川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
Translate
2021年6月29日火曜日
2021年6月27日日曜日
2021年6月26日(土) 臨時 「北摂里山大学」の見学を案内
参加者 34名(会員 4名、一般 30名)
当日のスケジュールは下記の通りで、当クラブ担当は黄色の枠内です。
昼食が遅れましたが団栗小舎で昼食
2021年6月25日 臨時(竹中工務店研修会受入れ)
参加者 34名(会員 7名、一般27名)
私たちの活動の様子を実際に見て頂き参考にして頂いております。活動地の「妙見の森」の中を遊歩道に沿って、薪炭林の森を炭窯跡や森林整備をせずに放置するとどのように森の様子が変わるかを知って頂くために敢えてそのまま放置した地区を通り、谷底の桜谷(エドヒガン群生地)でこの谷で一番大きなエドヒガン「出会いの妙桜」(市民募集により命名)に降りてこの地質について説明(超丹波帯)。この付近は昨年大雨で土壌が流されこのエドヒガンの根元あたりは大きく抉られ、大変な惨状でした。どうにか応急的に埋め戻し、今年の花見は出来ましたが、5月中旬過ぎからの強い梅雨(豪雨)によりまた少しずつ抉られています。このような状態を見学して頂き、モミジの群生地から2019年3月に植樹した地を通り、ウリハダカエデの説明をしながら団栗小舎へ。
団栗小舎でコーヒーを飲みながら休憩をほんの少し、後はPowerPointで説明不足の部分を補足させて頂き質問を受けました。
活動に上る際私たちの旗をケーブル駅の前に掲載します。活動で山上へ上がる場合は掲載し、活動を終了し時に取り込みます。しかし長年掲載され旗の下の板看板の文字がかすれてきましたので、作り直しをして頂きました。
一行が予定通りの到着です。ふれあい広場まで迎えに行きました。
炭窯跡の前にあるコナラ・クヌギの混交林です。今台場クヌギで説明です。
林床に日光がちらちら当たり、林床は日光に恵まれているはずですが、草はほとんどありません。(日光は東から西に動き林床全体を照らします。)
この後カメラのSDメモリーが外れたのか画像が残っていませんでした。
2021年6月24日木曜日
今月の樹木 2021年6月 ヤマグワ
菅さん提供
ヤマグワ (山桑 落葉中高木 雌雄異株または同種 クワ科)
花期4月 果期6月
6月半ばのこと、山頂にあるお寺に続く山道を通りかかると、地面に黒いものがいくつも点々と落ちて
いるのに気づきました。時節柄、間近で見なくてもそれが桑の実であることはすぐわかりました。見上げ
るとヤマグワの枝のあちらこちらに赤い実や黒い実が鈴なりに生っています。
一つをつまんで口に入れると、子供のころに黒く熟して甘くなった桑の実をおやつ代わりに食べた昔懐
かしい味とともに、黒く染まった舌を兄弟姉妹で見せ合った記憶がよみがえってきました。
桑の葉は蚕蛾の幼虫の餌であり、幼虫が作る繭から生糸を採る養蚕業は、かつて日本の主要産業でしたが、今では世界遺産となった富岡製糸場で生糸の取り出しが行われていたことや、同じく世界遺産の岐阜県白川郷の合掌造りの家屋で蚕を飼っていたことなどが時々話題に上る程度で、蚕が桑の葉を食べている様子も、明治時代に養蚕業奨励を目的に皇居内で蚕の飼育が始められ、歴代の皇后に受け繋がれている。
蚕に桑の葉を与える御給桑と呼ばれる行事が映像で紹介される中で目にするくらいです。
夕焼け小焼けの赤とんぼの歌いだしで始まる童謡の「赤とんぼ」では、山の畑の桑の実を小篭に摘んだ
はまぼろしかとありますが、桑畑も本当にまぼろしとなってしまい、小学校の時に習った地図上の桑畑を
表す記号も今では廃止になっているようです。
ヤマグワの実はラズベリーやブラックベリーを思わせる色と形をしていて、雌しべの名残の長い花柱が
実が熟しても残っている様子はいかにも野性的な感じで、見ようによっては毛虫がぶら下がっているよう
に見えます。それに対して、主に畑で栽培されていたマグワは、実が熟すと花柱はほとんど残らず、大き
さも倍ほど大きくなります。
養蚕業が衰退した今日では、桑の木は忘れられた存在かというとさにあらず、実に含まれるビタミンや
ミネラルの豊富さから食品としての価値が見直されていて、マルベリーという名で苗やドライフルーツが
流通しています。
もっとも、昔の人は実はもちろんのこと、葉や枝、根に至るまで桑の効用を熟知していて、今でも漢方
薬として利用され、中でも葉を乾燥させた桑茶はよく知られています。
桑のお茶と言えば昔、蚕の糞をお茶にした虫糞茶なるものを映像で見たことがありますが、蚕も繭だけ
