2023年10月活動実績
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
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2023年10月31日火曜日
2023年10月31日(火) 臨時 『里山体験学習』清和台小学校
2023年10月29日日曜日
今月の樹木 2023年10月 カヤ
菅さん提供
カヤ(榧 常緑針葉高木 雌雄異株 イチイ科)
花期5月 果期翌年9~10月
山歩きでは周りの樹木を観察しながら歩くことが習慣づいてしまったような昨今ですが、カヤの木を見かけることは滅多にありません。カヤに似た樹木を目にすることがあっても、それはほぼ間違いなく良く似たイヌガヤです。カヤとイヌガヤは見た目がそっくりで、すぐには判別できません。広葉樹であれば鋸歯の形や有無が主な判断材料になりますが、針葉樹ではそうはいかず、葉の形や枝に付く特徴が同定の決め手になります。
カヤはイチイ科で、イヌガヤはイヌガヤ科に分類されていますが、他人の空似でよく似ており、葉の裏に2本並ぶ線上の白い気孔帯が見分けのポイントになります。そうとは言っても見慣れていなければ判断に迷うことになります。そこで簡単な見分け方として、葉の先端の針のように尖った所を触ってみて、チクチク痛くて触れないようであればカヤ、あまり痛くなく触れるようであればイヌガヤということになります。
カヤは古くから利用価値の高い樹木として大事にされてきました。実は食用や油を採るのに利用され、材は将棋盤や碁盤としては最高級の素材として扱われています。美しい木肌と木目に加え駒を打った時の打ち味、音の響き、独特の香りが使う人を魅了するようです。長年使い込んでも油分を多く含むためツヤも失われないそうです。
柑橘系の香りのする果肉を取り除くと現れる種子から採れるカヤの実油は流通量が少ない高級品です。種子はナッツとしては高級品のアーモンドにそっくりで食べられます。味も似ているかといえばそれほど美味しいというものではなく、アク抜きすれば食べられるという程度のものです。
果肉部分を蒸し、精油成分や柑橘系の芳香成分を抽出してボディローションや入浴剤として商品化したものは希少性もあってこちらも高級品。
ここで実の意外な使い方としてお酒飲みの方には耳寄りな情報をひとつ。実をウォッカに丸ごと漬け込むと柑橘系の香りの爽やかなお酒になるそうですよ。左党を自任する方は新鮮な実が手に入ったならぜひお試しあれ。
2023年10月28日土曜日
2023年10月22日(日) 例会
参加者 13名(会員9名、一般4名)
活動できる日数が残りわずかになっています。(妙見ケーブル廃止に伴い私たちも活動地に来れなくなるため。)
10月は今日で例会が終わり、臨時活動で清和台小学校の「里山体験学習」(10月31日)を残すだけです。
11月は例会が3回(5、19、26日)臨時で多田東小学校の「里山体験学習」があります。
12月は例会が1回(3日)。 12月4日以降ケーブルが廃止され今後の予定は、まだ立てておりません。
取り敢えず薪として出来上がっている物を括り、スエーデントーチは処分して小割の焚きつけにします。
今日は外部から妙見さんの案内頼まれM さんが芦生の森の方3名を案内して頂き、クロモジを茶会で披露するために採取されに来られたので、Sさんで対処しました。
2023年10月16日 臨時活動 ウリハダカエデ調査
参加者 9名(会員」5名、県から4名)
2020年11月4日に山引き苗40本をシェルーター無し、まげわっぱテープ、まげわっぱネット、くわんたい、サプリガード、綿帽子ガードを各5本ずつ(30本)と残り10本は、各シェルターの残りなどを合わせて余分に植樹して植樹当初と2021年、2022年、2023年と4回目の実施です。
次年度も実施したいのですが、ケーブルの廃止により実施が難しいですが、何とか検討して次年度実施して、最終の祀芽としたいと思います。
今回の調査結果はまた後日掲載いたしますが、成績の良かったと思われるのは曲げわっぱネットでした。しかし、2ⅿ以上成長しても木そのものが細ければしなり被害を受けている模様です。木の基本部分がしっかりして、容易に曲がらない程度の太さにならないと被害は防げないと判断しました。
今までの経緯
1.目的
私たちの活動地では、シカの食害により植生がなくなり、土壌が流され裸地になっています。ウリハダカエデは、シカの食害に強いといわれており、活動地でもよく見られることから、山引きしたウリハダカエデを植栽しました(2019年11月6日)。
しかし、シカの密度や食欲はすさまじく、綿帽子型にネットをかぶせた以外は、すべて枯れてしまいました、パッチディフェンス内のウリハダカエデ苗を山引きし、いろんな防除方法ではウリハダカエデを植えてみることとします。
