参加者 16名 (1班11名。2班5名)
今日は2班に分かれて午前中活動を実施しました。
1班(団栗小舎で薪割りと薪の括り。B地区の鹿ネット内の草刈り)
2班(虫生川からコナラの伐採木運搬)
乾燥した薪を束ねて発送置き場に移動です。
薪割り機トラブル。木片が挟まり奢可無くなりましたが、やっと補修が終えました。
川西里山クラブの目指すもの 豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。 活動指針 ①森林などの自然環境の維持・保全 ② 森林を通じての歴史・文化の伝承 ③里山林の整備 ④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること ⑤その他前項目の目的達成に関すること ・森を伝える 川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
菅さん提供
チドリノキ(千鳥木 落葉小高木 雌雄異株 ムクロジ科)
花期5月 果期9~10月
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
秋が来たと目にははっきりと見えないが、風の音に秋の気配を感じたという古今和歌集にあるこの和歌が、秋が近づいてくると頭に浮かんできます。
季節の移ろいを風の音で感じ取れるほどの素養がないので、目に見えるさやかな秋を求めて分け入った渓流沿いの山道で、色づき始めた果実を吊り下げた楓の仲間のチドリノキに出会うことができました。
楓とは言っても葉にはイロハモミジに見られるような切れ込みは全く無く、一見しただけではとても楓の仲間とは思えません。ヤマシバカエデと呼ばれるのも、同じように沢筋に多く見られるというカバノキ科のサワシバに葉が似ていることに由来するものでしょう。
チドリノキが楓の仲間ということは、果実を見れば納得できます。葉の形は違っても他の楓と同じように二つの子房がくっつき、それぞれが翼を持つ翼果と言われるプロペラのような形の果実が数個、一か所から長い果柄の先に連なったような状態で見られます。
チドリノキの名称は、この様子を千鳥が群れ飛ぶ姿になぞらえたことからそのように呼ばれるようになったというのが通説になっています。図案化された千鳥を和服やのれんに見ることがありますが、見ようによってはそのように見えます。風にそよぐ様子を見ればなおさらそのように見えてきます。
ここで、楓の翼果はどれも同じような形なのに、この木だけを千鳥になぞらえるのはおかしいのではないかと言う声が聞こえてきそうですが、果実の付き方と翼の角度は楓の種類で若干異なることから、名付けた人の目にはチドリノキの果実の連なり方や、ほぼ直角に開く翼の角度が千鳥の飛ぶ姿に重なって見えたのかもしれません。
サワシバの葉は互生で付きますが、チドリノキに限らず楓の仲間の葉は対生です。チドリノキの葉の側脈は幾筋も平行して並んでいてよく目立ち、その葉が対になって整然と枝につく姿からはすっきりとした印象を受け、こちらも羽を広げて群れ飛ぶ千鳥のようにも見えてきます。
芽出しの季節から花の季節にかけては、冬芽を包んでいた赤っぽい鱗片葉と言われるものが長く伸びて新緑の葉と対照的な美しさを見せてくれます。
秋の黄葉と茶褐色に熟す果実も風情があり、和風の庭に似合いそうな樹木ですが、雌雄異株のため、雄株と雌株の二本の木を取りそろえないと果実が楽しめないのは悩ましいところです。
参加者 10名
第3薪乾燥小屋(第2と第3のつなぎ部分の屋根を張って完成です。)
菅さん提供
ネムノキ(合歓木 合歓の木 落葉高木 マメ科)
花期7~8月 果期10月
白くしなやかな絹糸を何本もまとめ、先端の方から牡丹色に染めたような花を咲かせるネムノキ。
元の方に行くにしたがって染まり具合は次第に淡くなり、最後の方は染まらずに全体を束ねたよう形になります。ネムノキを英名でsilk treeと言ったのは実に言い得て妙です。
ちなみに、「この~木なんの木気になる木」でおなじみの日立グループのCMに出てくる木もネム
ノキの仲間で、この木の英名はモンキーポッド(monkeypod)、レインツリー(rain tree)と呼ばれてい
るようです。
先端が広がって扇形に見える花は一つに見えても実際は10個~20個の花が集まったもので、蕾
の状態の時に見れば数の多さがよく分かります。
牡丹色の糸状のものはすべて雄しべで、その中に先端まで白い雌しべが何本かありますが注意深く
観察しないと分かりません。雄しべばかりが目立ち、マメ科の花としては異端の存在の樹木ですが、
実ができてくるとマメ科らしく見えてきます。
