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今月の樹木 2022年3月 ヤマヤナギ

菅さん提供


ヤマヤナギ (山柳 落葉低木 雌雄異株 ヤナギ科) 

                                花期3月 果期5月

柳と言えば柳に風の言葉があるように水辺で風に枝がそよぐシダレヤナギをまず思い浮かべます。
もうひとつよく知られた柳にネコヤギがありますが、こちらは完全に水と密接な関係を持っていて、山間部の渓流や中流域の流れが速い川辺に生育する柳です。

 一方で水気の無いような山中でも生育している種類も幾つかあります。ヤマヤナギもその一つで、ヤマと名が付くのも、柳は水辺の樹木と言う概念があってのことと思われます。
 柳の仲間は国内に自生するものだけで30種以上はあると言われ、その中の17種が細長い葉のいわゆる柳葉で、残り13種ほどは楕円形または広楕円形の葉を付け、ヤマヤナギは後者の葉の形をしています。
 バッコヤナギ(ヤマネコヤナギ)やジャヤナギは樹高が10m以上にもなる大木になりますがヤマヤナギの樹高は3m前後の低木です。
 柳の多くは3月から4月初頭にかけて開花するものが多く、桜に先駆けて春を告げる樹木の一つですが、春を演出する生け花の素材として扱われることがあっても桜のような花見の対象となるような華やかな花ではありません。それでも万葉集には春の季節に柳の花を詠ったものが数種あるそうです。柳は雌雄異株でどの種(しゅ)も雄花雌花共に地味な花ですが、万葉人の感性は現代人以上に豊かだったということでしょうか。
 花は小さい花が多数集まって動物のしっぽのような形になったいわゆる尾状花序と言われるもので、花弁が無いために目立たたないので地味に見えるわけですが、このような花の形状は風媒花に多く見られる特徴です。
 ところがほとんどの柳の花には蜜を出す腺体が雄しべや雌しべの基部にあって虫媒花だそうで、ずっと風媒花の花とばかりに思い込んでいました。
 棘がいくつも集まったような形の果実は熟するとその一つひとつが先端から裂開して綿毛を持った種子が飛び出します。この種子のことを柳絮(りゅうじょ)と言い、風に乗って舞うさまを柳絮舞う、あるいは柳絮飛ぶと表現して春の季語にもなっているようです。
 柳絮が風物詩になっているところはいくつかあるようで、上高地もその中の一つで果期の異なる数種類のヤナギが次々に綿毛を飛ばす光景が初夏から8月終わりごろまで続くそうです。
 シダレヤナギの柳に風は相手に逆らわず受け流してあしらうことを表現したものですが、どの柳も種を飛ばす時だけは風の恩恵にあずかっているようです。





2022年3月27日(日) 例会 

 参加者 11名

 今日は先に間伐して置いている木を利活用を図るために、早速ロープウインチの実習で引き揚げるまた別途作業道を通って運搬差で運ぶように二手で頑張りました。

 運び上げた木は即薪用に割って、乾燥小屋へ運び込んでいます。(乾燥した薪はタガに入れて結束しています。

 一方では今年度「住民参画型里山林整備事業」の最後の仕上げで看板を取り付けました。この看板を何処に設置するか悩みましたが、皆伐してクヌギを植樹した場所は見晴らしが良いので設置しましたが、足場悪いので気軽に散策して頂けるよう散策道を付ける事にしました。


 ケーブル山上駅です。待合室のイメージが変わりました。

 大きな台場クヌギの見本が展示されています。植物の標本やイーゼルスタンドに掲示されているのは私たちのクラブのパンフレットです。是非横に参加申込書も置いて欲しいですね。 


 ホダキの用済みを積み重ねて「虫の駅」を作っています。ネーミングが良いですね。

 左上の木の下を見て下さい。伐採して玉切りしたコナラです。これを前回習得したロープウインチで引き揚げます。


 こちらの方は既に作業道に運んでありますので、運搬車に乗せて運びます。しかし、コナラの生木はすごくおみいです。1.7mの丸太ですが、とてもとても1人では運搬車に積めません。

 こちらは伐採木の上の位置になります。ロープウインチで木を引き上げています。


 今回の助成金の看板を植樹地の前に建てました。看板自体はワードでデザインし業者に渡し印字して頂きました。後はコナラの枝を足にして看板を立てました。

 咲いている木は梅です。桜はまだ蕾ですね。下の方ではそろそろ咲きかけていますが妙見の森では、後1週間?程度かかりそうです。梅の奥にブルーのネットを被せているのは、エノキの苗木です。(5本植樹しています何になるのか楽しみにお待ちください。)

2022年3月20日(日) 例会 植樹(クヌギ50本)

 参加者 13名(会員12名 一般1名)

 昨日に続き連続作業です。1月、2月はケーブルが運休でした。体力的に山を登って作業となると段々体が付いていきません。ケーブルの運行が始まったので詰めて作業の開始です。

 昨日鹿防止ネットを張りましたので、今日はそこに苗木を50本用意して、土留め用と添え木を竹で用意しています。

植樹はクヌギが50本です。手前に土留め用に竹を割って2段積み重ね、後に苗木の支えをしています。 

全員植樹に懸命です。


 午後からは今回購入しましたロープウインチと運搬車です。


運搬車

ロープウインチは初めての操作になり雌ので、講習会を実際に倒した木を引き上げて頂きました。


2022年03月19日(土) 例会 鹿防御ネット張り

 参加者 8名(会員6名、一般2名)


