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今月の樹木 2022年7月 キササゲ 

 菅さん提供


キササゲ (木大角豆 落葉高木 ノウゼンカズラ科) 

                             花期6~7月 果期10~11月

真夏の強い日差しもものともせずに咲き誇る花につる性のノウゼンカズラがあります。南国に咲く

ハイビスカスに似て、じりじりと焼けつくような日差しを跳ね返すような鮮やかな朱色の花は正に夏

の花と言った印象です。

漢字で凌霄花と書くノウゼンカズラの花は夏の季語にもなっていて、日本の固有種と思われがちで

すが、平安時代に中国から渡ってきた花だそうです。

ノウゼンカズラと同じ科に属する植物にキササゲがあります。こちらも中国原産で江戸期より以前

に渡来したと言われ、ノウゼンカズラのつる性とは違い、高木で10m以上にもなる落葉樹です。別

名のカワギリは、湿地を好む性質から河原でよく見られ、大きな葉がキリに似ていることから付けら

れたものと思われます。

キササゲも夏の盛りに咲き、花の径は3cmほどでまとまって多数つけるのでよく目に付きますが

ノウゼンカズラのような鮮やかさではなく黄白色の花で、お世辞にも綺麗な花とは言い難い花です。

日本に渡ってきた理由は花の鑑賞のためではなく、果実を利尿薬に、樹皮を解熱や解毒薬に利用す

る目的があったようです。果実は長さが30cmほどにもなり、形が野菜のササゲ(大角豆)に似て

いることからキササゲ(木大角豆)と呼ばれるようになったと言うことですが、熟す前の青い果実を

かじってみた好奇心旺盛な人の談では、苦渋くてとても食べられたものではないそうです。

熟した果実の鞘を剥いても豆のような丸い種子は現れません。長楕円形の扁平な形で両端に長い毛

が密生した風散布型の種子です。なお、草本のノササゲとは縁もゆかりもない植物です。

薬としては現在でも煎じ薬として販売されていて、尿の出が悪い方や残尿感のある方にお勧めとあ

り、排尿問題が人ごとではない者からみるとキササゲは身近に感じる存在の樹木です。

キササゲには明治時代に渡来したと言われているハナキササゲ、別名オオアメリカキササゲがあり、

こちらの花は白色で内面の紫色の斑紋と黄橙色の紋様のコントラストが美しく、観賞用として植栽さ

れているところもあるようです。






2022年7月10日 例会(前回の延期) 

 参加者 10名

 前回雨天で今日に延期しましたが、今日も雨模様です。どうにか雨は降らないかと思い決行しましたが、行く途中で降りだしました。参加者はごくわずか?と思いつつ出かけましたが最終的に10名の参加がありました。

 雨が少し降っているので、2学期から始まる小学生の里山体験学習を検討する事にしました。

 実施予定は今まで通りの里山散策と木工クラフトです。一番の問題点は雨天の場合の対処です。貸し切りバスのキャンセルが出来ないそうで、学校側の要望として雨天でも実施できる活動内容にして欲しいとの事でした。

 木工クラフトは屋根があれば実施できますが、里山散策は無理です。プロジェクターの画像により、実際に散策しているように作成して、出来るだけ自然のものを集める。(朴の木やソヨゴ、ヤブムラサキの葉を集めて実際に触ったりする。)

 散策ルートの決定(当初設定したルートに・・・。)

 燦々と降り注ぐ太陽の光の中(クヌギコナラ林)を通り、炭窯跡、整備をしないでそのままの林(故意に整備しないとこのような状態に変化していく林を見せるために残した)を通りエドヒガンの谷へ(天然記念物)モミジ、ウリハダカエデ、どんぐり小屋で薪割り体験、植樹地のネットを張った部分とネットの外の違い(シカの食害で食べつくされたネットの外との違いを見る)散策ルート沿いにあるいろいろな植物を触って、匂いをかいで、見てなど五感に訴えて説明。

参加校の予定


散策コース


本日の実施作業
 植樹地の下刈り(C地区)
 薪割り(間伐した材がまだ伐採地に残っていますが、天候の問題があり次回に)
  玉切り・薪割り・乾燥小屋へ搬入・スエーデントーチ
 バードコール

実施できなった事項
 遊歩道の点検(危険木確認は実施。桜谷やどんぐり小屋近辺に枯れた樹木あり)
 伐採する樹木(ナンキンハゼ:今花を咲かせようとしています。結実前に伐採して広がら
        ないようにする。)