日が沈むころになってから開くという花は、甘い香りを漂わせるそうです。香りに引き寄せられて
やって来るのは主に夜に活動する蛾の仲間と言うことですが、雄しべの束に邪魔されずに奥にある蜜
を吸うには、長い口吻を持つ蛾にとっては訳のないことのように思えます。
ネムノキの名の由来は、夜になると葉が合わさって閉じる様子が眠るように見えることからきたよ
うです。なぜこのような運動をするのかはまだ良く分かっていないようですが、この就眠運動は万葉
の昔から身近なものとして歌にも詠まれているようです。
「甘酸っぱい青い果実にやわらかなパウダリー感のある合歓の花の香り」。これは合歓の名称を持つ
ある香水の香りのイメージを表現したものからの引用です。開花する夕方から夜にかけてが一番良い香
りを放ち、朝にはほとんどなくなっているというこの花の香りには、残念ながらいまだに出会えてい
ません。
ネムノキの花ことばの一つは夢想。昼でも妖艶さの漂うこの花の香りに宵闇の中で出逢えば、どんな夢を思い描くことになるのでしょう。
参加者 6名(会員 3名、県から3名)
昨年(2019年11月6日)実施しました「ウリハダカエデ植栽試験」(昨年の様子は左の文字をクリックして下さい。)のその後の結果を見て今後の方針を検討する会合を持ちました。
第2回「ウリハダカエデ作戦会議」として下記事項の検討と昨年植栽結果視察。
この植栽に至った経緯をまとめると
鹿の不嗜好性植物で、鹿の食害が少ないと判断していた。実際に団栗小舎の下では、種が沢山落ちて若木が沢山育っている。また、近くに大木が2本あり、メープルシロップを作りその利用方法も検討していた。
そこに県からの相談で、ウリハダカエデをそのまま育成出来るとの見解があり、実際にそのままで育成できるか昨年(2019年11月)に移植してテストを開始。(そのままの状態と頭にネットを被せる。寄せ植え(3本程度寄せて植える)などの条件を付けて植えた。)
今回のテーマはやはり何かで保護をしないと育成が無理だろうと判断して、ウリハダカエデのシェルターを考える&植える場所の確保のために集まった。
1)シェルターの種類
①割竹まげわっぱ青色テープ巻きシェルター(竹まげわっぱテープ) 5本
②割竹まげわっぱ青色防風ネットシェルター(竹まげわっぱネット) 5本
(上記2通りは昔の林業(明治31年ごろ)に枝葉を立てて覆う事で防いだ)この方法を利用して竹で覆いブルーのテープを巻き付けるものとネットで覆う物の二通り。)
③棒を1本立てて防風ネット網で囲う(わたぼうし) 5本(ゴミの日にカラスに荒らされないように網で覆うように、網を頭に取り付ける)
④くわんたい(目の細かいグラスファイバー支柱ネットシェルター) 5本
サプリガード(目のあらいプラスチックネット、しっかりした支柱のネットシェルター) 5本
⑤サプリガード(目のあらいプラスチックネット、しっかりした支柱のネットシェルター) 5本
⑥何もしないでそのまま植える(無処理)
2)今後の進め方
①苗木の確保(団栗小屋のすぐ下に平成30年度に植樹した柵に中に沢山生えているものを利用。
②シェルターの確保(くわ⑥たい、カラス避けネット:県の補助金。竹の確保:竹を切り出して加工して持って上がる。)
③植樹地(植栽地B地区の空き場所を利用)
④植栽時期(12月頃)
資料に基づき県から説明を受ける
③の防御策で、棒を1本立てて防風ネット網で囲う(わたぼうし)です。
ネットを外すと中には葉っぱが茂り、効果ありと判断しました。
①の割竹まげわっぱ青色テープ巻きをどんな感じか作りました。(画像はピンクのテープですが実際にするのはブルーになります。)
ウリハダカエデの植樹予定の苗木の調査。沢山育っています。
参加者 13名
打合せ事項
1)今後の活動について
担当割の打ち合わせ
2018年から担当割を決めて実施しようとやってきましたが、中々功を奏していません。これを土台に新たな担当割を作成しましたので、これを基本に実装して行きたいと思います。
今日の実施事項
薪の乾燥小屋の建設の続き(横張り、屋根の下請け取り付け、波板張り)
スウェーデントーチ燃焼テスト&画像収録と火付け用の小割した木
その他(植樹したナラカシワ下草を刈り取る、モリアオガエルの様子、シイタケのホダ木に水やり等)
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一番外側の床材(パレット)を敷いています。立てかけているパレットは、雨の進入を抑えるための壁?(風は通し、薪の崩れを止まる)です。 |
菅さん提供
ソクズ(蒴藋 レンプクソウ科)
花期7月~8月