭く山側を削って少し整備しないと運搬車が通れない状況です。

キツツキかな?木に穴が空いていました。

道を塞ぐように木が倒れています。チェンソーで玉切りして、土留め用に利用したらいいと思います。(杭をどうするか。立木を利用してしますが、上手くそれだけでは出来ないと思います。)
2ヶ所ありました。


道の真ん中に立木があります。これも伐採して右側の立木を利用して、土留めにした方が良いと思います。「

現地に到着しました。マンディフェンスで実施します。しかし植樹したクヌギは全滅のようです。

この斜面が丸坊主です。ここに植樹した跡があり、マンディフェンスで実施します。ディフェンスは立っていますが、中のクヌギは枯れています。育っているのはクヌギでなく「クサギ」です。

右側は「クサギ」その左が唯一「クヌギ」が育っていました。

クサギが赤い花を咲かせているように見えますが、クサギの花は夏に白い花を咲かせます。今の残っているのは赤いです。





 







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