2.試験方法
1) 無処理 5本 比較するために、何も防除しないものです。
2)まげわっぱ青テープ巻きシェルター 5本
竹でつくったシェルターに青い荷造り用幅広テープをらせん状にまいたものです。青色は、
シカにとって青がよく見えて警戒する?ようにいわれています(赤色系は灰色にみえるらしい
です)。1セット約300円(竹材を購入した場合)。兵庫県農林水産技術センター尾﨑考案
3)まげわっぱ青色防風ネット巻きシェルター 5本
竹でつくったシェルターに幅1.5mくらい、高さ2mのネット(4mmメッシュ防風ネット)をまきま
す。1セット約400円(竹材を購入した場合)。兵庫県農林水産技術センター尾﨑考案
4)くわんたい 5本
グラスファイバーの1本支柱ネットタイプシェルター。九州で開発されたから「くわんたい」。
1セット約800円程度。高さ1.9m。
5)サプリガード 5本
がっしりしたプラスチックネット目のシェルター。奈良県の業者が開発。1セット約1,300円。
高さ2m。
6)防風ネット綿帽子ガード 5本。
サプリガードのポールに、ネットを帽子のようにかける。
まとめ
・ 1)無処理、2)まげわっぱ青色テープ巻きについては全部枯死してしまった。
・ 5)サプリガード6)綿帽子ガード(ネットをかぶせる関係で成長に添ってネットを持ち上げるように セットしたが頭を押さえられ先端が曲がってしまった。)
・ 3)まげわっぱネット巻、4)くわんたい(1本消失)については殆ど食害を免れた。
2023年10月15日日曜日
2023年10月15日(日) 例会
参加者 23名(会員9名、一般市民14名)
今日は例会ですから本来の里山保全のための仕事をすべきですが、急に?臨時イベントが入りました。
黒川里山センターでのイベントで『秋の黒川 魅力発見!』で開催されたその散策コースの中に妙見の森も組み込まれており、私たちの活動地にもお立ち寄り頂きました。
黒川里山センターのイベントで『秋の黒川 魅力発見!』で参加者を受け入れました。(テントを張って手作りのベンチを並べ、ロケットストーブにパーコレーターを乗せてコーヒー入れて休憩方々当クラブの活動の内容などお話ししました。)
2023年10月7日土曜日
2023年10月6日 臨時 (里山体験学習)
参加者 92名(会員10名、小学生74名、教師5名、その他3名)
開会式が始まりいよいよスタートです。74名を6班に分けて、散策グループ3班と木工クラフトづくり3班で午前午後と入れ替えて実施します。
2023年10月2日月曜日
2023年10月01日(日) 例会
参加者 9名
一昨日から今日と連続となり参加者が少なかったです。
次回は10月6日(金)に多田東小学校の「里山体験学習」を控えています。(天気予報:晴れ時々曇り)
予定通り開催出来どうですが、立て込んでいますね。
木工関係の不足分の補充と薪の束ねを実施しました。
今日の画像は菅さんが提供して頂いた写真の実です。(秋ですねいろんな木の実が・・・。)
アオハダの実です。
入会申し込み
2025年10月以降の予定表
2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名 里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会 参加者 7名 10月 19日(日)例会 黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時 里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...

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参加者89名(会員9名、当クラブの参加者約80名) 昨年に引き続き今年も黒川にイベントに参加しました。 昨年は「石窯でピザ作りと自然工作」で一般参加者は50名でしたが、今年は80名と30名の参加者が増加しました。 今年は「ウッドバーニングとどんぐりのストラップ」で実施しま...
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参加者 7名 8月は熱中症予防のため休会しましたが、9月からは通常通り開催されます。しかしこの暑さは9月になっても収まる様子はありません。 打ち合わせ 今後の予定として次の事項が挙げられた。 1)クヌギの植樹予定 口滝谷の予定地を4年間に亘植樹する。今日は初年度の予定地...
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菅さん提供 トチノキ (栃の木 ムクロジ科 ) 花期 5 ~ 6 月 果期 9 ~ 10 月 ...