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2023年3月29日水曜日

2023年3月28日(火) 臨時作業

 参加者 5名


  急遽 臨時作業で頑張りました。待ったなしの臨時作業です。

 妙見の森の桜が咲き始めエドヒガンは、すでに満開。大島桜は先始め。山桜は蕾ふくらむ。の様子です。

 ケーブル下から上に向かってシャッターを切りました。ケーブルに添って、ケーブルの左側に並んでいる桜はソメイヨシノです(地元の方の話によると60年前に地元の方たちで植えたとお聞きして、かれこれ10年経ちますので70年前か?)。もう老木ですね(ソメイヨシノの寿命は60年程度と聞いています。)。その横にエドヒガンを添えるように植えています。エドヒガンは長寿で有名ですからこの後ソメイヨシノに変わって楽しませて頂けますね。
 右側の山の中腹に一段と紅色が濃い桜があります。この桜は服部先生が名付けられ「さくらくれない」と言います。このあたりのエドヒガンの中で、ピンク色が一段と濃く名付けられたものです。

 前の画像で少しわかりづらいかと思い拡大しましたが、あまり変わり映えがしません。

 桜谷を降りていくと大方エドヒガンで、満開を迎えています。次の日曜までこの状態が持つと良いのですが・・・。

 一番左が「出会いの妙桜」です足元を見て頂くと分かりますが、 前々年度に大雨で深く溝が掘れて、根っこを埋め戻しをして前年度は、雨水の勢いを抑えて流すように網柵をしています。他に小石を積んで堰を作ったりしておりますが、鹿の食害の影響で下草は食べられ、生えていいるのは鹿の不嗜好性植物のニシノモンジスゲ、イワヒメワラビ、マツカゼソウとなっています。何とか桜の根っこの露出は避けたいと頑張っています。

 咲くのが一番早いのは、エドヒガン&ソメイヨシノで花が咲いて後から葉が展開します。(エドヒガンの別名が「ウバヒガン」と言います。乳母(年を取って歯が無い)と言う事で花が咲いても葉を付けていないことを言っています。)
 次に咲くのが オオシマザクラ(大島桜)この桜は真っ白な花と新緑の葉が同時に展開します。
 (その葉は塩漬けにされて皆さんおなじみの桜餅を包みます。)
 一番遅く咲くのがヤマザクラ(山桜)で赤い新芽が展開してから花が咲きます。
 特別に遅いのがウワミズザクラですべての桜が咲き終わる5月頃に桜の花と思えない花(小さな花が集まって穂状に咲きます。試験管ブラシのような形です。)この桜と同じように咲くのがイヌザクラです「出会いの妙桜」の横にあります。
 このように妙見山ではいろいろな桜が楽しめます。

下記の写真は今現在のオオシマザクラの状態です。(咲き始めかな?)

山桜の今の状態です。(バックにエドヒガンが写っていますので見ずらいですが、新芽が展開して、つぼみも膨らんでいます。エドヒガン&ソメイヨシノに続いてオオシマザクラ最後に山桜と次々咲くでしょう。おまけとしてウワミズザクラ?(イヌザクラ)もありました。


 今日の臨時作業は皆さんが桜見に来られるので、少しでも歩きやすくするために遊歩道の補修作業です。

 この谷のエドヒガンは川西市の天然記念物として指定されています。今日は平日ですが、春休みの関係か、親子ずれで散策を兼ねて桜見で次から次と後を絶たない程度に繋がって来ています。

 その中を小石の取り除きや階段部分の修復(大した修復ではありませんが最近の雨の降り方は集中豪雨的な振り方で、弱い箇所があると崩れて大きな破損になりかねませんので、こまめに修復をしています。その他小石が散策道に落ちてきていますので、歩くのが邪魔になりうっかりと石の上を踏むと危ないので、取り除き作業をしました。

 左の山側から階段部分を水が流れ、階段の右側は土が流されています。小石を積んで山側の土をかぶせています。


 あと気に掛かるのがオオムラサキの幼虫です。3月19日に越冬中の幼虫を放ちましたが、他ではそろそろ木を這い上っているとの事です。私どもの幼虫はどうしているか気に掛かります。
 と言ってもまだまだ新芽は出ておりません。木に登っても食べる葉が出ておりませんのでどうすののか疑問ですがとにかく様子を確認しに行きました。
 私どもの幼虫は飼い主に似ておく手なのでしょうか?まだ下の葉の裏で冬眠中でした。






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