Translate

2024年6月30日日曜日

令和6年6月 活動実績

 令和6年(2024年)




6月 2日(日) 例会 参加者 7名
6月16日(日) 例会 参加者 9名
6月18日(火) 臨時 参加者108名
           (会員11名、生徒91名、教師5名、教育委員会1名)

6月23日(日) 例会 黒川駅倉庫 9:00集合(雨天中止)(雨天のため中止)

6月27日(木) 臨時 参加者86名
           (会員9名、生徒71名、教師5名、教育委員会1名)


今月の樹木(2024年6月) ミツバウツギ

 菅さん提供



ミツバウツギ(三葉空木  落葉低木 バラ科)                            

                                           花期56月 果期911

 唱歌の夏は来ぬに出てくる卯の花は初夏に白い花を咲かせるウツギを歌ったものですが、同じころに咲くウツギにミツバウツギがあります。

 ウツギは漢字では空木と書き、材が空洞になっていることに由来するもので、ミツバウツギはその名の通り3枚の小葉がセットになった三出複葉の形になるのが特徴です。白い花はウツギに似てはいますが三出複葉の葉をつける樹木は限られていますので同時期に咲いていても判別は容易です。花には甘い香りがあることもウツギとの区別点になります。

 余談になりますが、ウツギの花には香りはほとんどなく、唱歌で卯の花の匂う垣根にとあるのは香りを詠んだものではなく、花の美しさを匂うと表現したと解釈するのが一般的なようです。美人のたたずまいを匂い立つような美しさと表現することがありますが、作詞者は卯の花の美しさを擬人化したのかもしれません。

 ミツバウツギの花は5弁で雄しべの周りを囲むような形をしています。過去に開花している花を写真に収めたく何度か同じ場所を訪れたことがありますが、半分ほど開いたものはあってもついぞ全開した姿を見ることはできませんでした。それもそのはずで、花弁が開かないのがこの花の特徴であり、そのことを知ったのはこの花に興味を持ってずいぶん経ってからのことで、半分開いていると見ていたものは萼とのこと。花言葉に謙虚とあるのも花が平開しないことによるものだそうです。

 若葉と蕾は山菜として利用できるようです。アクやクセがなくおひたしや和えも、天ぷらがおすすめで、そのうえ若葉には上品な香りもあるそうですので、山菜の女王と言われるコシアブラより高級品かもしれません。

 果実は一見すると風に乗って飛んでいきそうな軍配の形とか矢筈形と言われる変わった形をしていて、成熟した果実の中には5㎜ほどの褐色の種子が数個入っています。風で飛ばされるには種子が大きく、果実も成熟すると扁平な形ではなくなって膨らむので風散布ではなさそうです。鳥が果実ごと食べて運ぶには成熟するころには褐色に変化して鳥には目立ちません。

 そこで、果実も種子も目立たない色であることと、果実の下側が裂開して種子がこぼれ落ちるという

情報もあることからネズミなどの小動物による貯食散布ではないかというのは小生の素人考えです。






2024年6月28日金曜日

2024年6月27日(木) 臨時 小学生の「里山体験学習」実施

 参加者 86名

 (会員9名、小学生71名、教師5名、教育委員会1名)

 今までは半数の2グループに分けて、散策組1~3班&木工組の1~3班計6班に分けて行動していましたが、全体を3班に分けて木工だけになります。

 時間は1時間20分で木工だけでは時間が余るほどありますが、参加者の集中は避けられません。しかし実行があるのみで、終わってみると思うより産むが易しで、結構上手く捗りました。

今日の予定は2グループに分かれて、先にAグループは散策(70分)次に木工(70分)とBグループはその逆で先に木工次に散策の予定をしていましたが、朝から土砂降りの雨で散策は実施不可能となり両グループとも木工からスタートしましたが10時半ごろに雨がやみ急遽手短に散策を各グループ3班に分けて30分程度で実施する事になりました。

 散策、木工曲がりなりにも予定通り済ますことが出来て良かったです。


バスが到着し開校前にまず食事です。里山センター、前の広場で思い思いに弁当を広げて済ませました。(これだけの生徒が里山センターで一斉に木工クラフトが実施できるか?心配ですね。)





開校式(いよいよ開始です。)


大勢の生徒さんが集中すると困りますので、班ごとに分けて順番に説明して、次々に作業を開始するよう説明しています。

ここは見本を見て自分の作品をイメージしてもらっています。

各自イメージした作品を作り為木の枝や団栗や木の輪切りを選んでいます。


出来た作品に色を付けています。 

各部分部分をホットボンドでくっつけています。

削ったり、切ったり、穴を開けたりするのはこちらで手伝っています。

出来た作品にリボンやぶら下げるよう紐も準備しています。

アットいうまに時間が過ぎ帰る時間になり前の庭に集合です。




2024年6月19日水曜日

2024年6月18日(火) 臨時 小学生の「里山体験学習」実施

 参加者 108名

      (会員11名、小学生91名、教師5名、教育委員会1名)

