- 絶滅寸前(絶滅危惧種I類) -奈良県
- 絶滅危惧II類(VU) -千葉県、兵庫県、岡山県
- 準絶滅危惧 - 山形県、新潟県、栃木県、群馬県、長野県、静岡県、愛知県、大阪府、和歌山県、島根県、山口県
これからの活動についての注意事項
これからマダニの活動シーズンです。
ダニは大きく分けて2タイプあります。屋外に生息し、動物や人に寄生して大量の血を吸うマダニ類と、家の中にいてアレルギーの原因になるコダニ類です。この二つ、対処の仕方は全く違います。
「マダニは皮膚の軟らかい部分を探して寄生吸着し、1週間ほど血を吸い続ける。その間に唾液を介して病原体が入れば、病気に感染して死に至ることもある」。
今年新たに確認された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスも、マダニが媒介したとみられます。高熱に加え、嘔吐(おうと)や下痢の症状もあるといいます。抗生物質が効かず、現時点では輸血などの対症療法しかありません。
マダニは屋外ならどこにでもいると思って下さい。
ちょっとした草やぶも要注意!!!
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★ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の予防方法 ★
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SFTSの予防としては、マダニに咬まれないようにすることが最も重要です。マダニは森林や野山、裏庭、畑、あぜ道などに生息していますので、野外活動時には以下の対策を心がけましょう。
●身を守る服装にする!
服の上からは咬まれないため、野外では腕・足・首などの露出を少なくしましょう。
・首にはタオルを巻くかハイネックのシャツを着用する。
・シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れる。
・シャツの裾はズボンの中に入れる。
・ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる。
●野外活動時の上着や作業着は屋内に持ち込まない!ガムテープ等を使用し、服についたダニを取り除く方法もお勧めです。
●虫除け剤を利用する!
日本では衣服に塗布して利用するツツガムシの虫除け剤が市販されています。マダニを完全に防ぐわけではありませんが、一定の効果が確認されていますので、その他の予防方法と組み合わせて対策をしましょう。
吸血前のマダニ ※吸血後のマダニ
服の上からサラテクト 200mL
虫よけ成分と紫外線吸収剤をW配合。服にスプレーするだけの不快害虫忌避剤。
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