2025年
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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2025年3月30日日曜日
今月の樹木 2025年3月
菅さん提供
キブシ(木五倍子 落葉低木 キブシ科)
花期:3~4月 果期:10~12月
木々の冬芽を覆って寒さや乾燥から守るという鱗状の芽鱗を脱ぎ落し、緑の若葉が顔をのぞかせる早春の山道を歩いていると、キブシの花に出会うことがあります。キブシは細い幹が何本も出て株立ち状になるのが特徴的な落葉低木で樹高は3~4m。幹からは何本もの細い枝が出て、その枝先いっぱいに黄色い花が暖簾を吊り下げたような状態で咲くのでよく目に留まります。花の大きさは6〜7mmほどの長さで、開いても4枚ある花弁は重なり合ったままで、満開状態でも丸っこいのでブドウの房のような花とも玉すだれのような花とも形容されます。別名の黄藤も藤の花のような花序の形から来たと言われればそのようにも見えます。花の少ない時期ということもありますが、枝という枝にいっぱいの花を付けているさまを見るとまさに壮観。
雌雄異株で雌株の花はやや緑色を帯びていて、房の長さも雄株のものより短めです。ごくまれに赤味がかった花を付けている株に出会うこともあります。
花の後には直径10mmほどの球形の果実ができます。花がブドウの房のようだったことから果実もブドウの房に見えますが、残念ながらタンニンが多く渋くて食べられません。花はおひたし、天ぷらにして食べることができるそうで、その味はほろ苦く春の味わいだそうです。
キブシは漢字では木五倍子。五倍子(フシ)はウルシ科のヌルデにできる虫こぶのことで、乾燥させて粉にしたものを鉄分と反応させると黒い染料になり、昔の人はこれを歯に塗って「お歯黒」としたそうですが、キブシの名の由来は、ヌルデの五倍子の代わりに果実を利用したためと言われています。
お歯黒の黒い色はタンニンが関わっていますが、キブシがヌルデの代わりになると気づいた人は、黒い小さなアブラムシがウジャウジャ詰まったヌルデの虫こぶをかじってみてひらめいたのでは?それはさておいても、昔の人の創造力には感心させられますね。
春になると桜の開花の話題で持ちきりになりますが、山に入ればキブシをはじめコバノミツバツツジ、タムシバ、アセビなど早春の花との出会いを楽しむことができます。
2025年3月23日日曜日
2025年3月23日(日) 例会 活動報告
参加者 11名(会員8名、一般3名)
前回の植樹予定が雨のため中止され1週間後の今日がその日になりました。お蔭様で最高の天気で、春を通り越し初夏の陽気です。
一般の参加者もあり、植樹の進め方から始めました。(前回の植樹会申込者で雨のため中止になったので、ご参加いただきました。)
前回実施の際マンディフェンスで支柱を3分立てて、プラの網柵で周りを囲みます。この網の長さが3ⅿとなっており、適当に打ち込みましたがやはり杭の位置がおおきくなり、その調整が難しいと判断して、今回は下記のような竹で作った輪っかを持参しました。(図ではつなぎ目をビスで止めるように書いていますが、割れてダメ&重なる部分を少し削り重なりをスムースにしましたが、これもまげると割れましたので、そのまま針金で括りました。
2025年3月2日日曜日
2025年3月2日(日) 例会 活動報告
参加者 11名(会員9名、一般2名)
今日は朝から雨が降りそうで、雨が降っても大してことが無いと(天気予報では2㎜の降雨予想です。)悩ましい天候の中決行です。
今回の植樹会は3月16日(日)を控えてテストランと言う事で、2~3株クヌギと別途予定外のエノキを植えて作業を終えました。
植樹予定地は大堂越えハイキングコースの途中にある台場クヌギ林(林業遺産&川西市の天然記念物指定)の一部が枯れて欠落しているため捕植をします。
下記の図はGoogleのマップで現地までの距離を測りました。581ⅿと出ました。
2025年3月1日土曜日
2025年3月1日 臨時 活動報告
参加者 2名
植樹会のための準備
エノキの苗木を移植するために山上のエノキの苗木を下ろす。
山上の団栗小屋に植樹会に必要な用具が残っていないか確認。
以上2件の目的で山上で作業をして、黒川駅倉庫へ運び込みました。
オオムラサキの飼育ケージを開けるとすごい!雑草や蔓で覆われていました。持って降りるのは鉢植えのエノキ。しかし持ち上げられません。鉢から出して土を落として、土嚢に入れました。
赤の丸で囲んだエノキ。掘り起こして根の部分を土嚢に入れました。
ついで残してあるシイタケの榾木に椎茸が出ていないか見ましたが、椎茸はででいませんでした。
入会申し込み
2025年10月以降の予定表
2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名 里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会 参加者 7名 10月 19日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時 里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...

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