 作業内容
 植樹予定地の整理が出来作業場に上る道もやっと完成しました。今日は鹿防御ネットを張り植樹の準備をします。

 今日のネット張りのために作業道も14日に完成しました。
 作業道はモリアオガエルの池の付近から
 急な斜面を削り取っていますので、段差が付いています。
右にテープの蒔いた木はアカガシで敢えて残しました。(団栗が成ります。)吉川神社はツブラジイ(コジイとも呼ばれる)。妙見山中間点はアカガシ。山上はブナ。と識別されますのでその印に敢えて残しました。
終点(入り口から30m)
鹿防止ネットはまず門扉から
ナットを張る棒は、打ち込み点が高いのでこのような道具で、打ち込みます。
このネットの周囲100mになります。この中に明日はクヌギを50本植樹予定です。
張り終えたネットをバックにハイ~ポーズ。
ここからの見晴らしは一番いいです。

大阪湾を越して和歌山が見えています。もっと右を見ると友ヶ島、淡路島?が見えるかも。


2022年3月6日(日) 臨時活動

参加者 10名

 作業内容
 植樹予定地の伐採木や風倒木で浮き上った根っこを搬出
 薪づくり(束ね、薪割り)
 エノキの植樹

 植樹予定地の中で枯れ松の大木を伐採してあり、その大木を搬出と風倒木で浮き根になっていた根っ子の処理(搬出)をしました。
上記の大木をそのまま引っ張りましたが重すぎて4分割で引っ張りでしました。
不倒木で根が浮き上がった株が2カ所あります。これも掘り上げて搬出です。
直引きで引きましたがびくともしません。動滑車を咬ませて動きました。
オオムラサキ飼育のため苗木を5本植樹しました。楽しみです。



今月の樹木 2022年2月 ハンノキ

 菅さん提供


ハンノキ (榛の木 落葉高木 カバノキ科) 

                花期11~3月 果期10~11月

里山の山麓から清らかな水が湧出(わきいで)、棚田が潤う時節にはタニシも見られる所にハンノキ林がありました。沼地や川岸に自生するこの樹木の根にはある種の菌が共生していることが知られていて、その菌の働きで窒素が効率よく取り込まれるため、湿地のような貧栄養下でも生育できると言われています。

 刈り取った稲の乾燥を天日に頼らざるを得なかった昔はハンノキの水に強い性質を活かして水田の周りに植え、それを稲架(はさ)の支えにして稲束(いなたば)を干すのに利用したところもあったようですが、農作業の機械化に伴いその姿は見られなくなってきているようです。
 この樹木の別の有用な使い方として、ワサビ田に植えられている光景を目にしたことがあります。ワサビ田の周りではなく、田の真ん中にほぼ等間隔で植えられているもので、その役割は夏場の強い日射しを嫌うワサビの生育を助けるためで、水に強く大きく枝葉を広げるハンノキはワサビの栽培には打って付けと言うわけです。逆に日差しが弱くなる冬場には落葉するので、これもワサビには好都合な点ですが、日除けの役割が果たせるほどの大きさに成長するまでに年数がかかるなどの問題のため、最近は簡便な寒冷紗に取って代わられてきているとのこと。

 水に強いだけではなく寒さにも強いと見え、開花の時期は葉を落とした真冬です。比較的暖かい所では11月辺りから咲き始め、当地では2月初旬には開花が見られ、より寒い地域でも3月ころには咲くと言われています。
 落葉期の花はよく目立ちますが、目に付くのは小さい雄花が寄り集まって尾状(びじょう)に垂れ下がった6~7cmほどの雄(ゆう)花序(かじょばかりです。雌花はどこにあるかと言うと、雄花序から少し離れた下部に暗紅紫色の小さな花序を数個付けています。果実は松ぼっくり状の球果で、花の季節になっても枝先に残っているのが見られます。
 雌花は目立たなくても風媒花なので目立つ必要はありません。当然蜜も出しません。それでもある生き物にとっては大事な
食餌(しょくじ)木(ぼくであり産卵場所にもなっています。雄の翅は金属光沢のようにキラキラ輝く緑色をしていて見る角度で色が変化し、宝石のように美しい蝶と言われているミドリシジミがその生き物です。
 人にとっては役割を終えつつある樹木のようですが、自然界の中にあってはなくてはならない樹木の一つであることに疑いの余地はありません。






2022年2月11日(金・祝) 例会(E地区整備・薪束ね・薪納品)

参加者 14名

 今日の仕事

 E地区整備の整備の続き(3月末までには仕上げないとなりません。3月には鹿ネットを張りクヌギを植樹します。)

 薪の納品(薪を今日は納品します。この納品が終わると在庫が無くなりますので、早く乾燥した薪を束ねないとなりません。)

 センサーカメラの確認


 山上に上るのはケーブルで上がりますが、一部車で登りました。山上から下りで、大堂越えの三叉路からふれあい広場へ向かう地道の山側の樹木が根が剥き出しになり、倒れそうな感じです。これらも何らかの対策が必要とです。  




E地区整備

 奥の常緑樹はソヨゴとアセビです。全部伐採します。大きな松は伐採しなくても日照にはあまり影響しないと思われ残す事にしました。


ソヨゴを伐採して枝切りをして運び出します。



よく見て頂くと判りますが、ネットを張る位置に白のビニールテープを張りましたが、裂けて直ぐにダメになりますので、黄色の道糸を張り直しました。伐採した後の状況ですが未だ後始末が必要です。また周りに風倒木や枝折れの木が有ります。


大阪湾を越して淡路島まで見えます。

ふれあい広場の上にある北斗星入り口駅が竹田城跡のように浮かび上がっています。







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