Translate

2025年3月30日日曜日

2025年 3月 活動実績

 2025年


(予定日は赤字 実施済みは水色 で表示)

3月 1日(土)臨時 参加者  2名(エノキの苗木手配(山上の飼育ゲージの中エノキを運ぶ))
3月 2日(日)例会
 参加者 11名 (植樹の準備作業)
           
3月16日(日)例会 植樹(林業遺産の台場クヌギに植樹)。(雨天のため中止)
                                 
3月23日(日)例会 参加者 11名 (会員 8名、一般 3名)

今月の樹木 2025年3月 

 菅さん提供


キブシ(木五倍子 落葉低木 キブシ科)

                                                                    花期:34月 果期:1012

 木々の冬芽を覆って寒さや乾燥から守るという鱗状の芽鱗を脱ぎ落し、緑の若葉が顔をのぞかせる早春の山道を歩いていると、キブシの花に出会うことがあります。キブシは細い幹が何本も出て株立ち状になるのが特徴的な落葉低木で樹高は34m。幹からは何本もの細い枝が出て、その枝先いっぱいに黄色い花が暖簾を吊り下げたような状態で咲くのでよく目に留まります。花の大きさは67mmほどの長さで、開いても4枚ある花弁は重なり合ったままで、満開状態でも丸っこいのでブドウの房のような花とも玉すだれのような花とも形容されます。別名の黄藤も藤の花のような花序の形から来たと言われればそのようにも見えます。花の少ない時期ということもありますが、枝という枝にいっぱいの花を付けているさまを見るとまさに壮観。

 雌雄異株で雌株の花はやや緑色を帯びていて、房の長さも雄株のものより短めです。ごくまれに赤味がかった花を付けている株に出会うこともあります。

 花の後には直径10mmほどの球形の果実ができます。花がブドウの房のようだったことから果実もブドウの房に見えますが、残念ながらタンニンが多く渋くて食べられません。花はおひたし、天ぷらにして食べることができるそうで、その味はほろ苦く春の味わいだそうです。

 キブシは漢字では木五倍子。五倍子(フシ)はウルシ科のヌルデにできる虫こぶのことで、乾燥させて粉にしたものを鉄分と反応させると黒い染料になり、昔の人はこれを歯に塗って「お歯黒」としたそうですが、キブシの名の由来は、ヌルデの五倍子の代わりに果実を利用したためと言われています。 

 お歯黒の黒い色はタンニンが関わっていますが、キブシがヌルデの代わりになると気づいた人は、黒い小さなアブラムシがウジャウジャ詰まったヌルデの虫こぶをかじってみてひらめいたのでは?それはさておいても、昔の人の創造力には感心させられますね。 

 春になると桜の開花の話題で持ちきりになりますが、山に入ればキブシをはじめコバノミツバツツジ、タムシバ、アセビなど早春の花との出会いを楽しむことができます。


キブシの黄花が玉すだれのように咲いています。

赤花のキブシです。

キブシの実です。




2025年3月23日日曜日

2025年3月23日(日) 例会 活動報告

  参加者 11名(会員8名、一般3名)

 前回の植樹予定が雨のため中止され1週間後の今日がその日になりました。お蔭様で最高の天気で、春を通り越し初夏の陽気です。

 一般の参加者もあり、植樹の進め方から始めました。(前回の植樹会申込者で雨のため中止になったので、ご参加いただきました。)

 前回実施の際マンディフェンスで支柱を3分立てて、プラの網柵で周りを囲みます。この網の長さが3ⅿとなっており、適当に打ち込みましたがやはり杭の位置がおおきくなり、その調整が難しいと判断して、今回は下記のような竹で作った輪っかを持参しました。(図ではつなぎ目をビスで止めるように書いていますが、割れてダメ&重なる部分を少し削り重なりをスムースにしましたが、これもまげると割れましたので、そのまま針金で括りました。



朝一に植樹についての段取りを説明。

運搬車に比ゆ様な道具を積み込んで現場(林業遺産の台場クヌギ林)まで約600ⅿの登山です。

前回に植樹したエノキです。冬場ですから鹿は食べないだろうと思ってましたが、鹿に齧られました。(樹皮と枝の先)

現場は傾斜が急峻で、超丹波地帯で石がゴロゴロしています。足元が不安定におなり作業が困難で、作業は思うように進みません。

既存の台場クヌギで、今もなお枯葉を付けています。

このあたりの斜面にはエドヒガンが点在します。今後このエドヒガンの調査も必要と思われます。

植樹の実施状況下から見ると右手の斜面です。植樹をしてマンディフェンスが立って来ています。

こちらが左手の斜面です。

一応植樹を終えて帰路に着きました。








2025年3月2日日曜日

2025年3月2日(日) 例会 活動報告

 参加者 11名(会員9名、一般2名)

 今日は朝から雨が降りそうで、雨が降っても大してことが無いと(天気予報では2㎜の降雨予想です。)悩ましい天候の中決行です。

 今回の植樹会は3月16日(日)を控えてテストランと言う事で、2~3株クヌギと別途予定外のエノキを植えて作業を終えました。

 植樹予定地は大堂越えハイキングコースの途中にある台場クヌギ林(林業遺産&川西市の天然記念物指定)の一部が枯れて欠落しているため捕植をします。

 下記の図はGoogleのマップで現地までの距離を測りました。581ⅿと出ました。


朝一の打ち合わせ

運搬車に荷を積み込みましたが肝心の杭90本、ネット1.7ⅿ×25ⅿ 4枚は手で持って上がることになりました。


植樹地に到着してネット(長さ25ⅿ)をやく3ⅿで切り1枚で8枚の分割しています。全部で4枚ですから32枚切り取りました。

実際位に植樹をしてみました。

作業をしている上の部分のネットは、以前植樹した結果「全部枯れてしまっています。


植樹をしてネットで囲い完成です。現場かかなりの急斜面で、作業が困難です。

他に2本植樹居ました。エノキをは2本植樹しましたが、ネットはしていません。(葉は付いていないので鹿は食べないと思います。)

 一応このような状態で、16日の植樹会が出来ると判断して、」テストランを終了しました。


2025年3月1日土曜日

2025年3月1日 臨時 活動報告

 参加者 2名


 植樹会のための準備

 エノキの苗木を移植するために山上のエノキの苗木を下ろす。

 山上の団栗小屋に植樹会に必要な用具が残っていないか確認。 

 以上2件の目的で山上で作業をして、黒川駅倉庫へ運び込みました。

オオムラサキの飼育ケージを開けるとすごい!雑草や蔓で覆われていました。持って降りるのは鉢植えのエノキ。しかし持ち上げられません。鉢から出して土を落として、土嚢に入れました。

赤の丸で囲んだエノキ。掘り起こして根の部分を土嚢に入れました。

ついで残してあるシイタケの榾木に椎茸が出ていないか見ましたが、椎茸はででいませんでした。

その他何か残っている物が無いか撮りました。
備品を収納するために考えて作った物など、あれば便利ですが、置く場所が無いですね。


チェンソーで製材する時にあれば良い、レールですね。





ヘルメットは植樹会に使ったらよいと思い持って下りました。

その他にテント倉庫に運搬車が残っています。

黒川駅倉庫に下記の通り収納しておきました。








入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...