助成金交付決定により国蝶(オオムラサキ)飼育ゲージ施工を進める。(エノキの植樹5本
のうち2本は育成している。)

次回例会は7月17日(日)ですが、雨天の模様実施の有無については、別途連絡。

余談
打ち合わせ会議の途中に盛んに「イカル」が鳴いていました。(https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1381.html)



今月の樹木 2022年6月 ノイバラ

 菅さん提供


ノイバラ (野茨 落葉低木 バラ科) 

                             花期5~6月 果期9~10月

 野バラと言えばノイバラを指すことが多いように思います。テリハノイバラやヤマイバラも野バラには違いありませんがノイバラほどには見かけません。差し渡し2㎝ほどの白い花が寄り集まって咲き、茨と言うだけあって全体に鋭い棘があります。この棘は近くに他の樹木があればこれを引っかけて持たれるようにして伸びていくのに使われます。

 野バラで思い浮かべるのは、童わらべは見たり野中の薔薇で始まる唱歌ですが歌詞の中に、清らに咲ける その色愛でつ 飽かずながむ 紅におうとあるようによく見かける日本の野バラと違い作詞者ゲーテの詩の中に咲く野バラは紅色だったようです。

 歌に出てくる西洋の野バラに比べてノイバラは白一色で味わいがないかと言えばそのようなことはありません。白い花には白い花なりの美しさがあります。さらに言えば紅紫色で7~8㎝の大きな花をつける野バラが日本にあります。ハマナスがそれで耐寒性があり、海岸沿いに自生して北海道でもっとも多く見られ、日本海側では島根県以北、太平洋側では茨城県以北に分布するようです。

 世界には園芸種のバラは3万種以上はあるとされています。原種となるとその数は 150~200種と言われていて、この原種から数々の園芸種が創出されてきた歴史があるわけですが、その中に日本のノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスが一役買っていることはバラ好きの人はご承知のことと思います。
プリンセスミチコという鮮やかなオレンジ色の新品種のバラが創出され、今の上皇后さまが皇太子妃だったときに献呈されたとニュースで聞いたのは高校生のころだったように記憶しています。このバラには強健なノイバラが台木としても使われているそうです。

 子供のころは秋になると赤くなった実を遊び半分で食べたものでした。種の占める割合が多くて食べごたえはありませんが、大人になってからも赤い実が目に入ると摘まんで口に入れ、この味わいは果実酒にいけるのではないかと思い仕込んでみると、赤い実の色からは予想に反して淡い琥珀色となりました。
バラの実は総じてローズヒップと言われ、お茶や薬用に使われます。緩下作用もあり便秘対策にも効果的なようです。ノイバラの実も同様な使い方ができるようですので、便秘で悩む方は一度試されてみるのも良いかもしれません。




2022年06月26日(日) 例会

 参加者 5名

 今までの参加者数最低記録更新?と思われます。こんな事があったでしょうか?一度例会の参加者数を調べる必要がありますね。(原因は?)しかし山上は木陰に入れば、涼しい風が心地よい感じで仕事ができました。(天国の余り風かな?)

 ニュース(ドラム缶の半切りに水が溜まっています。その上にモリアオガエルの卵塊が見つかりました。(モリアオガエルの産卵場所が他にないのか?) 

 次回は皆さんご参加頂けるものと期待しています。

 今日の作業

 午前中:伐採したコナラの幹は運び上げたとのことで、「里山体験学習」の木工用枝を引き上げ用意することにしました。(現時点での予定では2学期に2校予定しています。)

 午後から:薪割り&割った薪の運搬、薪の束ね


 毛^ブル山上駅に着きました。いつものようにこの季節大きな水鉢にアジサイの花を浮かべて出向かてくれます。


クマノミズキの花が満開です。

 これはびっくり!モリアオガエルの卵鬼がドラム缶の半切りしたところに水がたまり、その水にオタマジャクシを育てようと卵を産んでいます。こんなに産卵場所がないのかな?
 可哀そうですから応急手当をしました。(この産卵の様子を見るとモリアオガエルではなくシュレーゲルアオガエル?)

 モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルの産卵の違い
 泡のような卵の塊(卵塊)は同じようですが産卵する位置は木の上と土手など土に産卵と違いがあります。

 内側の卵は水に落ちますが、外側はミリと思い網を張って、上に置きました。次回は少し小さいですが池に移し替えたいと思います。(すごいですね!)

