2023年3月活動実績
萌芽
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
参加者数 5名
桜の開花で妙見ケーブルも大賑わいです。観光客が絶えません。私たちの臨時活動も「北摂里山博物館運営協議会」でのHPで、各里山の桜情報はそのクラブのBlogやHPでご覧下さいと案内されていますので、桜の情報を皆さんに知って頂こうと努めて掲載しております。
今日(3月31日)のケーブル下から見た状況です。
参加者 5名
急遽 臨時作業で頑張りました。待ったなしの臨時作業です。
妙見の森の桜が咲き始めエドヒガンは、すでに満開。大島桜は先始め。山桜は蕾ふくらむ。の様子です。
この谷のエドヒガンは川西市の天然記念物として指定されています。今日は平日ですが、春休みの関係か、親子ずれで散策を兼ねて桜見で次から次と後を絶たない程度に繋がって来ています。
その中を小石の取り除きや階段部分の修復(大した修復ではありませんが最近の雨の降り方は集中豪雨的な振り方で、弱い箇所があると崩れて大きな破損になりかねませんので、こまめに修復をしています。その他小石が散策道に落ちてきていますので、歩くのが邪魔になりうっかりと石の上を踏むと危ないので、取り除き作業をしました。
左の山側から階段部分を水が流れ、階段の右側は土が流されています。小石を積んで山側の土をかぶせています。
タムシバ (田虫葉 落葉高木 モクレン科)
花期3~4月 果期10月
暖かい日差しが心地よく感じられるようになる3月の半ばを過ぎてエドヒガンの蕾が膨らみ始めるころ、タムシバの固かった蕾も動き出してきて、山肌の南側の斜面では4月の声を待たずに白い花が見られるようになります。早春の青空を背景に10cmほどもある大きな花の姿を見るのは壮観です。
タムシバとよく比較される花にコブシの花があります。一目では区別がつかないほどよく似た花同士ですが、花の基部付近を見れば容易に判別がつきます。そこに小さい葉が一枚ついていればコブシ、無いのがタムシバです。どちらの花にも良い香りがあって、そのことからタムシバはニオイコブシ(匂辛夷)とも言われます。
タムシバの匂いの成分は枝葉にも含まれていて、ほのかな甘みが感じられてメントール味と表現されることもあります。メントールには殺菌、抗菌作用があることから、股間に罹患する “いんきんたむし”の治療にタムシバを使っていたことでタムシバの名になったのではと勝手な解釈をしていましたがそうではなく、「噛む柴」が転じてタムシバになったと言われています。昔は子供が飴代わりにしゃぶったり、大人でも清涼感で疲れを癒すのに仕事の合間に噛んでいたのかもしれません。
10月ころに熟す果実の初期は鱗が並んだような形でパイナップルに似ています。成熟してくると鱗状の一つひとつがこぶのように膨らんできてやがて破れ、そこから赤い種子が現れます。白く清楚な花からは想像できないちょっとグロテスクな果実の姿ですが、そのように捉えるのは人間の勝手だけで、タムシバやこれをごちそうとする動物にとってはあずかり知らぬことでしょうね。
木全体
花のアップ
実
2023年3月
3月19日
3月21日(能勢電HP参照)
3月24日
妙見の森ケーブル(2023.03.24)|妙見の森ライブ情報|妙見の森へ行こう|おでかけ・沿線情報|のせでん【能勢電鉄】 (hankyu.co.jp)
3月25日
妙見の森ケーブル(2023.03.25)|妙見の森ライブ情報|妙見の森へ行こう|おでかけ・沿線情報|のせでん【能勢電鉄】 (hankyu.co.jp)
参加者 13名
昨日からケーブルの運転が再開されました。気温も一段と上昇し春本番の感じです。一番気になるのは、エドヒガン中以下です。
例年より段々平均気温も画がってきており、桜の開花も早まってきております。今年の開花&満開は何時になるのか掲載記事のトップに桜の状況を表示したいと思います。
今日(3月19日)の桜の状況
参加者 9名
能勢妙見山では3月第一日曜日は報恩大祈祷会(ほうおんだいきとうえ)で荒行をされていました。
(詳しくは下記をクリックして下さい)
報恩大祈祷会 | 日蓮宗霊場 能勢妙見山 (myoken.org)
今日の作業
伐採したコナラを引き上げて、榾木用と薪用に分けて玉切りして団栗小屋まで運ぶ。
薪割り(団栗小屋の前に積んだ丸太を薪用に玉切りして薪割り)
薪の束ね
お蔭様で榾木の用意は90本以上は出来予定より多く菌打ちが出来ます。(植菌予定日3月26日(日))
薪割り作業も順調に進み団栗小屋の丸太は大方薪にすることが出来ました。
春めいてきました団栗小舎からすぐ下のC地区植樹地の近くで、アセビが満開でした。