 今日の予定は2グループに分かれて、先にAグループは散策(70分)次に木工(70分)とBグループはその逆で先に木工次に散策の予定をしていましたが、朝から土砂降りの雨で散策は実施不可能となり両グループとも木工からスタートしましたが10時半ごろに雨がやみ急遽手短に散策を各グループ3班に分けて30分程度で実施する事になりました。

 散策、木工曲がりなりにも予定通り済ますことが出来て良かったです。

川西北小学校「里山体験学習」

 2グループで午前中に入れ替えて実施(1グループ3班編成)実施予定は下記の通り
    Aグループ
    (散策9:30~10:40 木工クラフト10:50~12:00)
    Bグループ
     (木工クラフト9:30~10:40 散策10:50~12:00)
 降雨も為下記の通り急遽プログラムを変更して実施した。
    A・Bグループ
    (木工クラフト9:30~11:00 )
    A・Bグループ
     (散策11:00~12:00 )

雨天のため今年度新装オープンした「黒川里山センター」の屋内で、実施です。

開校式から始まりました。
木工関係は見本展示見て各自作品作りのイメージを持って材料の調達になります。
材料は木の枝や輪切り。どんぐり、松かさなどの木の実。それらの説明を班ごとにしています。


材料を接着させるのはグルーガンです。

出来た作品に色を付けています。

作品が出来上がった生徒は奥で本の読み聞かせをしてもらっています。

そうこうしているうちに雨が上がった模様です。残り時間は少ないですが班別に里山散策を実施する事にしました。


班ごとに集合です。集合でき時代準j出発します。

班ごとに棚田へ途中の道の脇に日本一の里山を代表する木々「里山三種の心木」(クヌギ、エドヒガン、ナラガシワ)の説明から入りました。出発してすぐに台場クヌギがありますので見て触って出来ますが、あとの2種は離れており、時間の関係で説明に終わ地ました。


葉を触っている木はヤブムラサキです。触った感覚を皆で言ってもらいました。(ふわふわで触って気持ちが良い。) 

民家を抜けて少し行くと山から段々と田圃が下りてきている様子を見て、棚田の仕組みを理解してもらい、お米が苗代づくり、田植え、代かき、収穫まで苗だどれだけ分げつ(苗が分かれて株になる)収穫するお米は1株当たり何粒収穫できるか、田にはミジンコが沸いていろいろな動物の餌になり、生物多様性の基盤になっていることなど話しながら散策した。(時間が限られており十分説明できなかったのが気がかりだった。)






2024年6月17日月曜日

2024年06月16日(日) 例会

 参加者 9名

 今日の作業は午前中18日の里山体験学習の散策コースを実際に歩いて所要時間を計った。

 「里山センター」~「台場クヌギの森」 20分

 「台場クヌギの森」の中を散策しながら説明 20分

 「台場クヌギの森」~棚田を通って~「里山センター」 20分

 以上の時間で回る事が出来ると確認した 合計60分で10分の余裕が出来る。

 午後から 「里山センター」へ木工関係の道具類を運び込み当日は里山センターに8:40集合となった。

途中棚田で田植えをしていました。(田植えは大方終わったかと思っていましたが、手植えで実施しています。


田植えしているところを拡大しました。等間隔に植えるための道具でしょうね。

このような道具もありましたね。

栗の花も咲いていました。

散策ルート(予定案)

(台場クヌギの森の詳細ルート)
左下の「ゲート」入り、2020年12月に成長した枝を伐採した台場クヌギ林を通り抜けて、2024ねん3月に植樹(クヌギ)した植樹地8を見て戻ります。わき道を入ると炭窯跡と初夏にはモリアオガエルの産卵が見られます。入った入り口から出る事になります。










2024年6月2日日曜日

2024年6月2日(日) 例会

 参加者 7名


 川西市の天然記念物での名称「黒川字奥瀧谷台場クヌギ群落」(以降「台場クヌギ群落」と略します。場所は旧黒川駅から大堂越えのハイキング道へ上る途中約20分程度に道の右側にあります。)

 今日は大堂越えのハイキング道調査のついでに「台場クヌギ群落」も点検しました。台場クヌギ群落の調査(前回枝打して、3年経過しており順調に生育しているか)また、植樹した苗木は順調に生育しているかも点検しました。 

 ハイキングコースは階段の補修が必要で丸太ので階段を設置しなくてはなりません。植樹したクヌギ(マンディフェンス)は大方鹿にやられています。再度植樹が必要です。 午後からは前回シイタケの榾木を合掌造りでセットしましたが、鹿ネット張りが途中になっており、続きを実施して完成させました。


 クヌギの植栽はマンディフェンスで鹿対策をしていますが、ことごとくやられてしまい残ったのは、たったの2本です。(もう一度植栽の必要があります。)

ヒノキ林の下へ3列で合掌造りで並べ、鹿避けネットを張って完成しました。



入会申し込み

2025年10月以降の予定表

  2025年 10月 3日(金)臨時 参加者 9名             里山体験学習(川西北小90名) 10月 5日(日)例会  参加者 7名 10月 19日(日)例会   黒川駅倉庫9:00集合 10月23日(木)臨時  里山体験学習(明峰小114名) 木工クラフト13:...