こちらはシカの糞に群れているフンコロガシ?すごく群れています。

伐採したコナラの枝をまとめてブロック状に置いています。それの回収ですが、こんな作業でも斜面ですから中々きつい作業です。

丸太は運び出したの事でしたが、ここに残りがあります。次回運び出すことにしました。

回収した枝は運搬車に乗せて2往復しました。」(午前中の作業)

 午後から薪割りと、束ね&束ねた薪の運搬です。別途作業道の雨水切りの横断溝の点検。









 


2022年06月19日 例会

 参加者 13名

梅雨入れで心配された天気も晴れで、活動が出来ました。

今日から各活動のリーダーを決めさせて頂きスタートです。

薪づくり斑(リーダー馬淵さん)

里山整備№1班(伐採・間伐、材の運び出し玉切り)リーダー松下さん

里山整備№2班(下刈り、植樹)リーダー釜野さん

木工クラフト班(小学生の木工の用意、一般向けのバードコールやウッドバーニング)リーダー中橋さん

「里山体験学習」(リーダー相澤、菅さん)

 現在予定は下記の通り入っています。 

  1) 清和台小学校 生徒46名、先生4名、合計50名

     日程日程:10月18日(火)雨天の場合10月24日(月)

  2) 牧の台小学校 生徒75名、先生5名、合計80名

        日程:11月22日(火)雨天の場合11月29日(火)

対外交渉斑(リーダー辻本、澤田さん)

他に草木染で(藍や茜染が有ります)女性の方に苗づくりからお願いしたいのですが、今日は決まりませんでした。


今日の活動(デジカメの画像の隅が完全に開かず撮影しています。デジカメを落としたり木の粉にさらしたりで全然メンテをしていません。)

伐採木の引揚げ、引き揚げた丸太の玉切り、薪割り、割った薪の乾燥小屋に並べる、薪のタガに入れて束にする。


C地区の植栽地付近(団栗小舎のすぐ下)でリョウブが倒れています。スゴイ風が吹いたかな?そんなにキツイ風は無かったと思います。よく見るを下の画像の通り、樹皮を鹿にやられて後ろ側の少しの樹皮で持っていたのでしょうね。これがまともに散策中に倒れて当たると大変な事になる所でした。

折れたところの拡大図。
こちらも高い位置で折れています。遊歩道には架かっていませんが、危ないです。

運び込まれた丸太を玉切りにして、薪割り機で割って言います。


割った薪を乾燥させるために、第3乾燥小屋に並べています。




2022年06月05日 例会

 参加者 15名

 冬場に間伐したコナラが伐採地に残っており、その引き上げが急がれます。順次引け上げ玉切りして、薪にしていますがどうも追いつきません。梅雨入れまでに処分が出来ない模様で、臨時作業が必要になりそうです。

 割った薪を乾燥小屋へ運び込み乾かします。

運び上げた丸太を玉切りして薪割り機へ


団栗小舎へ迷い込んだテングチョウ?




2022年6月3日(金) 臨時活動 (竹中工務店研修会受け入れ)

 参加者 36名(会員6名、竹中工務店30名)

 前回(5月13日)に引き続き実施。

 予定通り里山を散策約1時間。団栗小舎で小休止の後PDFにより私たちの活動。能勢電鉄さんのCSRについて説明をしました。

 散策コースは薪炭林の整備して明るい森から炭窯跡。暗い森の(放置林:里山が放置されるとこのように自然に暗い森となり、林床に日からが届かず生物多様性が損なわれてきます。)を抜けて、私たちのシンボルツリー「出会いの妙桜」からエドヒガンの植樹地を抜けて、イロハモミジ、アオハダカエデを説明して団栗小舎へ。少し時間オーバーで到着。

下記2件はこの経緯集会に魁夷啓無いのですが・・・。

モリアオガエルの卵鬼が池に落ちています。無事卵からオタマジャクシに孵っているのでしょうか?暫くはこの卵鬼を餌としますがその後の餌が心配です。(今年で3回目の産卵が続いています。)

 ふれあい広場に蝶の群れ(テングチョウ?模様を見ようとしましたが羽を盛んに振って移動が素早い。ではカメラでと採りましたがこのような状態で判りません。しかし、見た感じで「テングチョウかも?」)

薪炭林を抜けて炭窯跡へ
 団栗小舎の中庭へ到着。ロケットストーブ&パーコレイターで作ったコーヒーで小休止。
帰りのケーブルは最終の17:00になりました。山上駅では「工作室」が出来ています。


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