でなく、糞まで利用しつくされるとは思ってもみなかったことでしょうね。
2021年6月21日月曜日
2021年6月20日 臨時 出会いの妙桜保護。
参加者 14名
梅雨の中休みか、今日は晴れです。しかし、新コロナは緊急事態宣言の最中で、少数で急ぎの仕事を実施しました。
雨水による土砂の流失
前年度に「出会いの妙桜」付近が豪雨により出会いの妙桜の根が浮き上がり、下りる階段も破壊され、ウッドデッキには土砂が積み上がり、立ち入り禁止のテープも張られていましたが、補修を終えて桜のシーズンには一般の見学も出来て良かったですが、梅雨入りでまた最近の雨が降る様子が通常の梅雨でなく豪雨に等しい降り方です。修復は深く抉れ渠を埋め戻し、階段も補修しましたが、雨水流失に対する防御は特にしていないので、いずれは元の木阿弥状態になると予想はしていましたが、この梅雨で少し被害が出てきています。
これを補修すれために石で堰を作り、水の流れを一旦抑えて下流へ流す事にしました。(このような堰を何カ所か設置して幾分被害を酋あることが出来ればいいのですが・・・。)
伐採木の玉切りと薪割り
伐採したコナラの薪割りがまだ終わっておりますん。引き続き番場って薪乾燥小屋に割って収納し、早く乾燥させたい。
今日は新しい看板が出来ました。この白いポールに旗を立てて「今日は活動しています」の印です。
オオムラサキの飼育をしたいとエノキを探していますがそれらしき幼木を見つけましたが、どうも違うらしい。下側に大きな下に敷き上に小石を敷いています。画像ではあまり分かちませんが、上と下でが落差が案外あります。「出会いの妙桜」の枝分かれの股の所(黄色の丸印)にニワトコの木がヤドリギの様に生えています。取り除きました。
手前の黄色の円内は取り除いた木です。(ニワトコ)
2021年6月13日日曜日
2021年6月12日(土) 臨時作業 ジキタリス引き抜き。桜谷石で堰作り
参加者 4名
実施事項
ジキタリスの引き抜き(リフト左の谷筋)
桜谷の雨水による溝掘れ補修
少し私は遅れて(7:30には自宅を出て8時前の能勢電に乗り10分で妙見口駅に着き歩いて20分程度で行ける判断でした。)遅れ30分。
皆さんは斜面で大方引き抜き上部の方にまだ残りが有ったので(下記画像)引き抜きに行きました。
最終的に引き終えた状態です。(すっきりと全部引き終えました。)
2021年6月8日火曜日
2021年6月6日(日) 臨時 遊歩道整理。モリアオガエルの卵鬼
参加者 10名
伐採木の整理(主に遊歩道を塞いでいる赤松の整理)
遊歩道脇に枯松(巨木)が有り放置すると倒れたり、枯れ枝等落ちる可能性が有ります。遊歩道近くの枯松を倒して頂いていますので、遊歩道の邪魔にならないように処分します。また、植林のために伐採した木々も運び薪にします。
道路わきに枯松が倒れて遊歩道を塞いでいます。邪魔にならないように玉切りして道の脇に並べています。咲いている花は「ヤマボウシ」です。昨年に続き今年もモリアオガエルの卵鬼が見られました。モリアオガエルは全国的に生息数を減らしており、兵庫県では、絶滅危惧II類(VU) となっています。
入会申し込み
2025年10月以降の予定表
2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名 里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会 参加者 7名 10月 19日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時 里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...

-
参加者89名(会員9名、当クラブの参加者約80名) 昨年に引き続き今年も黒川にイベントに参加しました。 昨年は「石窯でピザ作りと自然工作」で一般参加者は50名でしたが、今年は80名と30名の参加者が増加しました。 今年は「ウッドバーニングとどんぐりのストラップ」で実施しま...
-
参加者 7名 8月は熱中症予防のため休会しましたが、9月からは通常通り開催されます。しかしこの暑さは9月になっても収まる様子はありません。 打ち合わせ 今後の予定として次の事項が挙げられた。 1)クヌギの植樹予定 口滝谷の予定地を4年間に亘植樹する。今日は初年度の予定地...
-
菅さん提供 トチノキ (栃の木 ムクロジ科 ) 花期 5 ~ 6 月 果期 9 ~ 10 月 ...